はじめに
単体テスト アシスタントは、プロジェクトを自動的に更新して、必要なライブラリがすべて含まれたコンテナーを追加することができます。ライブラリは IDE の Java ビルド パスにだけ追加されます。IDE の外でプロジェクトをビルドする場合は、ライブラリが参照可能になるようビルド システムを設定します。詳細については「必要なライブラリを含めるためのビルド システムの設定」を参照してください。
自動的に追加されるコンテナーには、JUnit 5 のライブラリが含まれます。これは、JUnit 5 をサポートしていない IDE でのテスト実行に影響を与える可能性があります。この機能は、JUnit 5 をサポートする IDE で利用することを推奨します。
必要なライブラリを UI から追加
必要な UTA ライブラリが不足している場合、現在選択されているプロジェクトで最初にテストを作成したとき、UTA は次のメッセージを表示します。
[ライブラリの追加] をクリックすると、IDE で現在選択されているすべてのプロジェクトに必要なすべてのライブラリが追加されます。
UI で自動的に追加されたライブラリは、IDE 内でだけ使用できます。追加されたライブラリが既存のビルド設定と競合しないことを確認してください。
[ライブラリのスキップ] をクリックすると、UTA は必要なライブラリをプロジェクトに追加せずにテストを生成します。
デフォルトでは、UTA はプロジェクトごとに通知を表示します。[このワークスペースの他のプロジェクトに対してはこのメッセージを表示しない] オプションをオンにすると、現在選択されているプロジェクト以外のプロジェクトに対する通知をオフにできます。
または、以下のどちらかの操作を行って、必要なライブラリを含むコンテナーを個々のプロジェクトに追加することもできます。
- プロジェクトを右クリックし、[単体テスト] > [UTA ライブラリの追加] をクリックします。必要なライブラリが現在選択されているプロジェクトに追加されます。
- プロジェクト プロパティを表示し、[Java Build Path] > [Libraries] をクリックします。[Add Library...] をクリックしてリストから [単体テスト アシスタント ライブラリ] を選択します。
[Next] をクリックすると、コンテナーに含まれるライブラリが表示されます。[Finish] をクリックしてライブラリを含むコンテナーをプロジェクトに追加します。
必要なライブラリをプロジェクトから削除する
IDE でプロジェクトからライブラリを削除するには、プロジェクトのプロパティを表示し、[Java Build Path] > [Libraries] をクリックして Unit Test Assistant Library コンテナーを削除します。