このセクションでは、 C++test コマンドライン インターフェイス (cpptestcli) からテストを実行す る方法と具体的なオプションについて説明します。コマンドライン インターフェイスの概要につい ては 「コマンドライン インターフェイス (cli)」 を参照してください。

このセクションの内容

前提条件

コマンドライン モードを使用するには、コマンドライン インターフェイスのライセンスが 必要です ( C++test Server Edition に付属)。

ライセンス: Extended Command Line Mode と Desktop Command Line Mode

C++test には Extended Command Line Mode と Desktop Command Line Mode の 2 種類 のコマンドライン インターフェイス ライセンスがあります。

  1. Extended Command Line Mode は Server Edition および Server Edition IT で提供 され、また、Custom Edition でも利用できます。
  2. Desktop Command Line Mode は Custom Edition で利用できます。Desktop Command Line Mode は、Extended Command Line Mode に似た機能を提供します。 ただし、並列処理において、特定のタスク ( たとえば静的解析) に対して同時に実行でき る並列スレッドは 8 個までです。
  • Server Edition のすべての機能にアクセスするには、Parasoft Team Server のインストー ルも必要です。
  • テストを開始する前に、C++test の環境設定 (Team Server、タスクの割り当て、レ ポートなど) とチーム テスト コンフィギュレーションの構成を行うことを強く推奨します。 詳細については「設定」を参照し てください。
  • コマンドラインからテストを実行するには、C++test のインストール ディレクトリをパス に設定する必要があります。 パスに設定しない場合は、 c:\parasoft\c++test\cpptestcli.exe のように絶対パスで cpptest を実行する必要があり ます。
  • C++test でコードをテストするには、コードを Eclipse C/C++ プロジェクトに追加する必 要があります。プロジェクトの作成方法については「プロジェクトの作成」を参照 してください。
  • 初期テストを実行する前に、プロジェクト オプションを確認して変更することを強く推奨し ます。詳細については「 ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」を参照 してください。
  • cpptestcli から各開発者の作業に関連したエラー/ 結果だけを開発者に送信するには、次の いずれかの条件を満たす必要があります。
    • 「ソース管理システムのデータに基づいてコード作成者を算定するように C++test を設定している」 かつ 「ソース管理システムを使用している」  かつ 「ソース管理システムでの各開発者のユーザー名とメール ドメインが開発者の電子 メール アドレスに一致している」 ( メール ドメインはオプション ファイルおよび「-localsettings %LOCALSETTINGS_FILE%」で解説の -localsettings オプションを使って指定)
    • 「ローカル ユーザーに基づいてコード作成者を算定するように C++test を設定して いる」  かつ 「ユーザー名およびメール ドメインが開発者の電子メール アドレスに一致している」 ( メール ドメインはオプション ファイルおよび「- localsettings %LOCALSETTINGS_FILE%」 で解説の -localsettings オプション を使って指定 )」

セットアップの概要

C++test には 2 つのユーザー モードがあります。インタラクティブにデスクトップで C++test を 使用する「GUI モード」とコマンドライン インターフェイスを介して C++test を実行する「コマ ンドライン」モードです。コマンドライン インターフェイスは Server Edition の標準機能です。

コマンドライン モードは通常、定期的/ 継続的なビルドまたは自動回帰テストのインフラストラク チャと連携して、定期的/ 継続的なコード解析とテストを実行するために使用します。C++test の コマンドライン インターフェイスは、

指定のプロジェクト リソースに対して

実行できます。コマン ドライン インターフェイスの実行の一部として、C++test は次の 1 つ以上のことを実行します。


  • コードの静的解析。定義されたコーディング ポリシーのチェック、実行時のバグの可能性の 解析、メトリクスの解析を含みます。
  • 単体テストの実行。
  •  SCM コード リポジトリの解析。最後の実行後のコードの変更を特定し、更新されたコード に対するコード レビュー セッションを開始します。

  • レポートの生成と集約レポート サーバーへの送信。または開発者とマネージャーへの送信。 レポート設定での指定に従って送信されます。

実行の一部として、C++test は ( サポートされている場合) SCM クライアントを使って SCM シス テムから自動的にファイルの変更情報を取得します。そしてコード解析と実行されたテストの結果に 基づいて特定の個人のためのタスクを生成します。

 C++test 固有の実行オプションはテスト コンフィギュレーションと環境設定によって制御されま す。

テスト コンフィギュレーションについては、C++test のビルトイン テスト コンフィギュレーショ ンをベースにして作成することも、GUI モードで新規に作成することもできます。ビルトイン テス ト コンフィギュレーションは、そのまま使用するのではなく、ユーザー定義テスト コンフィギュ レーションのためのテンプレートとして利用することを推奨します。ユーザー定義テスト コンフィ ギュレーションは、ローカル マシンまたは Team Server に保存することができます。 Team Server は Parasoft Concerto デプロイメント インフラストラクチャの一部です。

 環境設定は C++test GUI から設定できます。ほとんどの環境設定は、コマンドライン インター フェイスの呼び出しにパラメーターとして渡される構成ファイルからも設定できます。構成ファイル の詳細については 245 ページの 「ローカル設定ファイル ( オプション ファイル)」 を参照してくだ さい。GUI で設定した C++test の環境設定はデフォルトで適用されます。GUI の設定は、コマン ドライン モードで使用される構成ファイルの値で個別に上書きできます。そのため、ユーザーはす べてのコマンドライン実行で使用される基本的な環境設定を保持しつつ、必要に応じて特定のテスト コンフィギュレーションの特定の実行用に構成ファイルを用意できます。たとえば、テスト実行ごと に異なる情報をレポートに含める場合や、レポート名や E-mail ヘッダーなどのレポートの E-mail オプションを変更する場合などにこの方法が役立ちます。

ステップ 1: 環境設定

C++test の環境設定と Parasoft Test 共通の環境設定を見るには、[Parasoft] メニューの [ 設定] をクリックします。次の設定から開始します。

  • ライセンス ライセンス設定または License Sever 設定を指定します。
  • Team Server [Team Server を有効にする] チェックボックスをオンにします。Team Server が自動検出されない場合、[ サーバー情報] > [ ホスト名] に Team Server の IP アドレスを入力します。C++test Server Edition と同じマシン上で Team Server を実行 している場合は「localhost」と入力します。Team Server のデフォルト ポート (18888) をインストール時に変更したのでない限り、[ ポート番号] は変更しないでください。[ 接続 のテスト] ボタンをクリックして接続を検証します。
  • ソース管理この設定を行うと、影響があったコードまたはテスト成果物を最後に変更した 個人に対して、ツールの結果を自動的にマップすることができます。ソース管理システムを チェックし、「ソース管理リポジトリとの接続」 の説明に従って SCM に適したオプションを設定します。
  • スコープと作成者タスクの割り当てとコード作成者の設定」にあるように、環境に適したオプションを有効に します。
  • レポート次のオプションはデフォルトで有効であり、このオプションから開始するのが適 しています。
    • 詳細な開発者レポート ( タスクの詳細を含む)
    • 作成者ごとのタスクの概要( 概要の表)
    • コマンドライン モードでフォーマットされたレポートを生成する
    • 抑制の詳細 ( 静的解析のみに適用される)
  • E-mail レポートを E-mail で送信するための設定です。C++test テスト マシンからアク セスできるメール サーバー上にある、既存の E-mail アカウントを指定する必要がありま す。
  • レポート > E-mail 通知
    • 必要に応じて [ レポートを E-mail で送信する] を有効にします。この設定に関係な く、レポートは今後の参照のために常に Team Server にアップロードされます ( コマンドライン インターフェイス オプションによって制御されます)。メールの配 信には上記の [E-mail] の設定が使用されます。
    • マネージャー レポートには、C++test が生成したすべてのテスト結果が含まれま す。開発者レポートには、個々の開発者のテスト結果だけが含まれます。適切なオ プションを有効にし、E-mail アドレスを指定します。

