概要

dotTEST はローカルまたはネットワーク ライセンスで実行できます。ライセンスのタイプは INSTALL_DIR (またはその他の場所。詳細については「設定の概要」を参照してください) にある .properties 設定ファイルで設定できます。

Parasoft エンド ユーザーライセンス契約書の条件

dotTEST を利用するには、Parasoft エンド ユーザーライセンス契約書 (EULA) への同意が必要です。dotTEST ウィザードによるインストール時に EULA に同意した場合、dottestcli.properties 設定ファイルで自動的に EULA 同意設定が有効になります。その他の場合、dotTEST インストール ディレクトリまたは https://www.techmatrix.co.jp/quality/support/parasoft/license/ にある EULA を読み、手動で次のエントリを追加する必要があります。

parasoft.eula.accepted=true

ネットワーク ライセンス

通常、ネットワーク ライセンスは開発テスト ワークフローで設定したのと同じ DTP サーバーにデプロイされた License Server に保存されます (「DTP への接続」を参照)。フローティングまたはマシン ロック ライセンスです。指定されたマシン数の上限まで利用できます。 

また、ネットワーク ライセンスには以下の 3 つのエディションがあり、利用できる機能が異なります。

  • desktop_edition: デスクトップでの使用に最適な機能が利用できます。
  • desktop_compliance_edition: デスクトップでの使用に最適なライセンスです。コーディング標準とのコンプライアンスをサポートするよう設定されています。
  • server_edition: サーバーのコマンド ライン モードでのパフォーマンスの高い使用に適した機能が利用できます。
  • server_compliance_edition: サーバーのコマンド ライン モードでのパフォーマンスの高い使用に適した機能が利用できます。コーディング標準とのコンプライアンスをサポートしています。
  • custom_edition: 利用可能な機能をカスタマイズできます。次を参照してください。 dottest.license.custom_edition_features 


ネットワーク ライセンスを設定するには、.properties ファイルで以下を設定します。

  1. DTP への接続が設定されていることを確認します。「Connecting to DTP」を参照してください。

副次的な DTP またはスタンドアロンの License Server からのライセンスの取得

別の DTP インスタンスまたはスタンドアロンの License Server からライセンスを取得するよう dotTEST を設定できます。

  1. 以下を設定して接続を有効にします。

    - dottest.license.use_network=true


  2. 以下を設定してスタンドアロンの License Server または別の DTP からライセンスを取得します。

DTP
- license.network.use.specified.server=true
license.network.auth.enabled=true
license.network.url=<URL to a DTP server>
- license.network.user=<username for DTP authentication>
- license.network.password=<password for DTP authentication>

License Server:
- license.network.use.specified.server=true

license.network.url=<URL to a standalone License Server>

OpenID Connect を介した接続

副次的な DTP サーバーまたはスタンドアロンの License Server で OpenID Connect が有効になっている場合、OpenID Connect サーバーへの接続を設定します。 「OpenID Connect の設定」を参照してください。

ローカル ライセンス

ローカル ライセンスを設定するには、.properties ファイルで以下を設定します。

マシン ID の取得

ローカル ライセンスを使用する場合、ライセンスを請求するためにマシン ID が必要です。マシン ID を取得するには、コマンド ライン ウィンドウで次のコマンドを実行します。 

dottestcli -machineID

クラウド環境でのマシン ID

Azure または AWS サービスを使用する場合、.properties 設定ファイルで cloudvm オプションを指定する必要があります。このオプションには、以下のいずれかの値を指定できます。

  • azure - Azure との統合を有効にします
  • aws - AWS との統合を有効にします
  • true - 自動検出されたクラウド コンピューティング プラットフォームとの統合を有効にします
  • false - 統合を無効にします (デフォルト値)

値として false を指定するか、オプションが指定されていない場合、Azure または ASW との統合は無効です。

  • No labels