DTP データベース内のほとんどのデータは、意図的に削除しない限り、永久に保持されます。データには、DTP によって自動的に削除されるものと、手動で削除できるものがあります。
このセクションの内容:
自動での削除と保持
テスト、カバレッジ、メトリクス ビルドの詳細
デフォルトでは、DTP データベースは 10 ビルド分のメトリクスデータと、2 ビルド分のテスト結果およびテストカバレッジ データを保持します。これらのプラクティスに関連するデータは「ビルド詳細」と呼ばれ、それぞれエクスプローラー ビューに表示するために使用されます。新しいレポートが DTP に送信された際にビルド詳細の上限を超えている場合、最も古い関連ビルドの詳細が削除されます。ただし、各ビルド詳細タイプは個別に保存されるため、あるビルド詳細タイプの制限を超えても、同じビルドの他のビルド詳細には影響しません。
デフォルト設定を変更する方法については、「Data Collector の設定」を参照してください。
手動での削除と保持
ビルドのアーカイブ
ビルドをアーカイブして、ビルド ID に関連付けられた XML レポート ファイル (テスト、カバレッジ、メトリクスのビルド詳細を含む) を保存できます。ビルドをアーカイブすると、選択したビルドのビルド詳細が DTP によって自動削除されなくなります。
ビルドをアーカイブする方法の詳細については、「ビルド管理の使用」を参照してください。
ビルドの削除
不要なビルドや古いビルド、およびそれらのビルドに関連するデータの大部分を手動で削除することができます。削除したデータは元に戻せないため、ビルドを削除する前に十分に確認してください。
ビルドを削除する方法の詳細については、「ビルド管理の使用」を参照してください。
プロジェクト データの削除
不要なプロジェクトとそのプロジェクトに関連するすべてのデータを削除することができます。削除したデータは元に戻せないため、プロジェクトを削除する前に十分に確認してください。
プロジェクト データを削除する方法の詳細については、「プロジェクト データの削除」を参照してください。
静的解析データの削除
ビルドを削除した後に、ビルドに関連付けられていない静的解析結果のデータが DTP データベースに残っている場合があります。このデータを削除する場合は、Parasoft Marketplace の DTP Database Pruning CLI を使用します。このツールを実行すると、いくつかのテーブルのデータベース サイズが大幅に減少する可能性があり、DTP 2022.2 のアップデート 284 のようなデータベースの更新に必要な時間が短縮されます。