ステップ 2: テスト コンフィギュレーションのカスタマイズ

ユーザー定義テスト コンフィギュレーションを作成します。詳細については「テストコンフィギュレーションとルールの設定」 を参照してください。C++test 固有のテスト コンフィギュレーション オプションについては「テスト コンフィギュレーションの設定テスト コンフィギュレーションの設定」 を参照してください。

ステップ 3: オプション ファイルの作成

ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」の説明にあるようにオプション ファイルを作成します。

ステップ 4: 現在実行中のビルド システムでコマンドライン インター フェイスをアクティブにする ( たとえばバッチ スクリプト)

次は、コマンドラインの例です。

  • cpptestcli -data "c:\MyWorkspace" -resource "ProjectToTest" -config builtin://ShouldHaveRules -publishteamserver -localsettings acme_policy.settings

バッチの実行ごとにレポートが送信され、トレンド レポートが生成されます。レポートは [Parasoft] メニューの [ 探索] > [Team Server レポート] から取得することもできます。


テストの実行

コマンドラインからテストを実行するための全般的な手順は次のとおりです。

  • 適切なオプションを指定して cpptestcli ユーティリティを使用し、コマンドライン モードでテストを実行します。 主要なオプションは次のとおりです。利用できるすべてのオプションの一覧については「コマンドライン オプション」 を参照してください。
    • -data: ワークスペースの場所。
    • -config テスト コンフィギュレーション。
    • -resource テスト対象のリソース ( たとえばプロジェクト、フォルダー、ファイル
    • -publish: DTP に結果をパブリッシュします。Publishes test results to DTP.
    • -publishteamserver: Team Server に結果をパブリッシュします。
    • -report: レポートを生成します。
    • -localsettings: Team Server/Report Center/ メール レポートの詳細設定を渡します。詳細については「ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」 を参照してください。

ヘッダーのテスト

C++test は、テスト対象のソース ファイルがヘッダーをインクルードしていない限り、ヘッダー
を直接テストしません。
詳細については「ヘッダー ファイルを解析するには ? どのファイルが解析されるのか ?」 を参照してください。

テンプレート関数のテスト

C++test は、インスタンス化された関数テンプレートとインスタンス化されたクラス テンプレートのメンバーに対して静的解析と単体テストを実行できます。詳細については「C++test でのテンプレート関数のサポート」 を参照してください。

注意 Windows でのコマンドライン テスト

  • C++test は、Cygwin の "/cygdrive/DISK/PATH" 書式を使って指定されたファイル パスをサポートしません。標準的な Windows のパス書式を使用してください。
  • シェル/ コンソールによって、ファイル パスのバックスラッシュを 2 つ重ねてエスケープする必要があります。例: C:\\MyLocation\\MyFile
  • -localsettings オプションを使ってオプション ファイルでファイル パスを使用する場合、ファイル パス中のすべてのバックスラッシュは 2 つ重ねてエスケープする必要があります。 またはスラッシュを使用できます。例: C:/MyLocation/MyFile

cli の呼び出し

cpptestcli の一般的な書式は次のとおりです。

  • cpptestcli [OPTIONS]

通常、cpptestcli の呼び出しには次の書式を使用します。

特定のプロジェクト リソースを解析/ テストの対象から除外するには

一部のファイルを解析/ テストから除外する場合 ( たとえば自動生成ファイルを静的解析の対象から外す場合など)、解析/ テストの対象から外すリソースを指定できます。詳細については「テストから除外するリソースの指定」を参照してください。 この設定を GUI で行
うと、GUI からでもコマンドラインからでも、このプロジェクトのすべてのテストに対して設定が適用されます。

-data オプションによる Eclipse ワークスペースの指定

テスト対象のプロジェクトがデフォルトのワークスペース以外の場所にある場合、 -data オプションを使う必要があります。たとえば次の Windows コマンドは My Configuration Test  テスト コンフィギュレーションを使ってC++testExample プロジェクトをテストし、結果レポートを生成し、レポートを c:\reports\Report1 ディレクトリに保存します。
cpptestcli -data "c:\Documents and Settings\cynthia\ApplicationData\Parasoft\C++test\workspace" -resource "C++test Example" -config user://"My Configuration" -report c:\reports\Report1

テスト対象のプロジェクトがデフォルトにある場合、-data オプションは不要です。たとえば次のWindows コマンドは My Configuration Test  テスト コンフィギュレーションを使用して C++test Example プロジェクトをテストし、結果レポートを生成し、レポートを c:\reports\Report1 ディレクトリに保存します。
cpptestcli -resource "C++test Example" -config user://"My Configuration" -report c:\reports\Report1


コマンドライン オプション

利用できる cpptestcli のオプションは次のとおりです。

全般的なオプション

  • -config %CONFIG_URL% - 実行する テスト コンフィギュレーションを %CONFIG_URL% で指定します。  プロジェクトをインストールするときを除き、このパラメーターは必須です。 %CONFIG_URL% は、 URL 、ビルトイン テストコンフィギュレーションの名前、またはローカル ファイルへのパスとして解釈されます。例:
    • ファイル名: -config "mylocalconfig.properties"
    • ユーザー定義コンフィギュレーション: -config "user://My First Configuration"
  • -help - ヘルプ情報を表示します。 テストは実行しません。
  • -localsettings %LOCALSETTINGS_FILE% - オプション ファイル %LOCALSETTINGS_FILE% からグローバル設定を読み込みます。グローバル設定には、DTP、電子メール、Team Server などの設定があります。オプション ファイルはプロパティ ファイルで
    す。オプション ファイルは、レポート (レポートの送信先、レポートのラベル、メール サーバー、メール ドメインなど)、Team Server、 Parasoft DTP Server、電子メールの設定を制御できます。オプション ファイルの作成の詳細については、「ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」を参照してください。
  • -nobuild - テスト前にプロジェクトをビルドしないようにします。テストの実行前にすでにプロジェクトをビルドしている場合、このオプションを使用します。
  • -fail - 違反がレポートされた場合、ゼロではない終了コードを返すことによってビルドを失敗させます。
  • -publish - レポートを DTP にパブリッシュします。DTP の場所は、GUI またはオプション ファイルで指定できます(「Development Testing Platform との接続」を参照)。
  • -publishteamserver - レポートを Team Server にパブリッシュします。Team Server の場所は、GUI またはオプション ファイルで指定できます(-localsettings %LOCALSETTINGS_FILE% を参照)。
  • -report %REPORT_FILE% - %REPORT_FILE% で指定した XML レポートと HTML レポートを生成します。拡張子が異なる、同じ名前のレポートが、同じディレクトリに生成されます(report.format オプションを指定した場合、PDF 形式またはカスタ
    ム形式のレポートを生成できます)。次のすべてのコマンドは、 HTML レポートfilename.html および XML レポートfilename.xml を生成します。
    • -report filename.xml
    • -report filename.htm
    • -report filename.html

