このセクションでは、既存のソース管理システムを使ってプロジェクトおよび関連するテスト資産を共有する方法について説明します。
このセクションの内容:
ソース管理システムによるプロジェクトと資産の共有
主要なプロジェクト成果物は ASCII 形式です。そのため、ソース管理によってプロジェクト成果物を管理したり、並行開発環境で複数のチーム メンバーが変更をマージしたりするのが容易になります。
ソース管理システムを使ってプロジェクトおよびテスト資産を共有するには、次の操作を行います。
- テスト資産 (テスト ケースやユーザー定義スタブなど) がプロジェクト中に格納されていることを確認します。
- ソース管理システムにプロジェクトを追加します。
他のチーム メンバーは、ソース管理システムからチェックアウトすることでプロジェクト ファイルにアクセスできます。
チーム プロジェクト セット ファイル (.psf) の使用によるチーム内でのプロジェクト共有
プロジェクトを作成したら、チーム プロジェクト セット ファイル (.psf) を作成して他のチーム メンバーと共有することができます。 このファイルを共有することで、チーム メンバー全員が同じ方法で Eclipse プロジェクトを作成することができます。 これは、夜間の自動テスト プロセスからタスクをインポートするうえで必要なステップです。
チーム プロジェクト セット ファイルをエクスポートするには、次の操作を行います。
- [ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックします。[エクスポート] ウィザードが表示されます。
- [エクスポート] ウィザードで [チーム] > [チーム・プロジェクト・セット] を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- チーム プロジェクト セット ファイルに含めるプロジェクトのチェックボックスをオンにします。
- チーム プロジェクト セット ファイルの保存先を指定して [終了] ボタンをクリックします。
インポートしたチーム プロジェクト セット ファイルからプロジェクトを作成するには、次の操作を行います。
- [ファイル] メニューの [インポート] をクリックします。[インポート] ウィザードが表示されます。
- [インポート] ウィザードで [チーム] > [チーム・プロジェクト・セット] を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- [参照] ボタンをクリックして チーム プロジェクト セット ファイルを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。選択したテストがテスト ケース エクスプローラーに表示されます。