dotTEST はローカルまたはネットワーク ライセンスで実行できます。ライセンスのタイプは INSTALL_DIR
(またはその他の場所。詳細については「設定の概要」を参照してください) にある .properties
設定ファイルで設定できます。
ネットワーク ライセンス
通常、ネットワーク ライセンスは開発テスト ワークフローで設定したのと同じ DTP サーバーに保存されます (「DTP への接続」を参照)。ネットワーク ライセンスには以下の 2 種類があります。
dtp
: このライセンスは DTP に直接保存されます。解析できるファイル数の上限は、ライセンス契約で指定されたファイル数です。ls
: このライセンスは DTP にデプロイされた License Server に保存されます。ローティングまたはマシン ロック ライセンスです。指定されたマシン数の上限まで利用できます。license.use_network
にtrue
が設定されている場合、このタイプがデフォルトです。
また、ネットワーク ライセンスには以下の 3 つのエディションがあり、利用できる機能が異なります。
desktop_edition
: デスクトップでの使用に最適な機能が利用できます。desktop_compliance_edition
:server_edition
: サーバーのコマンド ライン モードでのパフォーマンスの高い使用に適した機能が利用できます。server_compliance_edition
: サーバーのコマンド ライン モードでのパフォーマンスの高い使用に適した機能が利用できます。コーディング標準とのコンプライアンスをサポートしています。custom_edition
: 利用可能な機能をカスタマイズできます。
ネットワーク ライセンスを設定するには、.properties
ファイルで以下を設定します。
- DTP への接続が設定されていることを確認します。「Connecting to DTP」を参照してください。
副次的な DTP またはスタンドアロンの License Server からのライセンスの取得
別の DTP インスタンスまたはスタンドアロンの License Server からライセンスを取得するよう dotTEST を設定できます。
以下を設定して接続を有効にします。
-
dottest.license.network.type=ls
-dottest.license.use_network=true
以下を設定してスタンドアロンの License Server または別の DTP からライセンスを取得します。
DTP
-license.network.use.specified.server=true
-license.network.auth.enabled=true
-license.network.host=<hostname where DTP is deployed>
-license.network.port=<port number for your DTP server>
通常は 443 または 8443 などの HTTPS ポート。
-license.network.user=<username for DTP authentication>
-license.network.password=<password for DTP authentication>
License Server:
-license.network.use.specified.server
=true
-license.network.host=<hostname where License Server is deployed>
-license.network.port=<port number for your License Server>
– 通常は 8080 などの Tomcat の HTTP ポート。
サーバーが HTTPS プロトコルを使用している場合、ホスト名の前にhttps://
を付けます。
ローカル ライセンス
ローカル ライセンスを設定するには、.properties
ファイルで以下を設定します。
マシン ID の取得
ローカル ライセンスを使用する場合、ライセンスを請求するためにマシン ID が必要です。マシン ID を取得するには、コマンド ライン ウィンドウで次のコマンドを実行します。
dottestcli -machineID
クラウド環境でのマシン ID
Azure または AWS サービスを使用する場合、.properties
設定ファイルで cloudvm
オプションを指定する必要があります。このオプションには、以下のいずれかの値を指定できます。
azure
- Azure との統合を有効にしますaws
- AWS との統合を有効にしますtrue
- 自動検出されたクラウド コンピューティング プラットフォームとの統合を有効にしますfalse
- 統合を無効にします (デフォルト値)
値として false
を指定するか、オプションが指定されていない場合、Azure または ASW との統合は無効です。