    ユーザーが指定したパスが拡張子 .html、.htm、.xml で終了している場合、このパスは、生成する HTML レポート ファイルへのパスとして扱われます。そうでない場合、パスはレポートを生成するディレクトリとして扱われます。ファイル名を明示的に指定していて、指定ディ
    レクトリに同じ名前のファイルがすでに存在する場合、既存のファイルは上書きされます。ファイル名を明示的に指定していない場合、既存のファイルは上書きされません。新しいファイル名は repXXXX.html となります。 XXXX はランダムな数字です。-report を指定しない場合、レポート ファイルはデフォルトの名前 "report.xml/html" で現行ディレクトリに作成されます。

  • -dtp.autoconfig %PROJECT_NAME@SERVER_NAME:port% - DTP サーバーに格納された設定を取得します (保守を容易にするために推奨します。特にローカルに格納したローカル設定ファイルがまだない場合に推奨します)。例: -dtp.autoconfig [email protected]:8080

  • -encodepass <plainpassword> - 暗号化したパスワードを生成します。「Encrypted password: <encpass>」というメッセージを表示し、cli アプリケーションを終了します。夜間プロセスが 1) Team Server にログインし、2) 電子メールを送信する場合、このオプションを使って必須のパスワードを暗号化することができます。

  • -showdetails - 詳細なテスト進行状況の情報を表示します。
  • -buildscript %SCRIPT_FILE% - テストの前に、指定のビルド スクリプトを実行します。「Eclipse ベースのビルダーでのコマンドライン インターフェイスの使用」を参照してください。


  • -appconsole stdout|% OUTPUT_FILE% - C++test のコンソール出力を標準出力または %OUTPUT_FILE% ファイルにリダイレクトします。例: -appconsole stdout (標準出力にリダイレクトされるコンソール) -appconsole console.out (console.out ファイルにリダイレクトされるコンソール)
  • -list-compilers - 有効なコンパイラの種類の値を出力します。 

  • -list-configs - 有効なテスト コンフィギュレーションの値を出力します。 

  • -include %PATTERN%, -exclude %PATTERN% -include は、テストに含めるファイルを指定します。-exclude は、テストから除外するファイルを指定します。このオプションの後に、ファイル名またはパスを指定する必要があります。ファイル名の指定にはワイルドカード * および? を使用できます。1 つ以上のパス名のセグメントを指定するには ** を使用します。シンタックスのパターンは Ant ファイル セットの指定に似ています。例
    -include **/Bank.cpp (Bank.cpp ファイルをテストする)

    -include **/ATM/Bank/*.cpp (ATM/Bank フォルダー中のすべての .cpp ファイルをテストする)

    -include c:/ATM/Bank/Bank.cpp (c:/ATM/Bank/Bank.cpp ファイルだけをテストする)

    -exclude **/internal/** (パス中に "internal" というフォルダーがあるクラスをテストから除外する)

    -exclude **/*Test.cpp (Test.cpp で名前が終わるファイルをテストから除外する)

    さらに、拡張子が.lst のファイルを指定した場合、このファイルはパターン リスト ファイルとして扱われ、ファイル中の各行が1 つのパターンとして扱われます。たとえば、次のようにオプションを設定し、
    -include c:/include.lst
    include.lst ファイルの内容が次のとおりであるものとします。

    **/ATM/Bank/*.cpp

    c:/ATM/Bank/Bank.cpp

    この設定は、次のオプション設定と同じことになります。
    -include **/Bank.cpp -include **/ATM/Bank/*.cpp

    -include c:/ATM/Bank/Bank.cpp"


プロジェクトのインポートと作成のオプション

オプション目的備考

-import %ECLIPSE_PROJECT%

指定の Eclipse プロジェクトを Eclipse ワークスペースにインポートします。

%ECLIPSE_PROJECT% が.project ファイルの場合、選択されたプロジェクトがインポートされます。
%ECLIPSE_PROJECT% がディレクトリの場合、そのディレクトリとサブディレクトリにあるすべてのEclipse プロジェクトがインポートさ
れます。
例:

-import \".project\"

-import \"c:\\DevelRootDir\"

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

-bdf <cpptestscan.bdf>

ビルド データ ファイル (.bdf ファイル) からC++test プロジェクトを作成します。ビルド データ ファイルを作成するには、コンパイラ/ リンカーの接頭辞として cpptestscan ユーティリティを使ってプロジェクトをビルドします。

例:

-bdf "cpptestscan.bdf"

詳細については 「既存のビルド システムを使った C++test プロジェクト」 を参照してください。オプション ファイルでオプションを指定することができます。詳細については「ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」を参照してください。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

-ccs %CCS_PROJECT%

%CCS_PROJECT% が次のいずれかである場合、TI Code
Composer Studio プロジェクトをインポートします。
.pjt プロジェクト ファイル   指定のプロジェクトがインポート
されます。
ディレクトリ    指定のディレクトリとサブディレクトリにあるすべての .pjt プロジェクトがインポートされます。

例:

-ccs "MyProject.pjt"

-ccs "c:\DevelRootDir"

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

-dsp <.dsp file | .dsw file | root location>

Microsoft Visual Studio プロジェクトから C++test プロジェクトを作成します。6.0 プロジェクト ファイル (.dsp)、Microsoft Visual
Studio 6.0 ワークスペース ファイル (.dsw)、ルート ディレクトリのいずれかを指定します。

Visual Studio 6.0 プロジェクトのインポート設定は、オプションファイルでも指定できます。詳細については「ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」を参照してください。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

-ewp %EWP_PROJECT%

%EWP_PROJECT% が次のいずれかである場合、IAR Embedded Workbench プロジェクトをインポートします。
.ewp プロジェクト ファイル -  指定のプロジェクトがインポート
されます。

.eww ワークスペース ファイル -  ワークスペースのすべてのファイルがインポートされます。

ディレクトリ - 指定のディレクトリとサブディレクトリにあるすべての .ewp プロジェクトがインポートされます。

例:

-ewp "MyProject.ewp"

-ewp "MyWorkspace.eww"

-ewp "c:\DevelRootDir"

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

-gpj <.prj_root_file>

Green Hills .gpj プロジェクトから C++test プロジェクトを作成します。

Green Hills .gpj プロジェクトのインポート オプションをオプションファイルで指定することができます。詳細については「Lローカル設定ファイル (オプション ファイル)」を参照してください。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

-hew %HEW_PROJECT%

High-performance Embedded Workshop プロジェクトをインポートします。
%HEW_PROJECT% として次のものを指定できます。

.hwp プロジェクト ファイル: 選択されたプロジェクトがインポートされます。

.hws ワークスペース ファイル: ワークスペースのすべてのプロ
ジェクトがインポートされます。

ディレクトリ: 指定のディレクトリとサブディレクトリで発見された .hwp プロジェクトがインポートされます。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

例:

-hew "MyProject.hwp"

-hew "MyWorkspace.hws"

-hew "c:\DevelRootDir"

-uv %KEILUV_PROJECT%

%KEILUV_PROJECT% が次のいずれかである場合、Keil uVision3 プロジェクトをインポートします。
.uv2 プロジェクト ファイル - 指定のプロジェクトがインポート
されます。

ディレクトリ - 指定のディレクトリとサブディレクトリにあるすべての .uv2 プロジェクトがインポートされます。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

例:

-uv "MyProject.uv2"

-uv "c:\DevelRootDir"

-vcp %VCP_PROJECT%

%VCP_PROJECT% が次のいずれかである場合、Microsoft
eMbedded Visual C++ 4.0 プロジェクトをインポートします。
.vcp プロジェクト ファイル - 指定のプロジェクトがインポート
されます。

.vcw ワークスペース ファイル - ワークスペースのすべてのファイ
ルがインポートされます。

ディレクトリ - 指定のディレクトリとサブディレクトリにあるすべての .vcp プロジェクトがインポートされます。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

