CTP から直接 Assertor ツールを作成し、SOAP Client および REST Client ツールにすばやく検証を追加できます。SOAP Client には XML Assertor ツールを使用できます。REST Client には XML または JSON Assertor ツールを使用できます。CTP で追加した Assertor ツールは、選択されたテストのレスポンスに連結されます。

デスクトップ版の検証ツール

 Assertor および他の検証ツールは、デスクトップ版で使用できます。以下を参照してください:


さらに、デスクトップ製品を使用すると、レスポンス トラフィックに追加された Assertor ツールを編集することもできます。SOAtest デスクトップを使用してリクエスト トラフィックに追加された Assertor ツールは、CTP には表示されません。

Diff ツールと Assertor ツール

メッセージの全体または大部分が回帰コントロールと一致しているかをチェックするには、Diff ツールを使用します。メッセージの特定の要素をチェックする場合―および/または一致以外の検証を行う場合は―Assertor を使用します。

Assertor ツールの追加

新規 Assertor ツールを追加するには、次の操作を行います。

  1. 関連する REST Client または SOAP Client ツールをまだ実行していない場合は、実行します (該当する .tst ツリー ノードを選択するか、[実行] をクリック)。Assertor を追加するには、ツールの Traffic Viewer にトラフィックが含まれていなければなりません。
  2. 左側のペインで、結果を検証する REST Client または SOAP Client を選択します。
  3. ページ レベルのアクション メニューから [JSON Assertor の追加] または [XML Assertor の追加] をクリックします。JSON Assertor は、SOAP Client ではなく REST Client に使用します。 


  4. (任意) 新しく作成されるツールの名前を変更します。
  5. 下の説明に従ってツールを構成します。
  6. 新しいツール構成を保存します。

選択されたクライアント ツールのレスポンス トラフィックの出力として、新しいツールが「連結」されます。 

Assertor ツールの構成

Assertor ツールを構成するには、次の操作を行います。

  1. Assertor ツールが配置されたテスト スイートに複数のデータ ソースがある場合、Assertor のパラメータライズに使用するデータ ソースを参照して変更できます。詳細については「データ ソースおよびデータ バンクの値を使用したパラメータライズ」を参照してください。
  2. [アサーションの追加] をクリックし、追加するアサーションの種類を指定します。利用可能なアサーションの種類は「アサーションの種類」で説明されています。
     
  3. 選択されたアサーションに合わせてツールの詳細を適切に設定します。 

    [要素] フィールドをクリックすると、XPath ビルダーが開きます。XPath ビルダーについては、「XPath の指定」で説明されています。[要素] フィールドやその他の該当フィールド ([期待値]、[期待される型] など) に値を設定するには、XPah ビルダーで要素を選択します。

    [コンテンツのトリム] オプションをオンにすると、抽出された文字列の前後の空白を取り除いてから、期待されるテキストとの比較が行われます。たとえば、" bar " という文字列が抽出された場合 (例の引用符 " は、空白がわかりやすいように付加したものなので無視してください)、[コンテンツのトリム] オプションがオンのとき、"bar" に変換されます。これは "bar" に一致します (そして " bar " には一致しません)。

    [期待値の保存] オプションをオンにすると、関連付けられたクライアントが受信したメッセージが保存されます。XPath ビルダーは、このメッセージを使用します。

  4. 上記の手順を繰り返して、目的のアサーションをすべて追加します。1 つの Assertor で複数のアサーションをチェックできます。

アサーションの種類

Assertor には以下のアサーションを追加できます。

値アサーション

タイプ説明
値アサーション要素が特定の値であるかを検証します。
値オカレンス アサーション特定の値を持つ要素が、指定された数だけ含まれているかを検証します (ドキュメントに XPath セレクターと指定された値文字列の両方に一致する要素が n 個存在するかなど)。
数値アサーション 要素の数値を検証します。
文字列比較アサーション特定の要素のテキスト コンテンツの値を検証します。
正規表現アサーション要素が正規表現に一致するかを検証します。


構造アサーション

タイプ説明
オカレンス アサーション 要素の繰り返しの数を検証します。
Has Content アサーション 要素にテキスト コンテンツがあるか (つまりテキストの長さが > 0 であるか) を検証します。
Type アサーション

 要素のタイプを検証します。

このアサーションは JSON Assertor でだけ使用できます。


範囲アサーション

タイプ説明
数値範囲アサーション要素の数値が特定の数値範囲内 (両端の値を含む) にあるかを検証します。
日付範囲アサーション特定の要素が指定された日付範囲内にあるかを検証します。
日時範囲アサーション特定の要素が指定された日時の範囲内にあるかを検証します。



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