このセクションでは、Windows 上の Eclipse または Application Developer に C++test プラグ イン版をインストールする方法について説明します。

Wind River ワークベンチに C++test プラグイン版をインストールする方法については、 「Wind River Workbench サポートの概要」を参照してくださ い。

ARM DS-5 に C++test プラグイン版をインストールする方法に ついては、 「ARM DS-5 と C++test との統合」を参照してください。

QNX Momentics に C++test プラグイン版をインストールする方法については、「QNX Momentics プラグイン」を参照してください。


このセクションの内容

前提条件

システム要件

  • 以下のいずれかのプラットフォーム
    1. Windows 7、Windows 8、Windows 10 (x86 互換プロセッサ)
    2. Windows 7 x64、Windows 8 x64、Windows 10 x64、Windows Server 2008 x64 (x86_64 互換プロセッサ)、Windows Server 2012、Windows Server 2016
  • 1.5 GHz 以上のプロセッサ
  • 4 GB RAM (8 GB を推奨)
  • サポートされるコンパイラまたはクロス コンパイラ

Windows および Windows Server についての注意事項

  • インストールおよび初回の実行は、管理者権限を持つユーザーが行わなければなりません。
  • C++test を実行する場合、テスト ワークスペースおよびプロジェクトがあるディレクトリへの書き込み権限が必要です。特に、管理者以外のアカウントを使用している場合、C++test のサンプル プロジェクトを Program Files からユーザー ディレクトリにコピーし、コピーしたプロジェクトに対してテストを実行する必要があります。
  • C++test の CLI 実行ファイル (cpptestcli.exe) は、書き込み権限があるディレクトリから実行するべきです ( なぜなら、作業ディレクトリはテストの後に C++test がレポートを生成するデフォルトの場所だからです)。
  • マシン ID が WIN32-0 の場合、<DRIVE>:\Users\<USER_NAME>\.parasoft\C++test\9.x\license にあるファイルを削除してください。

IDE の要件

  • Eclipse IDE for C/C++ Developers および Eclipse がサポートする Java Runtime Environment (JRE)
  • Wind River Workbench
  • Renesas e2 Studio
  • ARM DS-5
  • Texas Instruments Code Composer Studio

サポート対象バージョンについては「IDE」を参照してください。


適切なプラグイン アーキテクチャの選択

IDE に合わせたプラグインのアーキテクチャをインストールする必要があります。

32-bit の Eclipse には 32-bit の C++test をインストールします。
64-bit のEclipse には 64-bit の C++test をインストールします。


その他の要件

  • 前のバージョンの C++test がインストールされている場合、最新の C++test は新しいディレクトリにインストールする必要があります。
  • C++test プロジェクト データのためのディスク容量
  • 推奨される日本語エンコーディングは Shift_JIS (UNIX では ja_JP.PCK ロケール) です。他のエンコーディングを使用すると、フォントの問題が発生したり C++test でテスト結果の読み込みができなくなる可能性があります。.

別のインストール方法

サイレント インストールの詳細については、「インストール中における C++test の事前設定」を参照してください。

マルチユーザー インストールについて

複数の Eclipse のインスタンスで同時に C/C++test を実行する方法については、「マルチユーザー インストール」を参照してください。

インストール


Windows システムに C++test Eclipse プラグイン版をインストールするには、次の操作を行います。

  1. Windows のエクスプローラーで自己解凍ファイルをダブルクリックします。
  2. セットアップ言語を選択します。
  3. C++test をインストールするかどうかの問い合わせが表示されたら、[はい] をクリックします。
  4. ライセンス情報を読み終えたら [はい] をクリックします。
  5. 適切な Eclipse/CDT ターゲット プラットフォーム タイプを選択して [ 次へ] をクリックします。
  6. Eclipse のインストール ディレクトリを指定して [OK] をクリックします。
    • .eclipseproduct ファイルがあるディレクトリを選択してください。
  7. C++test 拡張ファイルのディレクトリを指定して [ 次へ] をクリックします。
    • Parasoft Test 9.x Extension をまだインストールしていない場合、Parasoft Testのファイルをインストールするディレクトリを選択するよう、インストーラーから問い合わせがあります。
    • Parasoft Test 9.x Extension をすでにインストール済みの場合、そこに C++testがインストールされます。
  8. Eclipse が開いている場合、Eclipse を閉じます。インストールが開始し、必要なファイルがワークベンチにコピーされます。進捗を示すダイアログが表示されます。
  9. インストールの完了のダイアログが表示されたら、[OK] をクリックしてダイアログを閉じます。

C++test の起動

C++test を起動する前に

C++test で正しくコンパイラと makefile 設定を自動検出するには、必要な実行ファイル (コンパイラ、リンカー、makefile など) を PATH 変数に正しく設定する必要があります。「正しく設定」の意味は、コンパイラによって異なりますが、通常は PATH 変数に実行ファイルが含まれることです。

適切なコンパイラ構成が非常に重要

ほとんどの場合、C++test は静的解析および実行時テストのタスクを行うために、コンパイラおよびリンカーを起動する必要があります。静的解析と実行時テストでは通常、コンパイル、プログラムのリンクが実行されます。
C++test のすべての機能を利用するには、C++test を実行するマシンに、完全な開発環境とコンパイラ ツール チェーンを置く必要があります。

C++test プラグインを起動するには、次の操作を行います。

  • 通常と同じように Eclipse を起動します。

Eclipse は自動的に C++test プラグインを検出します。

Eclipse が起動し、Eclipse のメニュー バーに [Parasoft] メニューが表示されます。表示されない場合、[ ウィンドウ] メニューの [ パースペクティブを開く] > の [ その他] をクリックし、[C++test] を選択して [OK] をクリックします。

よくあるインストールの問題については「トラブル シューティングと FAQ」 を参照してください。

ライセンス

ライセンスは、集中ライセンス フレームワーク ([Parasoft] > [ 設定] > [Parasoft] > [ ライセンス]) を介して構成されます。詳細については「ライセンスの設定」を参照してください。


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