このセクションの内容:
システム要件とサポート
プロセッサ | 最小 2 コアの 64-bit (x86_64) プロセッサ。 4コアを推奨。 |
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メモリ | 最小 4 GB RAM。8 GB を推奨。 Load Test は高負荷によりさらにメモリを必要とする可能性があります。 |
OS | 以下のバージョンがサポートされています。
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Java | Java 11 (アプリケーションに同梱) 以降。Oracle と OpenJDK がサポートされています。別のバージョンでアプリケーションを実行する方法の詳細については、「Java ランタイムの設定」を参照してください。 |
IP アドレスの形式 | IPv4 および IPv6 アドレスがサポートされています。 |
SOAtest と Virtualize の共存
Parasoft SOAtest と Parasoft Virtualize を同一マシンにインストールする場合、SOAtest とVirtualize のバージョンは同じである必要があります。これは、両方の製品間の互換性を保証するためです。
既存のインストールをアップデートする場合 (サービスパックからのアップデートも含む) 、両方のプロダクトを同じタイミングでアップデートしてください。
インストール手順
SOAtest および Virtualize は、スタンドアロンの Eclipse ベース アプリケーションとして、または Eclipse p2 Update としてインストールできます。 このトピックでは、スタンドアロンのインストールについて説明します。ご自身の Eclipse IDE にインストールする手順については 「Eclipse p2 更新サイトからのインストール」を参照してください。
- Parasoft Web サイトからダウンロードした setup 実行ファイルを実行します。
インストール プログラムの画面上の指示に従って、アプリケーションを希望のディレクトリにインストールします。デフォルトのインストール先は
C:\Program Files\Parasoft
です。 インストーラーの実行時に表示されるプロンプトの詳細については「Installation Options」を参照してください。
デフォルトのワークスペースが追加され、<USER_HOME_DIR>/parasoft/workspace
ディレクトリに設定されます (たとえば C:\Users\username\parasoft\soavirt_workspace
)。 アプリケーションを初めて起動するとき、[ワークスペースの選択] ダイアログでこのデフォルト ワークスペースがあらかじめ選択されています。異なるワークスペースを選択すると、次回以降はそのワークスペースがあらかじめ選択されるようになります。
コマンドラインインターフェイスでは、ユーザーがコマンドラインからワークスペースを指定 ( -data
引数を用いて指定) しない限り、前回使用したワークスペースに関係なくデフォルトワークスペースが使用されます。
Windows SmartScreen フィルター
Windows 8.x 以降には、SmartScreen と呼ばれるセキュリティ機能が搭載されており、これはインストールの完了を妨げる可能性があります。
[詳細] リンクをクリックし、プロンプトが表示されたら [実行] をクリックして Windows がインストールを完了するのを許可します。
Parasoft ソフトウェアはデジタル署名され、システムを損ねることはありません。
インストールオプション
SOAtest には、以下のインストール オプションがあります。
ルート認証局
ルート認証局をインストールすると、SOAtest が記録中や再生中に確立する SSL 接続を、ブラウザーが自動的に信頼するようになります。ルート認証局をインストールしない場合、HTTPS エンドポイントに対する記録中や再生中に SOAtest が SSL 接続を確立しようとするたびに、ブラウザーはエラーまたは警告をレポートします。これらの [信頼できる証明書] ダイアログは通常、実際のページがロードされるのをブロックし、SOAtest がブラウザーでのアクションを自動化するのを防ぎます。
記録中や再生中に、 SOAtest はブラウザーとサーバー間のすべての接続を独自のプロキシをとおして相互接続します。プロキシはブラウザーとサーバー間で送信されるトラフィックを解釈する必要があります。プロキシをとおして送信される SSL トラフィックを解釈するために、 SOAtest は仲介者となり、サーバーからであるかのようにブラウザーへ SSL 証明書を提供し、ブラウザーからであるかのようにサーバーへ SSL 証明書を提供します。証明書はエンドポイントのエンティティの ID を認証するのに使用します。このインストール オプションを有効にすると、SOAtest は SOAtest Web Root Certificate Authority 証明書を使用して、ブラウザとプロキシ間の SSL 接続を確立するときに SOAtest プロキシが作成するすべての証明書に署名します。
起動
SOAtest & Virtualize デスクトップアイコンをダブルクリックするか、[スタート] ボタンをクリックし、 [プログラム] > [Parasoft] > [SOAtest & Virtualize <VERSION>] をクリックします。
SOAtest、Virtualize、または Load Test の使用を開始するには、有効なライセンスが必要です。
詳細については「ライセンス」を参照してください。SOAVirt Server の Windows サービスのインストール
SOAVirt Server の Windows Service をインストールすることができます次の操作を行います。
<SOAVIRT_INSTALL_DIR>\service
ディレクトリに移動し、startVirtualizeServer.bat を更新して、目的のワークスペース ディレクトリと設定ファイル (存在する場合) を指定します。設定ファイルの構成の詳細については、「設定の構成」を参照してください。- 管理者として Windows コマンド プロンプトを実行し、ディレクトリを
<SOAVIRT_INSTALL_DIR>\service
に変更します。 - installVirtualizeService.bat スクリプトを実行します。.
スクリプトを実行すると、Windows サービス マネージャーが使用する実行可能ファイル (ParasoftVirtualizeServer.exe) が SOAVIRT インストール ディレクトリに作成され、サービスの表示名を "Parasoft Virtualize Server"、スタートアップの種類を "自動" として新しい Windows サービス "ParasoftVirtualizeServer" が構成され、サービスが開始します。サービスの開始後、数分で SOAVirt サーバーが自動的に開始します。
ParasoftVirtualizeServer のログは、<SOAVIRT_INSTALL_DIR>/service/logs
フォルダーに保存されます。
サーバーに渡されるデフォルトの引数 (HTTP サーバー ポートなど) を変更したい場合は、startVirtualizeServer.bat スクリプトを変更します。
サービスを削除するには、管理者として <SOAVIRT_INSTALL_DIR>/service
ディレクトリ内の uninstallVirtualizeServer.bat スクリプトを実行します。
アップグレードとアップデート
詳細については次を参照してください: アップグレードとアップデート