SOAtest のコマンドライン オプションを指定するには、二重引用符を使用します。単一引用符はサポートされていません。
正:
-config "team://Our Configuration"
誤:
-config 'team://Our Configuration'
以下のオプションがあります。
-appconsole stdout | stdout に verbose 出力を出力します。 GUI からの実行でコンソールに出力される場合と同じ種類の出力を出力します。 |
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| 使用する Eclipse ワークスペースの場所を指定します。 デフォルト値は、現在のユーザーに依存するディレクトリです。 -data オプションを使用しない場合は、 次のデフォルト ワークスペースが使用されます。 <SOATEST_WORKSPACE>\parasoft\workspace (<SOATEST_WORKSPACE> には C:\Users\<USER> などが入ります) |
-import %ECLIPSE PROJECT% | 指定の Eclipse プロジェクトを Eclipse ワークスペースへインポートします。 %ECLIPSE_PROJECT% が .project ファイルの場合、選択したプロジェクトがインポートされます。 例: 必要に応じて、-import オプションを使って soatestcli を複数回実行します。つまり、プロジェクトごとに一度、またはインポートしたいプロジェクト セットごとに一度 soatestcli を実行します。必要なプロジェクトをすべてインポートしたら、-import を付けずに soatestcli を実行します。たとえば、-config や他の必要な引数を使ってテストを実行します。 |
| 実行するテスト スイートのパスを指定します。 1 つのテスト スイートを実行するには、 ワークスペースから <テスト スイート名.tst> への相対パスを指定します。 ディレクトリ内のすべてのテスト スイートを実行するには、 ワークスペースからそのディレクトリへの相対パスを指定します。 複数のリソースを指定するには、複数回使用してください。リソースのパスにスペースや、英数字以外の文字を含むときは、引用符を使用してください。 %RESOURCE% が .properties ファイルの場合、 com.parasoft.xtest.checkers.resources に一致する値はカラム区切り (:) のリソース リストとして解釈されます。1 個のプロパティ ファイルだけをこの方法で指定できます。%RESOURCE% が .lst ファイルの場合、各行はリソースとして扱われます。コマンドラインでリソースを指定しない場合、すべてのワークスペースがテストされます。 Team Project Set File (PSF) は、 CVS、 SVN、 Star Team、およびその他のソース管理システムに対応しています (Eclipse プラグイン機能がインストールされているかどうかに依存します)。 パス (絶対パスを含む) は、 -data パラメーターで指定したワークスペースに関連します。 プロジェクトの異なる複数のテストを指定した場合、テストは複数の -resources パラメーターまたは .lst ファイルで指定された順序で、プロジェクト単位でグループ化されます。1 番目のリソースとして指定されたプロジェクトにあるすべてのテストは、他のプロジェクトのテストよりも先に実行されます (たとえば、/ProjectA/A.tst, /ProjectB/B.tst, /ProjectA/C.tst という順序でリソースを指定した場合、/ProjectA/A.tst, /ProjectA/C.tst, /ProjectB/B.tst という順序で実行されます)。 例: |
-config %CONFIG_URL% | %CONFIG_URL% に、実行するテスト コンフィギュレーションを指定します。 このパラメーターは必須です。 %CONFIG_URL% は URL、テスト コンフィギュレーション名、またはローカル ファイルへのパスとして解釈されます。 例:
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-localsettings %LOCALSETTINGS_FILE% | %LOCALSETTINGS_FILE% に指定したローカル設定ファイルからグローバル設定を読み込みます。Report Center、E-mail、Team Server などの詳細設定が指定されています。 ローカル設定ファイルはプロパティ ファイルです。レポート設定 (レポートの送信先、レポートのラベル付け、使用するメール サーバーやドメインなど) や、Team Server、Report Center、E-mail、ライセンスなどの詳細設定をコントロールします。 ローカル設定ファイルの作成についての詳細は、「ローカル設定ファイル (オプション)」を参照してください。 |
-publish | Team Server へレポートをパブリッシュします。 SOAtest バージョン 9.10.2 以降の場合、このオプションはレポート データを DTP に送ります (DTP 5.3.x 以降が必要です)。それよりも前のバージョンの場合は Team Server にレポート データを送ります。 |
-publishteamserver | Team Server へレポートをパブリッシュします。 Team Server の場所は、 GUI またはローカル設定ファイル (-localsettings %LOCALSETTINGS_FILE% の項目を参照) で指定できます。 |
