このセクションでは、SOAtest に附属のビルトイン テスト コンフィギュレーションについて説明します。このセクションの内容:

変更影響度分析

名前説明
Perform Change Impact Analysis

変更影響度分析を実行すると、関連する定義ファイル (WSDL、スキーマ、WADL、 OpenAPI/Swagger、RAML など) の変更による影響をアセットのメッセージがどのように受けたかを変更アドバイザーがレポートします。 

Functional Testing カテゴリ

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Run Automated Server Tests機能テストを実行します。API カバレッジの計測は行いません。すべてのテストのトラフィックをレポートします (したがって、レポートには "Test Traffic [All Tests]" セクションが含まれます。各テスト実行のトラフィックと、テスト実行が成功だったかどうかがレポートされます)。このテスト コンフィギュレーションは、自動化されたサーバー ベースのテスト実行用に設計されたものです (たとえば API あるいは Parasoft CTP を介したテスト)。
Run Web Functional Tests in All  Browsersそれぞれの Web シナリオを Firefox 、Chrome、Internet Explorer (利用可能な場合) で実行します。
Run Web Functional Tests in  Browser Specified by Testsテスト シナリオの [ブラウザー再生オプション] タブで構成されたブラウザー再生設定を使用し、それぞれの Web シナリオを実行します。ブラウザー再生設定がそれぞれ異なる複数のテスト シナリオがある場合は、すべてのテスト シナリオを指定のブラウザーで実行します。
Run Web Functional Tests in Edgeそれぞれの Web シナリオを Edge で実行します。Web シナリオが他のブラウザーだけで実行するように構成されている場合、何も実行されません。
Run Web Functional Tests in Chromeそれぞれの Web シナリオを Chrome で実行します。Web シナリオが他のブラウザーだけで実行するように構成されている場合、何も実行されません。
Run Web Functional Tests in Firefox各 Web シナリオを Firefox で実行します。 Web シナリオが他のブラウザーだけで実行するように構成されている場合、何も実行されません。
Run Web Functional Tests in Internet Explorer各 Web シナリオを Internet Explorer で実行します。Web シナリオが他のブラウザーだけで実行するように構成されている場合、何も実行されません。

Load Testing カテゴリ

名前説明
Configure for Load Testブラウザーレス負荷テスト環境で実行するためのブラウザーベース Web シナリオを構成します。詳細については、「テストの構成」を参照してください。
Validate for Load Test負荷テスト モードでテストを実行します。 HTTP リクエストの構成不備など、負荷テストに影響をあたえる可能性のある未解決の問題が発覚した際に警告します。詳細については、「テストの検証」を参照してください。

Security カテゴリ

名前説明
Run Penetration Tests for Web ApplicationsWeb アプリケーション用に設計した攻撃を使用した侵入テストを実行します。詳細については、「侵入テスト」 を参照してください。
Run Penetration Tests for Web ServicesWeb サービス用に設計した攻撃を使用した侵入テストを実行します。詳細については、「侵入テスト」 を参照してください。

Static Analysis カテゴリ

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Check HTML Well-Formedness

終了タグの不足を報告します。

属性にデフォルト値を追加する必要がある場合に報告します。 (例: デフォルト値が "true" であるなど) 。

引用符で囲まれていない属性値を報告します。

数値を割り当てる必要のある属性に数値以外の値が割り当てられている場合に報告します。孤立した終了タグを報告します。

必須タグの不足を報告します。

ドキュメント は次の要素を必要とします: <HTML> <HEAD> <TITLE> </TITLE> </HEAD> <BODY> </BODY> </HTML>

フレームセットは次の要素を必要とします: <HTML> <HEAD> <TITLE> </TITLE> </HEAD> <FRAMESET> </FRAMESET> </HTML>

Check Linksリンク切れ、プログラムの不具合、その他重大なサイトの問題を検出します。
Check SpellingHTML や XML ファイル内のスペルミスをチェックします。
Check Web Standardsコードが HTML、JavaScript、CSS 、および ASP/VBScript のコーディング規約に準拠しているかを検証します。
Check XML Well-formednessXML ファイルが整形式であるかどうかチェックします。また、オプションで XML ファイルの検証をします。
Schema Best Practicesスキーマの相互運用性、 保守性、 および安全性を確保するためのベスト プラクティスに準拠しているかチェックします。
WSDL Best PracticesWSDL の相互運用性、保守性、および安全性を確保するためのベスト プラクティスに準拠しているかチェックします。

Accessibility サブカテゴリ

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Recommended Section 508セクション 508 アクセシビリティ ガイドラインの重要項目と推奨項目に準拠しているかモニターします。
Recommended WCAG 2.0WCAG 2.0 アクセシビリティ ガイドラインの推奨項目に準拠しているかモニターします。
Section 508セクション 508 アクセシビリティ ガイドラインの最重要項目に準拠しているかモニターします。
WCAG 1.0 - Level 1

WCGA 1.0 アクセシビリティ ガイドラインのレベル 1 に準拠しているかモニターします。

レベル 1 成功条件:

  1. マークアップ、スクリプト、またはユーザー エージェントと相互に作用したり、ユーザー エージェントを介してアクセスが可能になるその他のテクノロジー (支援技術を含む) を通じて、最低限のアクセシビリティを達成する。
  2. すべての Web リソースに合理的に適用することができる。
WCAG 1.0 - Level 1 and 2

WCGA 1.0 アクセシビリティ ガイドラインのレベル 1 およびレベル 2 に準拠しているかモニターします。

レベル 2 成功条件:

  1. 次のいずれか、または両方を通してアクセシビリティの強化されたレベルを達成する:
    1. マークアップ、スクリプト、またはユーザー エージェントとの相互作用やユーザー エージェントを介したアクセスを可能とする技術 (支援技術を含む) 。
    2. コンテンツとプレゼンテーションのデザイン。
  2. すべての Web リソースに合理的に適用することができる。
WCAG 1.0 - Level 1, 2, and 3

WCAG 1.0 アクセシビリティ ガイドラインのレベル 1 、レベル 2 、およびレベル 3 に準拠しているかモニターします。

レベル 3 成功条件:

  1. 障害を持つ人々のために追加のアクセシビリティ拡張機能を実現する。
  2. すべての Web リソースには適用されない。
WCAG 2.0 - Level AWCAG 2.0 アクセシビリティ ガイドラインのレベル A に準拠しているかモニターします。
WCAG 2.0 - Level A and AAWCAG 2.0 アクセシビリティ ガイドラインのレベル A 、および AA に準拠しているかモニターします。
WCAG2.0 - Level A, AA, and AAAWCAG 2.0 アクセシビリティ ガイドラインのレベル A 、AA 、および AAA に準拠しているかモニターします。

プロジェクトやチームの優先順位に合わせてユーザー定義のテスト コンフィギュレーションを作成する方法については、「テスト コンフィギュレーションとルールの設定」を参照してください。

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