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概要
メトリクス エクスプローラーは、DTP が収集したコード メトリクス データを理解するためのインターフェイスです。[メトリクス サマリー] ウィジェットまたは [トップ 10 モジュール - ツリー マップ] ウィジェットをクリックすると、メトリクス エクスプローラーが表示されます (「メトリクス ウィジェット」を参照)。単一メトリクスの概要 レポート レポートのタイルをクリックするか、表の [モジュール] 列の値をクリックしても、メトリクス エクスプローラーを表示できます。メトリクス エクスプローラーには、以下の 4 つのパネルがあります。
- 検索パネル: 検索パネルの使用
- 検索結果パネル: 検索結果の参照
- メトリクス詳細パネル: メトリクスの詳細の表示
- ソース パネル: ソース コードの表示
検索パネルの使用
メトリクス エクスプローラーは、ウィジェットで指定したフィルター、ターゲット ビルド、およびメトリクスに従って、またはメトリクス エクスプローラーを開くときにクリックしたレポートに従って、データを表示します。ユーザーは簡単に検索条件を変更して特定のメトリクス情報を参照できます。
[検索条件] をクリックして検索オプションを表示します。
以下の検索条件を設定できます。
- フィルター: [フィルター] ドロップダウン メニューからフィルターを選択します (詳細については 「フィルターの作成と管理」を参照)。
- ターゲット ビルド: [ターゲット ビルド] ドロップダウン メニューから、メトリクス データを参照したいビルドを選択します。デフォルトでは、メトリクス データは最後の 8 ビルド分だけ保存されます (詳細については「メトリクス データの保存について」を参照)。
- メトリクス レベルの指定: [ファイル]、[型]、または [メソッド] をクリックして、メトリクスを計測するレベルを指定します。メトリクス レベルを変更すると、以前に選択したメトリクスは削除されるため、検索に新しくメトリクスを追加する必要があります。
- メトリクスの選択: メトリクス エクスプローラーには、一度に 3 つまでのメトリクスを表示できます。[選択されたメトリクス] リンクをクリックし、ドロップダウン メニューからメトリクスを選択します。指定したメトリクス レベルによって、ドロップダウン メニューから選択できるメトリクスが異なります。
- メトリクス閾値の変更: メトリクスの上限と下限を設定するには、スライダーの端点をクリックしてドラッグします。境界外のメトリクス値は、検索結果の表から除外されます。
- 特定のファイル パスの検索: [ファイル パス検索] バーに文字列を入力すると、文字列を含むファイル パスが検索されます。
- モジュールでメトリクス検索結果をフィルター: 検索に含めるモジュールを選択します。
- 検索条件を指定したら、[検索] をクリックして検索結果パネルに結果を表示します。
検索結果の参照
検索結果の表には、指定したメトリクスの検索パラメーターに一致する値が表示されます。表の列は、[検索オプション] 画面で選択したメトリクス レベルによって異なります。たとえば、ファイル レベルを選択した場合、選択したメトリクスと [ファイル] 列が表示されます。[名前空間] 列は、どの検索結果でも表示されます。
以下の操作を行うことができます。
- 列のヘッダーをクリックして、昇順または降順に並べ替えます。
- メトリクスの上限および下限を設定するには、スライダーの端点をクリックしてドラッグします。境界外の値も表示され続けますが、境界内の値がハイライトされます。
- 行をクリックして、詳細パネルに詳細な情報を表示します (「メトリクスの詳細の表示」を参照)。ソース パネルにソース コードが表示されます (「ソース コードの表示」を参照)。
メトリクスの詳細の表示
メトリクスの詳細パネルには、[全般] という表があり、検索結果パネルで選択した行に関連するメトリクス データが表示されます。[検索オプション] 画面でファイル レベルまたは型レベルのメトリクスを選択した場合、詳細パネルに [集合] という 2 つ目の表が表示されます。集合テーブルには、選択された行に関連するメトリクス データの集約値 (平均、最小、最大、合計) が表示されます。
表示された表の列ヘッダーをクリックすると、昇順または降順で並べ替えることができます。
ソース コードの表示
検索結果パネルで行をクリックすると、ソース パネルにソース ファイルが表示されます。メソッド レベルが選択されている場合、ソース コード パネルには、メソッドの開始行がある部分が表示されます。なお、Report Center のエクスプローラー ビューでソース コードを参照するための権限が必要です (詳細については 「User Administration の概要」を参照してください)。