-report %REPORT_FILE% | %REPORT_FILE% で指定したファイルに XML レポートを生成し、HTML レポートを同じディレクトリに異なる拡張子の同じ名前で追加する (report.format オプションを使用して指定した場合は、PDF やカスタム フォーマットで追加する)。 次のすべてのコマンドは、HTML レポート filename.html と XML レポート filename.xml を生成します。
指定したパスが ".html"/".htm"/".xml" の拡張子で終わる場合、生成するレポートファイルのパスとして処理されます。そうでない場合は、レポートが生成されるディレクトリのパスとして処理されます。 コマンド内でファイル名を明確に指定し、指定したロケーションにすでにこの名前のファイルが存在する場合、前回のレポートが上書きされます。コマンド内でファイル名を明確に指定しない場合、既存のレポート ファイルは上書きされません。新しいファイルが repXXXX.html という名前で作成されます。XXXX にはランダムな数字が入ります。 -report オプションを指定しない場合、レポートはデフォルト名の "report.xml/html" で現在のディレクトリに作成されます。 |
-ignoreMissingResources | 欠落しているリソースを無視し、実行時に存在するリソースでテスト実行を続行できます。 このオプションを使用しない場合は、 |
-router matchWhole <searchURI:URI> <repla-ceURI:URI> | 検索と置換の引数を指定します。 例: このオプションは SOAP クライアントにだけ適用されます。 この機能は非推奨となりました。代わりに Environment を使用してください。 |
-testName [match:]<test name> | テスト名のパターンを指定します。テスト スイート名は有効です。 実行するテスト スイート中のテストの名前を指定できます。たとえば、WSDL Tests という名前のテスト スイートを実行したい場合、次のコマンドを使用できます。 たとえば、 -testName match: something は、 something という単語を含むテストをすべて実行します。 複数のテストを実行するには、 -testName name1 -testName name2 というように使用します。 name1 と name2 は、実行するテストの名前に対応します。 名前にスペースを含めるには、値を引用符で囲みます。たとえば、 -testName match: 指定した名前に一致するテストで特定のデータ ソース行だけを使用するには、
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-dataSourceRow <row> -dataSource-Name <name> | 指定のデータ ソースの行を使用してすべてのテストを実行します。 -dataSourceName <name> 引数はオプションです。使用する場合は、 -dataSourceRow <row> の後に指定する必要があります。
例:
データ ソースが特定の行だけを使用するよう制限されている場合でも、強制的にすべての行を使用するには、-dataSourceRow all を使用します。 |
-dataGroupConfig | データ グループ内のアクティブなデータ ソースを指定します。 この引数の後には、テスト実行に含まれる .tstファイル内の各データ グループのアクティブなデータ ソースを指定する XML ファイルの場所を指定する必要があります。ファイルのフォーマットについては 「datagroupConfig XML ファイルのフォーマット」を参照してください。 |
-environment <environment_name> | 環境オプションを指定します。 コマンドラインから機能テストを実行するとき、プロジェクトに指定されたアクティブな環境をコマンドラインで指定したもので上書きできます。指定した環境がプロジェクト中にない場合は、代わりにデフォルトのアクティブな環境が使用されます。 |
-environmentConfig | アクティブな環境変数を指定します。 この引数の後ろには、テスト実行に含まれる .tstファイルで使用する環境変数の値を指定する XML ファイルの場所を指定する必要があります。ファイルのフォーマットについては 「environmentConfig XML ファイルのフォーマット」を参照してください。 |
-fail | 違反がレポートされた場合に、ゼロ以外の終了コードを返してビルドを失敗させます。 静的解析の違反は 2、機能テストの違反は 4、その他の問題は 1 を終了コードとして返します。 「CLI 終了コード」も参照してください。 |
-qualityCenter -qualityCenterReportAllTraffic | HP Quality Center にテスト結果をレポートします。 HP Quality Center にテスト結果を送信できます。詳細については「HP ALM および HP Quality Center と SOAtest の使用」を参照してください。 |
-visualStudio | Microsoft Visual Studio Team System に結果をレポートします。 Microsoft Visual Studio Team System に結果を送信できます。詳細については「Microsoft と SOAtest の使用」を参照してください。 |
-include %PATTERN% -exclude %PATTERN% | テストに含める/除外する ファイルを指定します。 このオプションの後にファイル名またはパスを指定する必要があります。 パターンは、ワイルド カード「*」や「?」を使用してファイル名を指定できます。特別なワイルド カード「**」は、1 つ以上のパス名のセグメントを指定するために使用されます。パターンのシンタックスは、Ant fileset のそれに似ています。 例: さらに、パターンに .lst 拡張子のファイルを指定すると、パターンをリストしたファイルとして処理されます。 たとえば、-include c:/include.lst と指定して、さらに include.lst には次の行が含まれているとします (各行は 1 つのパターンとして処理されます)。 これは次のように記述した場合と同じ結果になります。 |
