DB Tool は、 SQL 文を検証するためにデータベースにクエリーを送信します。このツールは、デスクトップ版の製品でも利用できます。「DB」を参照してください。このセクションの内容:
ツールの接続
- テストまたはシナリオをクリックし、アクション ドロップダウン メニューから [DB Tool の追加] を選択します。
- [接続] フィールドに、必要なデータベース ドライバーのクラス名、URLおよび接続の認証情報 (認証が必要な場合) を入力します。
ツールの実行後にデータベースの接続を閉じる場合は、[接続を閉じる] オプションをオンにします。DB Tool を 1 度しか使わない場合は、このオプションをオンにすることを推奨します。数の DB Tool が同じ DB へ接続する場合は、このオプションをオンにすることを推奨しません。このオプションをオンにすると、すべての DB Tool で 1 つの接続を共有し、リソースを節約することができます。
データベース クエリーの設定
- クエリー フィールドにクエリー文を指定します。
- 区切り文字ドロップダウン メニューからセミコロンまたはマジック トークン (通常、ストアド プロシージャの場合に使用) を選択します。
セミコロン オプションが選択された場合、SQL クエリー エディターの内容はセミコロンで分割されます。マジック トークン オプションが選択された場合、マジック トークン フィールドがアクティブになるので、フィールドに SQL クエリー エディターの内容を分割するための文字列を指定します。マジック トークンは、行の先頭から開始する文字列であり、マジック トークンだけ (オプションとしてトークンの後の空白も) を含みます。 - OUT パラメーターを指定して、OUT パラメーターまたは戻り値を受け取るストアド プロシージャまたは関数を呼び出すことができます。通常の SQL クエリーや OUT パラメーターを持たないストアド プロシージャを実行する場合は、このフィールドを空のままにします。各 DB Tool では、すべての呼び出し可能なステートメントに対して同じ JDBC OUT パラメーターが送信されます。異なる OUT パラメーターを使用する場合は、別の DB Tool を作成します。
実行時設定
- [SQL 例外時に失敗] オプションを有効にすると、SQL 例外が発生した場合にツールは失敗します。DB Tool の出力として検証ツールが連結されている場合、検証ツールの結果によって DB Tool の成功または失敗が決定され、このオプションの設定は適用されません。
- ドロップダウン メニューからクエリー後オプションを選択します。
- 自動コミット: 自動コミット モードを使用するかどうかを指定します。自動コミット モードが選択された場合 (デフォルト)、SQL クエリーは自動的に変更をデータベースにコミットします。他のオプションが選択された場合、変更は接続が持続している間だけ有効です。
- ロールバック: このオプションが有効な場合、変更はただちにリバートされます。
- アクションなし: 何もアクションを行いません。
XML 出力の設定
以下の XML レスポンス出力オプションがあります。
- XML 文字のエンコード: ツールの結果に含まれる XML 文字をエンコードするかどうかを指定します。ツールの XML 出力が整形式であり、値が XML を破壊しないよう保証するには、このオプションを有効化します。
- 列名と値を分離: 列名と値を分離するかどうかを指定します。
- 結果が 1 つしかない場合、単一結果フォーマットを使用: このオプションが有効な場合、可能であれば、結果は
<results>
要素にネストされません。複数の結果がある場合、このオプションが有効に設定されていても、複数出力フォーマットが使用されます。