前提条件
- Apache Tomcat 8 以上がインストールされ起動している。
- CTP のコア機能は Virtualize/SOAtest 9.8.3 以降と後方互換性がありますが、一部のツールや機能を利用するには、最新バージョンの Virtualize/SOAtest が必要です。
インストール
- ダウンロードした CTP をまだ展開していない場合、展開します。
unzip em_<version>.zip
-
em.war
を<tomcat installation>/webapps
フォルダーにコピーします。
しばらくすると、 <tomcat installation>/webapps
フォルダーの下に em
フォルダーが現れます。これが Tomcat によって自動的にデプロイされた CTP です。
個別にインストールした MySQL または Oracle データベースを使用している場合
個別にインストールした MySQL または Oracle データベースを使用している場合は (組み込み HyperSQL データベースではなく)、続行する前にデータベースを設定する必要があります。 詳細については「データベースの設定 (MySQL または Oracle) 」を参照してください。
ライセンスおよびデータベースの設定
1.Web ブラウザーを開き、
http://<hostname>:8080/em
を開きます。<hostname>
には Tomcat/CTP がインストールされているマシン名か IP アドレスをあてはめます。次のようなライセンス画面が表示されます。
後でこのページを表示する必要がある場合は、[管理] > [ライセンス構成] をクリックします。Parasoft License Server に適切なライセンスがない場合、License Server に追加するライセンス キーまたはマシン固定のローカル ライセンスを入手するには、マシン ID を記入して Parasoft 総販売代理店へメールにてお問い合わせください。
利用可能なライセンス機能について
ライセンスは、以下のうち 1 つまたはそれ以上の機能を有効にします。
API Testing: API Testing モジュールを有効にし、Environment Manager モジュール内でテスト シナリオを使用できるようにします。
Environment Management: Environment Manager モジュールを有効にします。
Service Virtualization: Service Virtualization モジュールを有効にし、Environment Manager モジュール内で仮想アセット、プロキシ、セットアップアクションを使用できるようにします。
Data Management: Test Data Assistant モジュールを有効にし、CTP 全体でリポジトリを利用できるようにします。
Data Model: テスト データ仮想化、複雑なテスト データの生成、機密情報のテスト データ マスキングなどの Test Data Model 機能を有効にします。
License Server に新しいライセンスをインストールする
新しいライセンス キーを追加する必要があり、License Server が CTP と同じホストにある場合、CTP から直接ライセンス キーを追加できます。ページ右上にある [管理] メニューの[ライセンス構成] をクリックし、[新規ライセンスの追加] エリアにライセンス キーをコピーして [追加 ] ボタンをクリックします。キーが処理されると、[インストール済みのライセンス] エリアのリストにライセンスが追加されます。
[新規ライセンスの追加] エリアが表示されていない場合、ネットワーク ライセンスの [ホスト名] フィールドに localhost が設定されているかどうかを確認してください。
- 次のいずれかの方法でライセンスを構成したら、[保存] をクリックします。
- ネットワーク ライセンスの場合、[ネットワーク] をオンにして License Server の名前とポートを指定します。有効にするライセンス機能を選択します。
ローカル (マシンロック) ライセンスの場合、[ローカル] をオンにし、[パスワード] フィールドにライセンス キーを貼り付けます。
次のようにデータベース構成を検証します。
- [管理] > [データベース設定] をクリックします。
- デフォルトの設定項目を確認します。CTP と同じマシン上に MySQL をインストールしている場合は、デフォルト設定はすでに正しく設定されています。
- 必要に応じて、これらの設定を変更します。その後、 [テスト接続] をクリックして設定が正しいか確認します。下記にある HyperSQL と JDBC ドライバーの設定に関するメモを参照してください。
- [管理] > [データベース設定] をクリックします。
(任意) 「ユーザーおよびパーミッションの定義」の説明に従ってユーザー設定を構成します。セキュリティおよびユーザーが構成されていない場合、ユーザーはログインを要求されません。
これでシステム、コンポーネント、インスタンスを作成したり、Virtualize Server を CTP に接続できるようになりました。
HyperSQL に関するメモ
個別にインストールされた MySQL や Oracle データベースではなく、組み込み HyperSQL データベースを使用している場合:
- [タイプ] を [HyperSQL] に設定します。
- Apache Tomcat が稼働するホスト上でデータベース ファイルを保存するパスを入力します。 ファイル システムで絶対パスを指定するには、 '/' を先頭に追加します。
- データベース ファイルがまだ存在しない場合は、HyperSQL データベースを作成するために [データベースの作成] ボタンをクリックします。
JDBC Driver に関するメモ
CTP には、 MySQL または Oracle 用の JDBC ドライバーのライブラリが含まれていません。 データベース設定のページには、 JDBC コネクターの Jar ファイルを アプリケーション サーバーの WEB-INF/lib/
フォルダーにコピーする方法についての説明があります。
MySQL の場合は、 mysql-connector-java-<version>.jar
を http://dev.mysql.com/downloads/connector/j/ からダウンロードし、 C:\Program Files\Apache\Tomcat\<version>\webapps\em\WEB-INF\lib
フォルダーにコピーします。
Oracle データベースの場合は、http://www.oracle.com/technetwork/database/features/jdbc/index-091264.html した ojdbc の jar を同じく WEB-INF/lib/ folder
フォルダーにコピーします。