例:

-vcp "MyProject.vcp"

-vcp "MyWorkspace.vcw"

-vcp "c:\DevelRootDir"

-wpj %WPJ_PROJECT%

%WPJ_PROJECT% が次のいずれかである場合、Wind River
Tornado プロジェクトをインポートします。

.wpj プロジェクト ファイル - 指定のプロジェクトがインポート
されます。

.wsp ワークスペース ファイル - ワークスペースのすべてのファイ
ルがインポートされます。

ディレクトリ - 指定のディレクトリとサブディレクトリにあるすべての .wpj プロジェクトがインポートされます。

-import を使用するとき、-config オプションは必要ありません。-config を指定した場合、インポートされるプロジェクトがあるワークスペースがテストされます。-config を指定しない場合、プロジェクトはインポートされますが、テストは実行されません。

例:

-wpj "MyProject.wpj"

-wpj "MyWorkspace.wsp"

-wpj "c:\DevelRootDir"

C++test/Eclipse ワークベンチでプロジェクトをテストするためのオプション

オプション目的備考
-data %WORKSPACE_DIR%



Eclipse ワークスペースが使用するディレクトリを指定します。



デフォルトは現行ユーザーの関連ディレクトリです。



-resource %RESOURCE%

テストするワークスペース リソースへのパスを %RESOURCE% で指定します。

複数のリソースを指定する場合は、このオプションを複数回使用します。

英数字以外の文字またはスペースがリソース パスに含まれる場合、値を引用符で囲みます。

%RESOURCE% が .properties ファイルの場合、
com.parasoft.eclipse.checker.core.resources キーに対応する値がリソースのコロン (:) 区切りリストとして解釈されます。したがって、指定できるのは 1 つの properties ファイルだけです。%RESOURCE%.lst ファイルの場合、各行が 1 つのリソースとして扱われます。コマンドラインでリソースを指定しない場合、ワークスペース全体がテストされます。

チーム プロジェクト設定ファイル (PSF ファイル) は、CVS、SVN、Star Team、および他のソース管理システムについてサポートされます( インストールされた Eclipse プラグインの機能によります)。

たとえ絶対パスであっても、パスは -data パラメーターで指定されたワークスペースに相対です。

例:

-resource "Acme Project"

-resource "/MyProject/src/com/acme/MyClassTest.java"

-resource "/MyProject/src/com/acme"

-resource testedprojects.properties

注意

  • 有効なコマンドライン オプションのリストを参照するには、 cpptestcli -help を実行してください。
  • cpptestcli は、指定されたグループ マネージャーとアーキテクトにレポートを自動的に送信します。このレポートには、チームとプロジェクトのすべてのエラーが記載されると共に、エラー箇所を担当した開発者名も記載されます。エラーが発見されなかった場合で
    も、オプション ファイルで report.mail.on.error.only=true を設定していない限り、レポートは送信されます。
  • 適切な前提条件が満たされた場合、cpptestcli は各開発者に担当部分のエラー/ 結果だけのレポートを送信します。開発者の担当部分でエラーがレポートされなかった場合、その開発者にはレポートが送信されません。

ローカル設定ファイル (オプション ファイル)

ローカル設定ファイルをコマンドラインで渡して、レポート、タスクの割り当て、ライセンスといったオプションを制御することができます。ローカル設定ファイルを使用すると、以下のことが可能です。

  • プロジェクトごとに異なる設定を構成して使用する。
  • 必要に応じて、チーム全体で使用する設定を拡張または上書きする ( たとえば、ローカル パスを含む設定)。
  • GUI を開かずに設定を変更する。

オプション ファイルを使用すると、レポート、Report Center、作成者、および Team Server の設定を制御できます。プロジェクトごとにオプション ファイルを作成し、-localsettings オプションを使ってどのファイルを使用するかを指定できます。

オプション ファイルは、単純なテキスト ファイルでなければなりません。場所と名前の制限はありません。

オプション ファイルで指定されたパラメーターは、GUI の [ 設定] ダイアログで指定されたパラメーターを上書きします。オプション ファイルで指定されていないパラメーターについては、GUI で指定されたパラメーターが使用されます。

プロジェクトを作成/ インポートするオプションは、プロジェクトを作成/ インポートしている場合にだけ有効です。その後の実行でそれらのオプションは無視されます。

GUI 設定をエクスポートしてオプション ファイル を作成するには

オプション ファイルを最も素早く簡単に作成できる方法は、GUI から設定をエクスポートする方法です。

  1. [Parasoft] メニューの [ 設定] をクリックします。
  2. 左側のリストの先頭にある [Parasoft] を選択します。
  3. 右側の [ 共有] リンクをクリックします。
  4. 表示されたダイアログで、エクスポートする設定を選択します。
  5. [ 参照] ボタンをクリックし、設定を保存するファイルを指定します。
  6. [OK] をクリックします。
    • 既存のファイルを選択した場合、そのファイルに設定が追加されます。存在しないファイルを指定した場合、ファイルが新規に作成されます。
    • エクスポートされたパスワードは暗号化されます。

オプション ファイルには次の設定があります。

  • レポート設定
  • Parasoft DTP 設定
  • Project Center Settings
  • Team Server 設定
  • ライセンス設定
  • テクニカル サポートの設定
  • 作成者とスコープの設定
  • ソース管理システムの設定
  • BDF ベースのプロジェクトを作成するための設定
  • Green Hills .gpj プロジェクトのインポートのための設定
  • Microsoft Visual Studio 6.0 .dsp プロジェクトのインポート設定


  • その他の設定

注意

  • 各設定は 1 行で記述する必要があります。
  • オプションファイル中に不正な設定がある場合、不正な設定についての詳細情報がコマンドライン出力にレポートされます。
  • サーバーマシンからではなく、開発者/ テスターのデスクトップからコマンドラインモードで実行している場合、tasks.clear=false オプションを使って、前回の結果が必ず保存されるようにしてください。

レポート設定

設定目的
report.associations

テストに関連付けられた要求、欠陥、タスク、および機能要求をレポートに含めるかどうかを指定します。

report.authors_details

開発者ごとに割り当てられたタスク タイプの数の概要をレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトは true です。

report.contexts_details

テスト中のチェックまたは実行されたファイルの概要をレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトは false です。

report.custom.extension report.custom.xsl.file

カスタム レポート形式のための XSL ファイルの場所と拡張子を指定します。report.format=custom と共に使用します。

詳細と例については、「レポート設定」を参照してください。

report.developer_errors=true|false

マネージャー レポートに開発者エラーについての詳細を含めるかどうかを指定します。

report.developer_reports=true|false

管理者に対して HTML サマリ レポートを生成するのに加えて、開発者全員に対して詳細な HTML レポートを生成するかどうかを指定します。

report.format=html|pdf|customレポートの形式を指定します。
report.generate_htmls=true|false

HTML レポートを生成してローカル ファイルシステムに保存するかどうかを指定します。XML レポートは、この設定値に関係なく常に生成されて保存されます。

デフォルト設定は true です。

report.graph.cs_start_date=[MM/dd/yy]

静的解析トレンド グラフの開始日を指定します。

トレンド レポートの作成の詳細については「レポートの種類」 を参照。

report.graph.ue_coverage_start_date=[MM/dd/yy]

