このセクションでは、 SOAtestVirtualizeSOAtest と Virtualize を Eclipse p2 更新サイトからインストールする方法について説明します。  

SOAtest と Virtualize の共存

Parasoft SOAtest と Parasoft Virtualize を同一マシンにインストールする場合、SOAtest とVirtualize のバージョンは同じである必要があります。これは、両方の製品間の互換性を保証するためです。 

既存のインストールをアップデートする場合 (サービスパックからのアップデートも含む) 、両方のプロダクトを同じタイミングでアップデートしてください。 

要件とサポート

IDEEclipse 4.8 以降。
Java

Java 11 以降。Oracle と OpenJDK がサポートされています。

IP アドレスの形式IPv4 および IPv6 アドレスがサポートされています。
追加 更新サイトからインストールするには、Eclipse Graphical Editing Framework (GEF) をインストールする必要があります。Eclipse GEF は次の URL からダウンロードしてインストールできます。 http://www.eclipse.org/gef/
推奨

また、Eclipse を起動する際には、Windows では osgi.bundlefile.limit プロパティを 0(無制限)に、Linux や macOS では 300 に設定することを推奨します。例:

eclipse.exe -vmargs -Dosgi.bundlefile.limit=0

osgi.bundlefile.limit プロパティは、Eclipse フレームワークが開いたままにする Jar ファイルの数を制限します。Eclipse 3.5 以降ではこのプロパティのデフォルトは 100 ですが、これは低すぎてパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。プロパティを手動で設定すると、デフォルト設定が上書きされます。プロパティを推奨値に設定した後にクラッシュまたは「開いているファイルが多過ぎる」という例外が発生した場合は、プロパティを下限値に設定してみてください。

インストール手順

  1. Eclipse を起動し、[ヘルプ] > [新規ソフトウェアのインストール] をクリックします。
  2. [追加] ボタンをクリックし、[名前] フィールドに Parasoft と入力します。
  3. [ロケーション] フィールドの右側にある [アーカイブ] ボタンをクリックし、  parasoft_virtualize_<version>_<architecture>_updatesite_p2.zipparasoft_soavirt_<version>_<architecture>_updatesite_p2.zip parasoft_soatest_<version>_<architecture>_updatesite_p2.zip アーカイブを選択します。 

  4. [OK] をクリックし、インストールする機能を選択します。
  5. [次へ] をクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了します。
  6. アプリケーションを再起動します。


Parasoft Root Certificate Authority のインストール

p2 更新サイトから Parasoft SOAtest をインストールする場合、ブラウザーの再生などのコンポーネントで Parasoft 証明書を使用できるようにするために、追加の手順を実行する必要があります。この手順は、OS やブラウザーによって異なります。

Windows

Windows を使用している場合、更新サイトをインストールした Eclipse の eclipse ディレクトリにインストールされた soatest_install.bat を管理者として実行する必要があります。また、通常は Parasoft インストーラーによって実行されている、p2 更新サイトではサポートされていないタスクを実行します。

管理者としてスクリプトを実行すると、ローカル マシンに Parasoft 証明書をインストールできます。このスクリプトを管理者として実行できない場合は、現在のユーザーの証明書を手動でインストールできます。そのためには:

  1. <eclipse_directory>\plugins\com.parasoft.ptest.libs.web_<ver>\root\lib に移動し、parasoft.cer 証明書ファイルをダブルクリックします。
  2. [Install Certificate] をクリックします。証明書のインポート ウィザードが開きます。
  3. [Current User] を選択し、[Next] をクリックします。
  4. Place all certificates in the following store を選択し、[Browse] をクリックして Trusted Root Certification Authorities を選択します。
  5. [次へ] をクリックして設定を確認し、[終了] をクリックします。

証明書が Trusted Root Certification Authorities 証明書ストアに配置されると、ブラウザーの再生と関連コンポーネントがユーザーに対して機能するようになります。必要に応じて、他のユーザーに対してこの手順を繰り返します。

MacOS: Chrome

MacOS を使用していて、ブラウザーとして Chrome を使用している場合は、次の手順を実行します。

  1. Chrome の設定ページを開き (chrome://settings)、[詳細設定] セクションを展開します。
  2. [プライバシーとセキュリティ] セクションの [証明書の管理] をクリックします。Keychain Access アプリケーションが開きます。 
  3. Keychains の下の [login] を選択し、Category の下の [Certificates] を選択します。
  4. [File ] > [Import items] を選択し、Eclipse ディレクトリの parasoft.cer に移動します。
  5. Parasoft Root Certificate Authority が表示されたら右クリックし、[Get Info] を選択します。
  6. [Trust] セクションを展開して [When using this certificate] ドロップダウン メニューから [Always Trust] を選択します。
  7. 設定を保存するよう求められたら、認証情報を入力します。

Linux: Chromium ベースのブラウザー

Linux で Chromium ベースのブラウザーを使用している場合は、次のコマンドを実行します。

certutil -d sql:$HOME/.pki/nssdb -A -t "C,," -n <certificate nickname> \ -i <path to parasoft.cer certificate>

必要に応じて、ディストリビューションに certutil をインストールする方法など、詳細については、Linux 証明書管理に関する Chromium のドキュメントを参照してください。

Firefox

MacOS または Linux で Firefox を使用している場合は、認証局の設定に関する Firefox のドキュメントを参照してください。

Eclipse インストーラーを使用した Mac OS のインストール

Eclipse インストーラーを使用して Mac に Eclipse をインストールした場合は、更新サイトを使用する前に、コマンドラインから Eclipse を起動する必要があります。

 有効なライセンスが必要です。ライセンス設定の詳細については「ライセンス」を参照してください。

Eclipse Oomph インストーラーの潜在的な問題

Oomph インストーラーを使用するバージョンの Eclipse に SOAtestVirtualize SOAtest と Virtualize をインストールした後に問題が発生した場合は、Eclipse を再インストールし、バンドル プールを無効にします。

  • No labels