このリリースでは、次のエリアが重点的に強化されています。
Release date: February 26, 2018
Parasoft エコシステムの拡張
次のアップデートによって、Parasoft ソフトウェア品質ツールの活用の幅が広がりました。
OpenAPI 3.0 (Swagger) のサポート
OpenAPI 仕様の最新バージョンである OpenAPI 3.0 をサポートしました。
分散クラウド モデルでの Load Test のサポート
Parasoft Load Test を AWS から利用できるようになりました。分散クラウド デプロイメントで負荷テストの実行を可能にします。Amazon EC2 の内部でロード ジェネレーターを起動し、Load Test からの制御が可能になりました。地理的に適した場所にロード ジェネレーターを配置することは、SLAを確認する上で重要なことです。負荷テストの作成方法を変更することなく、現実世界のシナリオに近い負荷テストの作成が可能になりました。 詳細については、「Amazon Cloud での負荷テストの実行」 を参照してください。
継続的インテグレーションとデリバリー システム
Parasoft Findings plug-in for Jenkins は、Jenkins のパイプライン ジョブをサポートするように更新されました。詳細については「Parasoft Findings for Jenkins 10.3」を参照してください。
Parasoft SOAtest/Virtualize Server からの テスト実行
Parasoft Virtualize Server は Parasoft SOAtest/Virtualize Server になりました。オンデマンドなテスト環境でオンデマンドなテスト実行を作成する機能が追加されました。新機能はテスト自動化のランタイム コストを削減します。SOAtest は、API カバレッジや品質分析の情報を読みやすい形でレポートするように拡張されました。
詳細については「SOAtest/Virtualize Server WAR ファイルのデプロイ」を参照してください。
マイクロサービス アーキテクチャのテスト
マイクロサービスへの転換は、新しいソフトウェア開発の課題を生み出し、アプリケーションの品質保証に関連する長年の課題を増幅させます。このリリースは、マイクロサービス アーキテクチャの課題を解決するのに役立つ新機能を含みます。
Apache Kafka のサポート
Kafka は、リアルタイムのデータ フィードを処理するためのプロセッシング ソフトウェア プラットフォームです。Parasoft Kafka Extensions は、Kafka 経由で送信されるメッセージの設定、送信、検証に SOAtest のリッチ インターフェイスを活用することを可能にします。
詳細については「Kafka Extensions」を参照してください。
Virtualize メッセージ プロキシのアップデート
Virtualize メッセージ プロキシは、あらゆるポートをリッスンし、エコシステムにおけるすべてのトラフィックをキャッチできるようになりました。これは依存関係の発見とシミュレーションで役立ちます。
REST API のアップデート
SOAtest/Virtualize と継続的テスト ストラテジとの統合を単純化するために、REST API が拡張されました。
- セットアップ権限を持つユーザーは、仮想アセットとメッセージ プロキシの有効化/無効化を行うことが可能になりました。
- セットアップ権限を持つユーザーは、REST API を使って記録の開始/停止を行うことが可能になりました。
- 新しい API: XSD リソース (スキーマ) から SOAtest の TST ファイルを作成できるようになりました。
- 新しい API: SOAtest/Virtualize で使用する Continuous Testing Platform とライセンスをプログラムで設定できるようになりました。
「API の使用」を参照してください。
リアルなテスト データへのアクセスを簡素化
リアルなテスト データとシミュレートしたテスト環境を組み合わせることは、DevOps を推進するための鍵になります。このリリースは、品質面で妥協することなくテストを加速するために Continuous Testing Platform の Test Data Assistant モジュールに新機能を追加しました。
SQL データ セットのサポート
データ モデリング機能は、SQL データの変更、可視化、再編成、生成することが可能になりました (別途ライセンスが必要)。
- SQL データ セットの情報を検索、編集、変更できます。
- データが規則に適合していることを保証するために仮想データベースに制約を定義し、整合性をテストできます。
- データベースのマスク、サブセット、新しいデータの生成が可能です。
- 記録済みのトランザクションをシード データとして使用することや、スクラッチから完全に新規のデータベースを生成することができます。
アップデート
- Microsoft Edge での Web テスト シナリオの再生をサポート。
- 不正な XML 文字だけをエンコーディングするフォーム入力オプションをサポート
- リテラル ビューでXML メッセージのコンパクト化をサポート: パラメータライズ リテラルで1 行形式にコンパクト化し、メッセージを送信します。
- フォーム入力でコンパクト化したメッセージの送信をサポート: フォーム入力で 1 行形式でメッセージを送信できるようになりました。
- Parasoft Marketplace のプラグインにバージョンが表示されるようになり、ユーザー環境に合った正しいコンポーネントのダウンロードが簡単になりました。
イベント モニターのポートを指定するための新しいシステム プロパティが追加されました。
Continuous Testing Platform (CTP) のシステム要件が変更されました。
解決済みの FR/PR
ID | 説明 |
---|---|
LT-1125 | コンポーネントを選択していない場合に空のプロジェクトで QoS をクリックすると、NullPointerException が発生する |
LT-1130 | Loadtest の内部 pinger が開始を遅延させる |
LT-1146 | LTC での日本語文字のサポート |
LT-1177 | LT に表示されるグラフ画像のテキスト エンコーディングを修正 |
SOA-9060 | OpenAPI (Swagger 3.0) をサポート |
SOA-8129 | Edge ブラウザーの再生をサポート |
SOA-7605 | Kafka メッセージのフォーマット/プロトコルをサポート |
SOA-9290 | -dataSourceRow オプションを使用し、かつ [データ ソースの使用] が有効だった場合、Extension Tools をスキップする |
SOA-3742 | フォーム入力が生成する XML から改行と余分な空白を除外するためのオプション (SOAP XML を 1 行にする) |
SOA-9288 | 参照されるテスト スイートで、連結されたツールを開くことができない |
VIRT-2367 | Data Repository ツール - 要素の繰り返しがリンクされない |
VIRT-2365 | Data Repository のインポート ツールがレコード リストの除外を設定できない |
XT-30227 | 検索/置換によって SOAtest エディターが dirty にならない |
XT-33416 | "Unable to acquire the state change lock" によって Eclipse が org.eclipse.core.runtime のロードに失敗する |
XT-35086 | データ ソース タイプの名前が完全に表示されるように [データ ソースの追加] ダイアログと列を自動調整にする |