単体テスト カバレッジ トレンド グラフの開始日を指定します。

トレンド レポートの作成の詳細については「レポートの種類」 を参照。

report.location_details=true|false

ファイルの絶対パスを XML データに追加するかどうかを指定します。インポート時にデスクトップ上の にタスクを再配置するには、サーバー上の でこのオプションをオンにする必要があります。

report.mail.attachments=true|false

レポートを添付ファイルとして送信するかどうかを指定します。すべてのコンポーネントは添付ファイルとして含まれます。画像のある HTML レポートを参照するには、すべての添付ファイルをディスクに保存する必要があります。

デフォルトは false です。

report.mail.cc=[email_addresses]

包括的な HTML マネージャー レポートのメール送信先を指定します。[email_addresses] には、メール アドレスをセミコロン (;) で区切って指定する必要があります。

この設定は通常、マネージャーまたはアーキテクトにレポートを送信するのに使用します。また、開発者に自動的にレポートが送信されない場合 ( たとえばチームがソース管理システムを使用していない場合)、このオプションを使ってレポートを送信できます。

report.mail.compact=trends|links

完全なレポートではなく、コンパクト レポートまたはリンクをメールで送信することを指定します。

trends を指定した場合、トレンド グラフ、概要の表、および他のコンパクト データが電子メールに含まれます。詳細データは含まれません。

links を指定した場合、レポートへのリンクだけが電子メールに含まれます ( このレポートは Team Server 上にあります)。

report.mail.domain=[domain]

レポートの送信に使用するメール ドメインを指定します。

report.mail.enabled=true|false

HTML レポートを開発者と cc で指定の送付先にメールするかどうかを指定します。

注意 プロジェクト コードに対して作業している各開発者には、その開発者に関連するエラー/ 結果だけのレポートが自動的に送信されます。

report.mail.exclude=[email_addresses]

レポートを送信しない電子メール アドレスを指定します。C++test がレポートを自動送信する対象から、特定の開発者を外すことができます。

report.mail.exclude.developers=true|false

report.mail.cc プロパティで指定の電子メール アドレスにだけレポートを送信するかどうかを指定します。個々の開発者にレポートが送信されないようにできます。

report.mail.format=html|ascii電子メールの形式を指定します。

report.mail.from=[email_address OR user_name_of_the_same_domain]

送信されるメールの差出人を指定します。

report.mail.include=[email_addresses]

開発者レポートを受け取る開発者のメール アドレスを指定します。[email_addresses] には、メール アドレスをセミコロン (;) で区切って指定します。この設定は通常、開発者に自動的にレポートが送信されない場合に、開発者にレポートを送信するために使用します ( たとえば、チームがソース管理システムを使用していない場合などです)。このオプションは、exclude オプションの指定を上書きします。

report.mail.on.error.only=true|false

エラーが発見されたり致命的な例外が発生したりしたときに、管理者にだけレポートを送信するかどうかを指定します。この設定は、開発者への送信には影響しません。レポートされたエラーに責任がある開発者に対してだけメールは送信されます。

デフォルトは false です。

report.mail.server=[server]

レポートの送信に使用するメール サーバーを指定します。

report.mail.subject=My New Subject

送信する電子メールの件名を指定します。デフォルトは " Report" です。

たとえば件名を " Report for Project A" に変更するには、次のように指定します。

report.mail.subject=Report for Project A

report.mail.time_delay=[server]

バルク メールの制限を避けるために、電子メールによるレポート送信間の時間の遅延を指定します。

report.mail.unknown=[email_address OR user_name_of_the_same_domain]

"unknown" に割り当てられたエラー レポートの送信先を指定します。

report.mail.username=[username] report.mail.password=[password] report.mail.realm=[realm]

SMTP サーバー認証の設定を指定します。

realm の設定は、SASL レルムを使って認証するサーバーにだけ必要です。

report.active_rules=true|false

テストで有効に設定されているルールのリストをレポートに含めるかどうかを指定します。

report.suppressed_msgs=true|false

抑制されたメッセージを HTML レポートに含めるかどうかを指定します。

デフォルト設定は false です。

session.tag=[name]

結果をラベル付けするために使用されるセッション タグを指定します。この値は、Team Server にサマリ結果をアップロードする際に使用されます。

タグは、解析プロセスの実行中にチェックされるモジュールの識別子です。異なるモジュールのレポートには、異なるタグを付けるべきです。

report.ue_coverage_details_htmls=[coverage_type]

行ごとのカバレッジ詳細情報が付加されたソース コードのレポートに、テストの HTML レポートからリンクするかどうかを指定します。

[coverage_type] には次の値を使用できます。

FC - 関数カバレッジ

LC - 行カバレッジ

SC - ステートメント カバレッジ

BCC - 基本ブロック カバレッジ

DC - 判断文 (Decision) カバレッジ

SCC - 単純条件カバレッジ

MCDC - MC/DC カバレッジ

CC - コール カバレッジ

report.metrics_details=true|false

メトリクスのサマリ レポートを生成するかどうかを指定します。この XML レポートには、メトリクスのサマリ情報だけでなく、適用できる場合、個々のクラスおよびメソッドの詳細データも含まれます。

なお、メトリクスを有効にしたテスト コンフィギュレーションを実行した場合にだけメトリクス サマリ レポートは生成されます。

Parasoft DTP/ Project Center 設定

設定目的
dtp.enabled=true|false

現行の C++test を DTP に接続するかどうかを指定します。GUI で指定の値を使用する場合、この設定は不要です。

concerto.reporting=true|false

現行の C++test が Parasoft Project Center に接続するかどうかを指定します。GUI で指定の値を使用する場合、この設定は不要です。

dtp.autoconfig=true|false

DTP サーバーに格納された C++test  設定を使って自動設定を有効化します。

dtp.server=[server]

DTP サーバーのホスト名を指定します。GUI で指定している場合、この設定は不要です。

concerto.data.port=[port]

Parasoft Project Center のポート番号を指定します。GUI で指定している場合、この設定は不要です。

dtp.port=[port]

DTP server のポート番号を指定します。GUI で指定している場合、この設定は不要です。

concerto.user_defined_attributes=[attributes]

RepProject ort Center のユーザー定義属性を次の書式で指定します。

key1:value1; key2:value2

属性の詳細については、「Project Center との接続」を参照してください。

GUI で指定している場合、この設定は不要で

concerto.log_as_nightly=true|false

Report Center に送る結果を夜間ビルド の結果としてマークするかどうかを指定します。

concerto.use_resource_attributes=true|false

プロジェクト レベルで GUI で設定された Project Center 属性を使用するかどうかを指定します。プロジェクト レベルの Project Center 属性を無効にできます。

dtp.project=[project_name]

結果をリンクする DTP プロジェクトの名前を指定します。

Team Server 設定

設定目的
tcm.server.enabled=true|false

現行の C++test を Team Server に接続するかどうかを指定します。GUI で指定している値を使用する場合、この設定は不要です。

tcm.server.name=[name]

Team Server を実行するマシンの名前または IP アドレスを指定します。GUI で指定している値を使用する場合、この設定は不要です。

tcm.server.port=[port]

Team Server のポート番号を指定します。GUI で指定している値を使用する場合、この設定は不要です。

tcm.server.accountLogin=true|false tcm.server.username=[username] tcm.server.password=[password]

Team Server に接続するためにユーザー名とパスワードをサブミットするかどうかを指定します。ユーザー名とパスワードは常に必要なわけではありません。必要かどうかはチームのセットアップによって決まります。

accountLogintrue の場合、username および password でユーザー名とパスワードを指定します。

ライセンス設定

設定目的

cpptest.license.use_network=true|false

現行の C++test が LicenseServer からライセンスを取得するかどうか。GUI で指定した値を使用する場合、この設定は必要ありません。
例: cpptest.license.use_network=tru

cpptest.license.network.host=[host]

