このリリースに関する情報:

リリース日: 2023年11月08日

拡張

プロジェクトの自動作成

存在しないプロジェクトのデータをユーザーが DTP に送信した場合、そのユーザーがプロジェクトを作成する権限を持っていれば、DTP は自動的にプロジェクトを作成します。

Docker および Kubernetes 環境のサポート

Docker および Kubernetes での DTP の実行をサポートするために、以下のようないくつかの機能強化が行われました。

  • JDBC ドライバーのインストールと DB スキーマの作成を自動化する環境変数のサポート
  • DTP 用の Helm チャート (Docker Hub で入手可能)
  • DTP を StatefulSet オブジェクトとしてデプロイするためのサポート

高度なカバレッジ ウィジェットとレポート

高度なカバレッジ ウィジェット用の新しいウィジェット カテゴリが追加され、ウィジェットとドリルダウン レポートでカバレッジの抑制を表示したり、ドリルダウン レポート用に共有可能な URL を生成したりする機能が追加されました。

違反エクスプローラー

違反データを CSV ファイルにエクスポートできるようになりました。

その他の更新点

  • ダッシュボードのドロップダウン ボックス (フィルター、期間、ベースライン ビルド、ターゲット ビルド) の使いやすさが向上しました。
  • Parasoft DTP と Codebeamer 22 の統合がサポートされました。
  • Azure DevOps の syncTestCases 機能にさまざまな機能強化が加えられました。
  • Verification Evidence レポートに違反の名前と数を設定する機能が追加されました。
  • DTP アクティブ ユーザーのリストと数のパブリック API が追加されました。
  • License Server 上のアクティブなライセンスのサマリー用パブリック API が追加されました。

非推奨またはサポート終了

  • Oracle 12c のサポートは非推奨となり、将来のバージョンでは削除される予定です。
  • カスタム プロセッサを作成するための Java API は非推奨となり、将来のバージョンでは削除される予定です。
  • VersionOne との統合は非推奨となり、将来のバージョンでは削除される予定です。

DTP に同梱のソフトウェア

DTP 2023.2 には以下のソフトウェアが同梱されています。

  • Java 11.66.19-ca
  • Tomcat 9.0.82

FR と PR

本リリースでは以下の FR と PR に対応しました。

ID説明
DTP-23701ドキュメントに記載されていないユーザー名の文字制限がある
DTP-24273フィルター名を変更すると、新しいデータの自動関連付けが「なし」に設定される
DTP-23700Docker 環境で、生成された静的解析レポートに結果グラフが表示されない
DTP-23838

ネストされたグループ自己参照で LDAP 同期を停止してはいけない

2023.2.2 での更新点

  • MISRA C++:2023 ルール 21.2.2 の識別子が修正されました。以前は 18.2.2 (MISRACPP2023-18_2_2-a) というラベルが付いていましたが、現在は 21.2.2 (MISRACPP2023-21_2_2-a) というラベルが付けられています。
  • MISRA C++:2023 コンプライアンス レポートの場合は、C/C++test 2023.2.1、DTP 2023.2.2、および Automotive Compliance Pack 2023.2.2 の更新バージョンを使用することを推奨します。
  • DTP 2023.2.2 には Tomcat 9.0.86 が同梱されています。

日本語版での制限事項

日本語版では組込みデータベースはサポートされていません。

  • No labels