このセクションでは、テスト対象アプリケーションをメッセージ プロキシと連携させる方法について説明します。
このセクションの内容:
アプリケーション エンドポイントの変更
AUT にプロキシを参照させるには、プロキシをエンドポイント (HTTP/S パス、MQ 送信先/クライアント キュー、JMS 送信先/クライアント トピックまたはキュー) として指定します。
HTTP では、使用するエンドポイントは HTTP 接続コンフィギュレーション パネルの [プロキシ URL] フィールドで表示されます。
たとえば:
- SOAtest/Virtualize サーバーのホスト名は framemaker.parasoft.com
- サーバーはポート 7080 で稼働している (デフォルトは 9080)
- SSL は無効化している
- プロキシ リスン パスは /proxy/services/purchaseOrder
この場合、次の URL にテスト対象アプリケーションを設定します: http://framemaker.parasoft.com:7070/proxy/services/purchaseOrder
SSL を使用する場合、 HTTPS を使用できます。
プロキシ設定の変更
アプリケーションのエンドポイントを変更できない (または変更したくない) 場合、テスト対象アプリケーションのプロキシ設定を変更することで、メッセージ プロキシにトラフィックを送ることができます。
- 実際のバックエンドと同じパスにメッセージ プロキシをデプロイします。
- プロキシがセットアップされたら、テスト対象アプリケーションのプロキシを SOAtest/Virtualize サーバーのホストとポートに向かわせます。
たとえば、http(s):/ /<host>:<port>/<path> という形式のエンドポイントに 1 つ以上のバックエンドがある場合、バックエンドごとに、以下のように設定されたプロキシを作成します。
- プロキシ リスン パス: <path>
- オプション A:
- サービス URL: http(s)://<host>:<port>/<path>
- あるいはオプション B:
- サービス ホスト: <host>
- サービス ポート: <port>
- サービスパス : <path>
重要なのは、実際のバックエンドと同じパスでメッセージ プロキシをデプロイすることです。
プロキシがセットアップされたら、テスト対象アプリケーションのプロキシを以下のように設定します。
HTTP プロキシ:
- ホスト: <SOAtest/Virtualize server host>
- ポート: <SOAtest/Virtualize server HTTP port> (デフォルト: 9080)
HTTPS プロキシ:
- ホスト: <SOAtest/Virtualize server host>
- ポート: <SOAtest/Virtualize server HTTPS port> (デフォルト: 9443)