LicenseServer Configuration Manager が実行中のマシンの名前または IP アドレスを指定します。GUI で指定した値を使用する場合、この設定は必要ありません。
例: cpptest.license.network.host=10.9.1.63

cpptest.license.network.port=[port]

LicenseServer のポート番号を指定します。GUI で指定した値を使用する場合、この設定は必要ありません。
例: cpptest.license.network.port=2222

cpptest.license.network.edition=[edition_name]

LicenseServer から取得するライセンスの種類を指定します。GUI で指定した値を使用する場合、この設定は必要ありません。

[edition_name] には、professional_editionarchitect_editionserver_edition のいずれかを指定できます。カスタム エディションを指定するには、"=" の後に何も指定しないでください ( 値を空にしてください)。

例: cpptest.license.network.edition=cpptest.license.network.edition=server_edition

cpptest.license.autoconf.timeout=[seconds]

現行の C++test が LicenseServer からライセンスを自動設定するときのタイムアウト時間を指定します。デフォルトは 10 秒です。

cpptest.license.local.expiration=[expiration]

現行の C++test が使用するローカル ライセンスの有効期限を指定します。GUI で指定した値を使用する場合、この設定は必要ありません。

cpptest.license.local.password=[password]

現行の C++test が使用するローカル ライセンスのパスワードを指定します。GUI で指定した値を使用する場合、この設定は必要ありません。

cpptest.wait.for.tokens.time=[time in minutes]

現在ライセンスを使用できない場合に、C++test  がライセンスを待機する時間を指定します。

たとえば C++test に 3 分間ライセンス トークンを待機させるには、次のように指定します。

cpptest.wait.for.tokens.time=3

テクニカル サポートの設定

設定目的
techsupport.auto_creation=true|false

テストの問題が発生したときに、テクニカルサポート アーカイブを自動的に作成するかどうかを指定します。

techsupport.send_email=true|false

テクニカル サポート アーカイブを Parasoft サポートに送信するかどうかを指定します。true を指定する場合、必ず GUI または「レポート設定」で電子メールの設定を行ってください。

techsupport.archive_location=[directory]テクニカル サポート アーカイブを保存する場所を指定します。
techsupport.verbose=true|false

テクニカル サポート アーカイブに詳細ログを含めるかどうかを指定します。注意: ロギング システムにカスタム コンフィギュレーションがある場合、このオプションを true にすることはできません。

  • 詳細ログは、ユーザー ホームの一時ディレクトリ内にある xtest.log ファイルに格納されます。 Windows の場合、ユーザー ホームは <drive>:\Documents and Settings\<user>\LocalSettings\Temp\parasoft\xtest です。
  • 詳細ログの状態は、セッションを越えて保持され、アプリケーションの起動時に復元されます。
  • ログ ファイルは、一定のサイズ以上に大きくなることはありません。最大サイズに達するたびに、バックアップが作成されます。
techsupport.verbose.scontrol=true|false

ソース管理コマンドからの出力を詳細ログに含めるかどうかを指定します。出力にソースコードの一部が含まれることがあります。

techsupport.item.general=true|false

一般的なアプリケーション ログを含めるかどうかを指定します。

techsupport.item.environment=true|false

環境変数、JVM システム プロパティ、プラットフォームの詳細、およびメモリなどのその他のプロパティをテクニカル サポート アーカイブに含めるかどうかを指定します。

techsupport.advanced=true|false

拡張オプションを有効にするかどうかを指定します。

techsupport.advanced.options=[option]

テクニカル サポートから入力を求められた拡張オプションを指定します。

techsupport.dtp.engine=true|false解析中に生成された追加データを送信するかどうかを指定します。

作成者とスコープの設定

作成者とスコープの設定
目的
authors.mappings.location=team|local|shared
作成者マッピング ファイルを保存する場所を指定します。local または shared を指定しない限り、この設定のデフォルトは team です。
local (推奨) を指定した場合、作成者マッピングは直接ローカル設定で設定されます。詳細については authors.mapping および authors.user{n} を参照してください。
shared を指定した場合、authors.mappings.file オプションを使ってローカル ファイルにマッピングを格納できます。
team および shared オプションは推奨しません。これらのオプションを使って指定されたファイルは、以前に使用された書式であるべきです。
#author to author
user1=user3
user2=user3
#author to email
authors.mapping{n}=[from_user, to_user]
上記で説明したように、 authors.mappings.location=local のための作成者マッピングを指定します。
例:
authors.mappings.location=local
authors.mapping1=baduser,gooduser
authors.mapping2=brokenuser,fixeduser
authors.mapping3=olduser,newuser
authors.user{n}=[username, email, full_name]
authors.mappings.location=local のための特定の作成者名と電子メール アドレスを指定します。
例:
authors.user1=dan,[email protected],Dan Stowe
authors.user2=jim,[email protected],Jim White
authors.mappings.file=[path]
上記の  authors.mappings.location=shared の場合に、共有されるファイルを指定します。
例:
authors.mappings.file=/home/user/dev/temp/author_mapping1.txt
authors.ignore.case=true|false
作成者名で大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。true の場合、David と david は同じユーザーと見なされます。false の場合、 David と david は別のユーザーと見なされます。
scope.sourcecontrol=true|false
サポートされるソース管理システムからのデータに基づいてコード作成者を算定するかどうかを指定します。
scope.local=true|false
ローカル ユーザーに基づいてコード作成者を算定するかどうかを指定します。
scope.recommended.computation=first|random
C++test が「推奨されるタスク」を開発者ごとにどのように選択するかを指定します。デフォルトの random の場合、ランダムに n 個のタスクが選択されます。  first の場合は、レポートされた最初の n 個のタスクが選択されます (n は、開発者ごとにレポートされる 1 日あたりのタスクの最大数です)。
scope.xmlmap=true|false
タスクの割り当てを計算するために、特定のファイルまたはファイル セットに割り当てるタスクを定義した XML ファイルを使用するかどうかを指定します (このマッピングは、GUI で指定した後に XML ファイルに保存できます)。
scope.xmlmap.file=[file]
特定のファイルまたはファイル セットに割り当てるタスクを定義した XML ファイルの名前を指定します。


ソース管理システムの設定

同じ種類の複数のリポジトリを定義するには

同じ種類のリポジトリを複数定義するには、インデックス ( 1 ~ n) を追加する必要があります。たとえば:

scontrol.rep1.type=ccase scontrol.rep1.ccase.vob=/vobs/myvob1

scontrol.rep2.type=ccase scontrol.rep2.ccase.vob=/vobs/myvob2

1 つのリポジトリだけを定義する場合、インデックスは必要ありません。たとえば:

scontrol.rep.type=ccase

scontrol.rep.ccase.vob=/vobs/myvob1

AccuRev リポジトリ定義プロパティ

プロパティ
定義
scontrol.rep.type=accurev
AccuRev リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.accurev.host=
AccuRev サーバー ホスト。
scontrol.rep.accurev.port=
AccuRev サーバー ポート。
デフォルト ポートは 1666。
scontrol.rep.accurev.login=
AccuRev のユーザー名。
scontrol.rep.accurev.password=
AccuRev のパスワード。


ClearCase リポジトリ定義プロパティ

プロパティ
定義
scontrol.ccase.exec=
外部クライアント実行モジュール (cleartool) へのパス。
scontrol.rep.type=ccase
ClearCase リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.ccase.vob=
VOB 中のパス。ccase.vob 値 + File.separator  は ClearCase 制御ディレクトリへの有効なパスでなければなりません。


