このリリースに関する情報:
リリース日: 2022年5月12日
バージョン 5.4.1 以前からの直接のアップグレードはサポートされていません。ご使用のバージョンに応じたアップグレード パスについては、「以前のバージョンからの DTP のアップグレード」を参照してください。
アップグレードのための新しいライセンス要件
DTP や License Server をアップグレードする場合、新しいライセンスの取得が必要になる場合があります。
- バージョン 2022.1 にアップグレードする DTP ユーザーは、DTP の新しいライセンスを取得する必要があり、マシン ID が変更された場合は、既存ツールの新しいネットワーク ライセンスを取得する必要があります。
- バージョン 2022.1 にアップグレードする License Server ユーザーは、マシン ID が変更された場合、既存ツールの新しいネットワーク ライセンスを取得する必要があります。
PostgreSQL のサポート
PostgreSQL データベースのサポートが追加されました。
Modified Coverage ウィジェット
Process Intelligence Pack に含まれていた Modified Coverage ウィジェットは、DTP の一部として自動的にインストールされるようになりました。以前のバージョンの DTP で Process Intelligence Pack の一部として Modified Coverage ウィジェットをインストールしたユーザーは、古いウィジェットを手動で削除する必要があります。それには、次のファイルを削除します: <DTP_DATA_DIR>/grs/plugins/widgets/coverage.modifiedCodeCoverage.def.json.
API セキュリティ ウィジェットとレポート
新しい API セキュリティ ウィジェットとレポートが DTP に追加され、SOAtest の ZAP 侵入テストで発見されたセキュリティ問題を監視し、OWASP Top 10 または Common Weakness Enumeration(CWE™)ディクショナリでグループ化できるようになりました。
codeBeamer との連携強化 - Automotive SPICE 向けトレーサビリティ レポート
codeBeamer ALM との DTP の統合は、以下のように改善されました:
- 複数のテスト トラッカーを使用できるようになりました。
- プロジェクトごとにテスト トラッカーを定義できるようになりました。
- テスト トラッカーからテスト実行トラッカーへのマッピングがサポートされました。
License Usage Pack
License Usage Pack が利用できるようになりました。License Usage Pack の DTP ウィジェットとレポートは、License Server にライセンスがデプロイされている Parasoft ツールのライセンス使用状況に関する情報を表示します。これにより、組織で使用している Parasoft ツールの数、使用者、ライセンス不足の有無、ライセンス要求がトークン制限に近いかどうかをモニタリングできます。
その他の更新点
- OWASP Top 10 2021 のサポートが追加されました。
- CWE 4.6 のサポートが追加されました。
- JWT Access Token for OAuth 2.0 を用いた認証のサポートが追加されました (特に PIV/CAC カードとの連携)。
- テスト エクスプローラーで、テストごとに複数のトラフィックを確認できる機能が追加されました。
- IPv6 のサポートが追加されました。
- Windows ユーザーは、インストール時に提供される
installLSService
スクリプトを使用して、License Server 用の Windows サービスをインストールできるようになりました。 - Linux ユーザーは、DTP を起動および停止するためにカスタム systemd サービスを設定できるようになりました。
- /v1/dynamicAnalysisTestCases/trend エンドポイントが削除されました。
- ユーザー管理の UI が更新され、改善されました。
- データベース設定の UI が更新され、改善されました。
- Amazon RDS 上の Oracle データベースのサポートが追加されました。
- ビルド管理でビルドに説明タグを追加する機能が追加されました。
- ダッシュボードの [ビルド] ドロップダウンが最適化されました。
- Docker と Kubernetes のユーザーは、新しいライセンスを必要とせずに新しいコンテナを開始できるようになりました。
- DTP バージョン 2022.1 から、Tomcat コネクタの
maxHttpHeaderSize
属性が 16384 (16 KB) に設定されました。 - Linux インストール時の crontab 構成は非推奨となり、デフォルトでインストール時にスキップされるようになりました。必要であれば、インストール中に有効にすることができます。
- Oracle 11g のサポートは終了しました。
- Internet Explorer 11 のサポートは終了しました。
- MySQL 5.6 のサポートは非推奨であり、将来の DTP のリリースで削除される予定です。
- Team Server は非推奨になっており、将来の DTP のリリースで削除される予定です。
- Team Server での XML および HTML レポートのアップロード、ダウンロード、および表示はサポートされなくなりました。
- ライセンス契約で指定されたファイル数に解析を制限する DTP ライセンス機能は非推奨となりました。
- ログイン画面からのパスワードの復元は削除されました。
FR と PR
本リリースでは以下の FR と PR に対応しました。
ID | 説明 |
---|---|
DEP-3418 | 再起動後に Extension Designer を起動する |
DTP-12326 | ユーザー管理で管理者以外のユーザーがパスワードを変更できるようにする |
DTP-16181 | DTP ユーザーのパスワード フィールドの長さは 16 文字に制限される |
DTP-18040 | UI の一部の文字列がローカライズされていない |
DTP-18330 | DTP カスタムルールが C/C++test のカスタム ドキュメントを表示しない |
DTP-18359 | LDAP の祖先グループのネストされたメンバーが認証に失敗する |
DTP-19083 | カスタム ルール マップが利用可能なルールを削除する |
DTP-20235 | ビルド監査レポートから HTML/PDF レポートをダウンロードできない |
LS-643 | LSS の Windows サービスを自動的に開始する必要がある |
LS-1470 | ポート 2002 を開放する必要がある理由について説明する |
LS-1494 | LSS アップグレード中にバックアップ ディレクトリを作成する変数が誤って解決される |
LS-1496 | LSS アップグレード時に Tomcat の設定を保持するように改善する |
日本語版での制限事項
日本語版では組込みデータベースはサポートされていません。