このリリースでは、新機能の追加のほか、既存の機能の拡張が行われました。

このリリースでのアップデート:

単体テスト アシスタントの拡張

このリリースでは、単体テスト アシスタントの新機能追加および拡張が行われました。

  • Spring 単体テストの作成をサポート UTA は、HTTP エンドポイントを提供する Spring WebMVC コントローラーに対する JUnit テストの作成を大幅に簡略化します。UTA は Spring JUnit テストの実行をモニターし、テスト対象コードの振る舞いに関する重要な洞察を提供します。
  • パラメータライズされたテストの作成のサポートを拡張 JUnitParams のサポートが拡張され、パラメータライズの設定をカスタマイズしたり、生成されたテスト ケースをテスト コードまたは外部の CSV ファイルに保存できるようになりました。さらに、1 つのテスト ケースに対して作成されるパラメーターのバリエーションの最大数を指定できるようになりました。
  • [テスト ケースの追加] オプションの拡張  [テスト ケースの追加] オプションが拡張され、Eclipse のコンテキスト メニューに追加されました。これにより、複数のファイルやパッケージを選択して多数のテスト ケースを作成できるようになりました。

詳細については「単体テスト アシスタントの使用」を参照してください。

デスクトップでローカルに指摘事項を抑制

IDE で指摘事項を抑制する場合、抑制情報をデスクトップに保存できます。そうすると、DTP やソース管理システムを通じてチームで共有される抑制には影響を与えません。ローカルで抑制された指摘事項は、IDE 内で参照したり抑制を解除できます。詳細については「違反の抑制」を参照してください。

 ルール マップを使用した静的解析のカスタマイズ

 拡張されたルール マッピング機能を使用すると、組織の開発ポリシーをすばやく簡単に実装することができます。ルール マップを作成し、ルールの重要度やカテゴリなど、Jtest が実行する静的解析ルールのプロパティを変更したり、Development Testing Platform に保存されたテスト コンフィギュレーションにルールを 関連付けたりできます。

その他の更新および拡張

  • ライセンス: ライセンス マシン ID の計算方法が更新され、AWS およびAzure クラウド環境へのデプロイメントをサポートするようになりました。
  • Javadoc コメントに基づく作成者を決定する機能が追加されました
  • フロー解析での autoboxing および unboxing のサポートが改善されました
  • Ant プラグインの excludes パラメーターが修正されました
  • すべてのタイプのレポートでリソース パスが更新されました

コンフィギュレーションのアップデート

以下のコンフィギュレーションが更新され、新しいルールが追加されたり、静的解析およびフロー解析によってレポートされる結果の正確性が向上しました。

  • Recommended Rules
  • Flow Analysis Fast
  • Flow Analysis Standard
  • Flow Analysis Aggressive
  • CERT for Java
  • Critical Rules
  • CWE-SANS Top 25 2009
  • DISA-STIG for Java
  • Find Memory Problems

新規コード解析ルール

ルール ID説明
BD.PB.REVOBJメソッドが失敗したときに元のオブジェクトの状態を復元する
BD.SECURITY.SIGCLASSURLClassLoader および java.util.jar が提供するデフォルトの自動シグニチャ検証に依存しない

解決済み FR および PR

FR/PR ID説明
JT-47889テスト フォルダーが含まれている場合、IDE から実行されたグローバル解析結果が異なる
JT-48248バージョン 9.6 でレポートされたカスタム ルールの違反が  DTP Engine for Java ではレポートされない
JT-48585switch 文のカバレッジが誤っている
JT-49540org.apache.maven.repository.DelegatingLocalArtifactRepository をサポートしていない
JT-49898カバレッジおよび Gradle に関するマニュアルの記述が誤っている
JT-68360GLOBAL.ACDdoesnotdetectviolation.
JT-22028ANT を実行すると、最後にリスンされたビルドだけが実行される
JT-63495機能追加リクエスト scope.author の設定
JT-68547Findbugs との統合を最新の状態に保つようリクエスト

 

 

 

 

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