リバース プロキシまたは Tomcat サーバーを構成することで、リバース プロキシ環境で DTP を実行できます。以下の両方ではなく、いずれかを使用しているものと推定します。
リバース プロキシの構成
以下の 2 つの HTTP ヘッダーを DTP サーバーに送信するよう、リバース プロキシを構成します。
- X-Forwarded-Host
- X-Forwarded-Proto
Tomcat Server の構成
INSTALL_ROOT/tomcat/conf/server.xml ファイルに新たな
Connector
要素を追加します。この要素は、server.xml ファイルの最後の Connector 要素でなければなりません。
<Connector URIEncoding="UTF-8" acceptCount="10" compressableMimeType="text/ html,text/xml,text/plain" compression="on" compressionMinSize="128" connectionTimeout="60000" debug="99" disableUploadTimeout="true" enableLookups="true" maxSpareThreads="75" maxThreads="150" minSpareThreads="25" port="8888" proxyName="proxy.parasoft.com" proxyPort="8443" scheme="https" secure="true"/>
- 以下の属性を変更します。
- port: プロキシ サーバーがリクエストを送信する DTP サーバーのポートです。
- proxyName: プロキシ サーバーのホスト名です。
- proxyPort: プロキシ サーバーのポートです。
- scheme: プロキシ サーバーのプロトコルです (https またはhttp)
- secure: プロトコルがhttps の場合は true を設定し、http の場合は false を設定します。
ステップ 1 の Connector 要素の例では、DTP は https://proxy.parasoft.com:8443 のプロキシ サーバーからポート 8888 で HTTP リクエストを受信します。
既知の問題と制約
- UI が正常に動作するためには、リバース プロキシのパス マッピングが正確に一致していなければなりません。 例: プロキシ アドレス https://proxy.parasoft.com/grs は、DTP サーバーのアドレス https://server.parasoft.com/grs と関連付けられていなければなりません。https://proxy.parasoft.com/proxy/grs から https://server.parasoft.com/grs へのマッピングは失敗します。
- プロキシ サーバー経由で /v1/dtpServices を呼び出す場合、Data Collector の URL は、プロキシサーバー上ではデフォルトのポート 8082 になりますが、このポートが開かれていない可能性があります。Data Collector にアクセスする Parasoft 静的解析/テスト ツールは、プロキシ サーバー経由ではなく、直接的に Data Collector の URL にアクセスすることを前提とします。
- プロキシ サーバーのポートは JMS ポートではないため、プロキシ サーバーを経由して JMS イベント ブローカー URL にアクセスすることはできません。
- ログインのリダイレクトは、プロキシ サーバーではなく、実際の DTP サーバーに基づきます。たとえば、プロキシ サーバーが HTTPS 経由で受信し、HTTP 経由でフォワードする場合、ブラウザーは HTTPS ではなく HTTP 経由でリダイレクトされます。