このセクションでは、ツールの出力を保存する Write File ツールを構成および適用する方法について説明します。
このセクションの内容:
Write File ツールとは
Write File ツールは出力データをファイルに変換します。このツールと合わせて Edit ツールがよく使用されます。Edit ツールを使用すると、Write File ツールが作成するファイルを表示して確認できるからです。このツールは、主に変換 (XSLT、etc.) によって生成されるファイルを保存するために使用されます。
Write File ツールのカスタマイズ
Write File ツールの以下のオプションをカスタマイズできます。
- ターゲット名: このツールが作成するファイルの名前を指定します。具体的なファイル名を入力するか、必要に応じてワイルドカードを使用します。以下のワイルドカードを利用できます。
- %b: 元のファイルのベース名 (拡張子を含まない)
- %f: 元のファイル名 (拡張子付き)
- %e: 元のファイル名の拡張子
- %u: 時刻に基づく一意の ID
- %d: 現在日付
- %t: 現在時刻
- %n: ツール名
- %i: 行インデックス
- ターゲット ディレクトリ: このツールが作成するファイルの保存先を指定します。ファイル システム または ワークスペース にファイルを保存できます。
- ディレクトリの作成: ディレクトリを作成するかどうかを指定します。
- ディレクトリを入力からオーバーライドする: [ターゲット ディレクトリ] フィールドで指定した場所に常にファイルを保存するかどうかを指定します。このオプションを有効にすると、[ターゲット ディレクトリ] フィールドで指定した場所に常にファイルが保存されます。このオプションを無効にすると、ツールはソース ファイルのディレクトリにファイルを保存しようと試みます。ソース ファイルのディレクトリに保存できなかった場合は、[ターゲット ディレクトリ] フィールドで指定した場所にファイルが保存されます。
- 上書き前にファイルをバックアップ: 変更されたファイルを変更前のファイルに上書きする前に、バックアップ ファイルを作成するかどうかを指定します。
- UTF-8 エンコーディングを使用: ファイルの書き込みに UTF-8 エンコーディングを使用するかどうかを指定します。
- 追加: 上書きするのではなく、既存のファイルに新しいコンテンツを追加するかどうかを指定します。