サポートの概要
サポート対象コンパイラ
サポートされる IAR EWRL78 (Embedded Workbench for RL78) コンパイラ/環境バージョンについては「コンパイラ」を参照してください。
プロジェクトのインポート
cpptesttrace
を使用してプロジェクトをインポートできます。詳細は「プロジェクトのインポート」を参照してください。
コンポーネントのサポート
IAR Embedded Workbench プロジェクトのテストを容易にするために、以下のコンポーネントが提供されます。
- サポートされている RL78 用 IAR コンパイラ (上記のリストを参照) の各バージョンに対応するコンパイラ構成。
既知の制限事項
- C/C++test は、このコンパイラでは C++ をサポートしません。この制限事項は、C/C++test が処理できない未サポートの IAR メモリ キーワードによるものです。
- 単体テストおよびアプリケーション検証は、far hep および huge heap をサポートする RL78 コアでだけ可能です。スタック サイズも増やす必要があります。
- 最小の far heap サイズは 8192 バイトです。
- 最小の huge heap サイズは 10000 バイトです。
- 256 バイトの near heap サイズが適切であることが分かっています。
- アプリケーション検証と単体テストを行うには、スタックは最低でも 2048 バイトが必要です。
- 多くの場合、単体テスト スイートが正しく動作するには、最低でも 8192 バイトのスタック領域が必要であることが分かっています。
- ヒープ サイズを適切なサイズに設定していないと、リンク エラーが発生します。
- スタック サイズを適切なサイズに設定していないと、スタックが他のメモリ部分を上書きすることにより、(シミュレーターで) 実行時エラーが発生する場合があります。最終的に、シミュレーターでプログラム カウンター エラーが発生する場合があります。