CVS リポジトリ定義プロパティ


プロパティ
定義
scontrol.rep.type=cvs
CVS リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.cvs.root=
完全な CVSROOT の値。
scontrol.rep.cvs.pass=
プレーン テキスト パスワードまたは暗号化されたパスワード。暗号化されたパスワードは、.cvspass ファイル中のパスワードと同じでなければなりません。
CVS の場合、ユーザーのホーム ディレクトリの .cvspass の値を使用します。
CVSNT の場合、レジストリの  HKEY_CURRENT_USER\Software\Cvsnt\cvspass の値を使用します。
"cvs login" を使ってコマンドラインから初めて CVS リポジトリにログインした場合、パスワードはレジストリに保存されます。このパスワードを取得するには、regedit を使ってレジストリを参照し、HKEY_CURRENT_USER->CVSNT> cvspass キーの下の値を探します。この値には完全なログイン名 (:pserver:exampleA@exampleB:/exampleC) と暗号化されたパスワード値が表示されます。
scontrol.rep.cvs.useCustomSSHCredentials=
EXT/SSH 接続のために CVS のログイン名とパスワードを使用するかどうかを指定します。true または false を指定します。デフォルトは false です。
scontrol.rep.cvs.ext.server
EXT モードで CVS サーバーに接続している場合、このオプションは、サーバー サイドでどの CVS アプリケーションを起動するかを指定します。
CVS_SERVER 変数と同じ意味を持ちます。cvs がデフォルトです。
scontrol.rep.cvs.ssh.loginname=
外部プログラムを使ってログインを提供できる場合に、SSH 接続のためのログイン名を指定します。
scontrol.rep.cvs.ssh.password=
SSH 接続のためのパスワードを指定します。
scontrol.rep.cvs.ssh.keyfile=
キー認証を使って SSH 接続を確立するための秘密鍵ファイルを指定します。
scontrol.rep.cvs.ssh.passphrase=
キー認証メカニズムを使った SSH 接続のためのパスフレーズを指定します。
scontrol.rep.cvs.useShell=
CVS リポジトリへの接続を確立するために、外部プログラム (CVS_RSH) を有効にします。true または false を指定します。デフォルトは false です。
scontrol.rep.cvs.ext.shell=
CVS_RSH プログラムとして使用される実行ファイルへのパスを指定します。コマンドライン パラメーターは cvs.ext.params プロパティで指定するべきです。
scontrol.rep.cvs.ext.params=
外部プログラムに渡すパラメーターを指定します。次のマクロを使って、値をコマンドライン パラメーターに展開できます。これらのマクロは大文字と小文字を区別します。
  •  {host} repository host
  • {port} port
  • {user} cvs user
  • {password} cvs password
  • {extuser} parameter cvs.ssh.loginname
  • {extpassword} parameter cvs.ssh.password
  • {keyfile} parameter cvs.ssh.keyfile
  • {passphrase} parameter cvs.ssh.passphrase



Git リポジトリ定義プロパティ

プロパティ
定義
scontrol.rep.type=git
Git リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.git.exec=
Git の実行モジュールへのパス。設定しない場合、コマンドはパス上にあると見なされます。
scontrol.rep.git.branch=
ソース管理モジュールが使用するブランチの名前。このプロパティを指定しない場合、現在チェックアウトされたブランチが使用されます。
scontrol.rep.git.url=
リモート リポジトリ (例  git://hostname/repo.git)
scontrol.rep.git.workspace=
ローカルの git リポジトリがあるディレクトリ。


Perforce リポジトリ定義プロパティ

プロパティ
定義
scontrol.perforce.exec=
外部クライアント実行モジュール (p4) へのパス。
scontrol.rep.type=perforce
Perforce リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.perforce.host=
Perforce のサーバー ホスト。
scontrol.rep.perforce.port=
Perforce のサーバー ポート。デフォルトは 1666。
scontrol.rep.perforce.login=
Perforce ユーザー名。
scontrol.rep.perforce.password=
パスワード。
scontrol.rep.perforce.client=
P4CLIENT 環境変数またはそれに相当する物で指定されているクライアント ワークスペース名。ファイルがダウンロードできるように、ワークスペースのルート ディレクトリはローカル パスのために構成する必要があります。


Serena Dimensions リポジトリ定義プロパティ

Linux の構成について (Eclipse)

C++test で Serena Dimensions を使用するには、

Linux ユーザーは dmcli などの Serena プログラムを使用するために準備された環境で C++test を実行するべきです。

  • LD_LIBRARY_PATH<SERENA Install Dir>/libs へのパスを追加します。
  • DM_HOME を指定するべきです。
プロパティ
定義
scontrol.rep.type=serena
Serena Dimensions リポジトリのタイプ識別子。
scontrol.rep.serena.host=
Serena Dimensions のサーバー ホスト名。
scontrol.rep.serena.dbname=
プロジェクトで使用するデータベースの名前。
scontrol.rep.serena.dbconn=
データベースへの接続文字列。
scontrol.rep.serena.login=
ログイン名。
scontrol.rep.serena.password=
パスワード。
scontrol.rep.serena.mapping=

ワークスペースのリソースと Serena Dimension リポジトリのパスをマッピングします。

  • 例 1: scontrol.rep.serena.mapping_1=${project_loc\:MyProject};PRODUCT1\:WORKSET1;src\\MyProject, と指定した場合、プロジェクト MyProject が Serena のワークセット PRODUCT1:WORKSET1 およびワークセットの相対パス src\\MyProject にマッピングされます。
  • 例 2: scontrol.rep.serena.mapping_2=${workspace_loc};PRODUCT1\:WORKSET1, と指定した場合、ワークスペース全体が Serena のワークセット PRODUCT1:WORKSET1 にマッピングされます。



StarTeam リポジトリ定義プロパティ


プロパティ
定義
scontrol.rep.type=starteam
StarTeam リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.starteam.host=
StarTeam のサーバー ホスト。
sscontrol.rep.starteam.port=
StarTeam のサーバー ポート。デフォルトは 49201。
scontrol.rep.starteam.login=
ログイン名。
scontrol.rep.starteam.password=
暗号化していないパスワード。
scontrol.rep.starteam.path=
大規模なマルチ プロジェクト リポジトリで作業している場合、作業対象のプロジェクト、ビュー、またはフォルダーを指定してパフォーマンスを向上させることができます。
次のものを指定できます。
単純なプロジェクト名 (リポジトリ パスを検索するときにすべてのビューがスキャンされます)。
プロジェクト/ビュー (指定のビューだけがスキャンされます)。
プロジェクト/ビュー/フォルダー (指定の StarTeam フォルダーがスキャンされます)。
例:
scontrol.rep.starteam.path=proj1
scontrol.rep.starteam.path=proj1/view1
scontrol.rep.starteam.path=proj1/view1/folderA
scontrol.rep.starteam.path=proj1/view1/folderA/folderB
scontrol.rep.starteam.workdir=
scontrol.rep.starteam.path の設定で StarTeam のビューまたはフォルダーを指定する場合、このプロパティを使って、次のものを指定できます。
選択されたビューのルート フォルダーに対する新しい作業ディレクトリ (パスがビューを表す場合)
選択されたフォルダーに対する新しい作業ディレクトリ (パスがフォルダーを表す場合)
例:
scontrol.rep.starteam.workdir=c:\\storage\\dv
scontrol.rep.starteam.workdir=/home/storage/dv