-browserTestsVisible | ブラウザー テストで、ブラウザー GUI を開いてテストを再生します。 各テスト ステップの後で現れるブラウザーのコンテンツを参照したりキャプチャしたりすることが可能になります (たとえば、コンプライアンスの目的など)。 |
-encodepass <plain password> | 指定したパスワードを暗号化します。 'Encrypted password: <encpass>' というメッセージが表示され、CLI アプリケーションが終了します。 -config <url> と一緒に使用する必要があります。 |
-showdetails | 詳細なテストの進捗情報を表示します。 |
-J | 追加の JVM オプションを指定します。指定したオプションは、 -vmargs オプションを介して、順次 Eclipse の実行ファイルに渡されます。 Eclipse の -vmargs 引数は、Eclipse の実行に使用する Java VM の操作をカスタマイズするために使用されます。このオプションは、コマンドラインの最後に指定する必要があります。実行可能なコマンドラインで指定されていない場合でも、実行ファイルは -vmargs 引数を使用して、適切な引数 (起動されたクラスを含む) を Java へ渡されたコマンドラインに自動的に追加します。そして、Java Main はこの値を eclipse.vmargs に格納します。 次のように使用します。 |
-prefs %PREFS_URL% | Eclipse のワークスペース設定をインポートするために、 %PREFS_URL% で指定した設定 URL を読み込みます。 %PREFS_URL% は、ローカルの Eclipse ワークスペースにある設定ファイルへの URL またはパスとして解釈されます。[エクスポート] ウィザードを使用することが、ワークスペース設定ファイルを作成する最善の方法です。[エクスポート] ウィザードを使用するには、次の操作を行います。
適切でないプロパティは削除し、classpath プロパティのような重要なプロパティだけを保持することを推奨します。また、$(VAR) 表記を使用することで、マシン/ユーザー固有の場所を変数で置き換えることを推奨します。これらの変数は、 相当する Java プロパティで置き換えられます。soatestcli を -J-D オプションで実行することによって、実行時に設定できます (例: soatestcli -J-DHOME=/home/user)。 例: |
-help | ヘルプ情報を表示します。テストは実行しません。 |
-version | バージョン番号を表示します。テストは実行しません。 |
-initjython, -installcertifi-cate, -unin-stallcertificate | インストーラー オプション |
-machineid | マシン ID を出力します。マシン ID はライセンスの目的で使用されます。 |
注意
- 有効なコマンドライン オプションのリストを参照するには、 soatestcli -help と入力してください。
- soatestcli は指定されたグループのマネージャーとアーキテクトに、すべての チーム/プロジェクト のタスクの一覧と、どのチーム メンバーが各タスクを担当しているかを通知するレポートを自動的にメールします。タスクが報告されない場合、ローカル設定ファイルが report.mail.on.error.only=true オプションを含まない限り、レポートは送信されます。
- 適切な必要条件が揃った場合、 soatestcli は各チーム メンバーに、そのメンバーに割り当てられたタスクだけを含むレポートを自動的にメールします。特定のチーム メンバーにタスクが割り当てられていない場合、そのメンバーにレポートは送信されません。
- Eclipse から継承されたオプションについての詳細は、 Eclipse documentation を参照してください。
datagroupConfig および environmentConfig オプション用の XML ファイル
datagroupConfig XML ファイルのフォーマット
<tests> <test> <!--1 or more--> <workspacePath></workspacePath> <dataGroups> <dataGroup> <!--1 or more--> <dataGroupName></dataGroupName> <activeDataSourceName></activeDataSourceName> </dataGroup> </dataGroups> </test> </tests>
environmentConfig XML ファイルのフォーマット
<tests> <test> <!--1 or more--> <workspacePath></workspacePath> <Environment> <Variable> <!--1 or more--> <Name></Name> <Value></Value> </Variable> </Environment> </test> </tests>
<workspacePath> 要素にはリソース (たとえば .tst) へのファイルパス上でのパスではなく、ワークスペースでのパスが含まれていなければなりません。ワークスペースでのパスは、Eclipse/SOAtest で .tst ファイルを右クリックして [プロパティ] をクリックしたときに [パス] として表示される値です。 たとえば、次のサンプルのパスは /SOAtest Tutorial/Calculator.tst です。