通常の操作中、DTP は <DTP_DATA_DIR>/logs ディレクトリに格納されるログ ファイルにアクティビティ メッセージを書き込みます。ログの情報を参照することで、DTP が正しく動作しているかを検証したり、問題の可能性についての詳細なメッセージを確認したりすることができます。 

以下が各機能の主なログ ファイルです。

  • Report Center: rs.log
  • Data Collector: dc_dtp.log
  • License Server: ls.log
  • User Administration: pstsec.log

ログ内容
api-access.logDTP への REST API リクエストに関連するすべてのログ情報を格納。
app_info.logバージョンとビルド番号を格納 ([About] メニューからも参照できます)。
axis.logDTP への SOAP API リクエストに関連するログ情報を格納。
conf_update.log古いバージョンから新しいバージョンへの更新における、/config/*.xml 構造の更新情報についての内部ログ。
dashboard.log内部ログ。Report Center ダッシュボード テンプレートの作成に関連する診断イベントについての情報を格納。
dataCollector-service.logDTP への Data Collector REST API 呼び出しに関連する情報を格納。
db_update.log古いバージョン から新しいバージョンへの更新における、Report Center データベース スキーマの更新情報についての内部ログ。
dc_dtp.logParasoft ツールから DTP に送られたレポートの処理に関連する、Data Collector からのログ情報。具体的には、タイムスタンプ、Data Collector がレポートを受け取った IP 番号、レポートがデータベースに格納された開始時刻と終了時刻。
dc.stderr(Data Collector の stderr) Data Collector のキャッチされなかったエラーを格納します。このログは空のはずです。
dc.stdout

(Data Collector の stdout) 通常は空です。Data Collector の実行からの情報はすべて dc.log に格納されます。

dtpconsole-db.logデータベース作成プロセスについての DTP コンソールからの情報を格納します。
jms.logJMS イベント ブローカーにパブリッシュされたすべてのイベントを格納します。詳細については「DTP イベントのサブスクリプション」を参照してください。
ls.logLicense Server のログ ファイル。
ls_access.log

License Server に Parasoft ツールが送るライセンス要求のリスト。このログからの情報は毎晩 Data Collector に送られます。このデータは Report Center の [ツールの使用] レポートに表示されます。

mailing.logDTP からの送信メールに関連する診断イベントを格納。
pst.logDTP からの全般的なログ。
pstsec.logUser Administration モジュールからのログ。
rs.logサーバーからのメイン ログ情報。
rs.log.NN(N は 1 から 10 までの数字) rs.log のアーカイブ版。
widget.log内部ログ。Report Center ダッシュボード ウィジェットの作成に関連する診断イベントについての情報を格納。
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