Subversion リポジトリ定義プロパティ


プロパティ
定義
scontrol.rep.type=svn
Subversion リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.svn.url=
Subversion URL はプロトコル、サーバー名、ポートおよび開始リポジトリ パスを指定します。
例:
svn://buildmachine.foobar.com/home/svn
scontrol.rep.svn.login=
ログイン名。
scontrol.rep.svn.password =
暗号化していないパスワード。
scontrol.svn.exec=
外部クライアント実行モジュール (svn) へのパス。


CM Synergy リポジトリ定義プロパティ

プロパティ
定義
scontrol.rep.type=synergy
Synergy/CM リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.synergy.host=
synergy/cm エンジンが稼動するコンピュータ。このプロパティを指定しない場合、ローカル ホストが使用されます。Web モードの場合、ホストはプロトコルとポートを含む有効な Synergy Web URL でなければなりません (例 http://synergy.server:8400)。
scontrol.rep.synergy.dbpath=
synergy データベースの絶対パス。
例:
\\host\db\name
( UNC/Windows パス中のバックスラッシュ '\' は '\\' にする必要があります)
scontrol.rep.synergy.projspec=
プロジェクト名とバージョンを格納した Synergy プロジェクト仕様。
例:
name-version
scontrol.rep.synergy.login=
Synergy ユーザー名。
scontrol.rep.synergy.password=
Synergy の暗号化していないパスワード。
scontrol.rep.synergy.port=
Synergy のポート。
scontrol.rep.synergy.remote_client=
(UNIX のみ) ccm をリモート クライアントとして開始するかどうかを指定します。デフォルトは false です。任意。このプロパティは Web モードでは使用されません。
scontrol.rep.synergy.local_dbpath=
リモート クライアント セッションを実行するときにデータベース情報をコピーするコピー先のパスを指定します。このプロパティが null の場合、デフォルトの場所が使用されます。このプロパティは Web モードでは使用されません。
scontrol.synergy.exec=
外部クライアント実行モジュール (ccm) へのパス




Microsoft Visual Source Safe リポジトリ定義プロパティ

プロパティ
定義
scontrol.rep.type=vss
Visual SourceSafe リポジトリ タイプの識別子。
scontrol.rep.vss.ssdir=
リポジトリ データベースのパス。
( UNC/Windows パス中のバックスラッシュ '\' は '\\' にする必要があります)
scontrol.rep.vss.projpath=
VSS プロジェクト パス。
scontrol.rep.vss.login=
VSS ログイン。
scontrol.rep.vss.password=
VSS パスワード。
scontrol.vss.exec=
外部クライアント実行モジュール (ss) へのパス。
scontrol.vss.lookup=
フル VSS データベース検索を行って、ローカル パスとリポジトリ パスの関連付けを発見するかどうかを指定します。true または false で指定します。


重要な注意事項

  • リポジトリ データベースがローカルにある場合でも、repository(n).vss.ssdir プロパティは UNC 値を保持するべきです
  • VSS の名前付け規則、規約、および制限事項に注意してください。名前とラベルに次の文字は使用できません。

    • ドル記号 ($)

    • アットマーク記号 (@)

    • 括弧記号 < >、[ ]、{ }、( )

    • コロン (:) およびセミコロン (;)

    • 等号 (=)

    • キャレット (^)

    • 感嘆符 (!)

    • パーセント記号 (%)

    • 疑問符 (?)

    • カンマ (,)

    • 一重引用符および二重引用符 (' ")

  • プロジェクト名がドット記号 (.) で開始している場合、 Visual Studio 6 の VSS 6.0 (ビルド 8163) はプロジェクトを適切に処理できません。そのようなプロジェクト名を使用している場合、サブ プロジェクトを追加できません。

  • サブ プロジェクトにカスタム作業ディレクトリを使用してはいけません。たとえばプロジェクト $/SomeProject の作業ディレクトリは C:\TEMP\VSS\SomeProject であり、そのサブ プロジェクト $/SomeProject/SomeSubProject の作業ディレクトリは D:\SomeSubProject です。

BDF ベースのプロジェクトを作成するための設定 

オプション
説明
bdf.import.location=[WORKSPACE|BDF_LOC|<path>]
WORKSPACE キーワード、BDF_LOC キーワード、または外部のパスを指定します。デフォルトは WORKSPACE です。
WORKSPACE キーワードを指定した場合、プロジェクトはワークスペース ディレクトリ内のサブ ディレクトリに作成されます。
BDF_LOC を使用して 1 つのプロジェクトを作成する場合、プロジェクトはビルド データ ファイル (.bdf ファイル) と同じ場所に作成されます。複数のプロジェクトを作成する場合、ビルド データ ファイルがある場所にサブ ディレクトリが作成され、その下にプロジェクトが作成されます。各サブ ディレクトリの名前は、それぞれ対応するプロジェクトの名前になります。
外部のパスを指定した場合、その場所にプロジェクトが作成されます。
利用できるプロジェクトの作成オプションとその影響については、C++test プロジェクトでの作業を参照してください。
bdf.import.pathvar.enabled=[true|false]
新規プロジェクトで作成される「リンクされたフォルダー」でパス変数を使用するかどうかを指定します。デフォルトは false です。
bdf.import.pathvar.name=<name>
パス変数の名前を指定します ( bdf.import.pathvar.enabled プロパティが true の場合)。デフォルトのパス変数名は DEVEL_ROOT_DIR です。
bdf.import.pathvar.value=<path>
パス変数の値を指定します ( bdf.import.pathvar.enabled プロパティが true の場合)。デフォルトの値は、すべてのリンクされたフォルダーで最も共通のルート ディレクトリです。
bdf.import.compiler.family=<compiler_family>
使用するコンパイラの種類を指定します。たとえば vc_6_0、vc_7_0、vc_7_1、vc_8_0、gcc_2_9、gcc_3_2、gcc_3_3、gcc_3_4、ghs_4_0。カスタム コンパイラの場合、カスタム コンパイラの種類の識別子を使用する必要があります。この識別子は、gui.propertiesc.psrc、および cpp.psrc ファイルがあるディレクトリの名前です。このプロパティを指定しない場合、デフォルト値が使用されます。
bdf.import.c.compiler.exec=<exec>
プロジェクトで使用される C コンパイラの実行ファイルを指定します。
bdf.import.cpp.compiler.exec=<exec>
プロジェクトで使用される C++ コンパイラの実行ファイルを指定します。
bdf.import.linker.exec=<exec>
プロジェクトで使用されるリンカーの実行ファイルを指定します。
bdf.import.project.<proj_name>=dir1;dir2;dir3
proj_name のプロジェクトについて、リンクするフォルダーを指定します。セミコロン (;) で区切ったフォルダー パスの値リストとして、フォルダーを指定します。


Green Hills .gpj プロジェクトのインポートのための設定

設定
目的
gpj.import.location=WORKSPACE|ORIG|<path>
インポートするプロジェクトの場所を指定します。
WORKSPACE を指定した場合、プロジェクトはワークスペースに作成されます。
ORIG を指定した場合、プロジェクトは .gpj プロジェクトの場所に作成されます。
外部のパスを指定した場合、プロジェクトはその外部のパスの場所に作成されます。
デフォルトは WORKSPACE です。
gpj.import.linked=true|false
作成されるEclipse プロジェクトに  .gpj プロジェクト ソース フォルダーをリンクするかどうかを指定します。
デフォルトは true です。
gpj.import.subdirs=true|false
gpj.import.location=<path> のときに適用可能。
プロジェクトをサブ ディレクトリにインポートするか、指定の場所に直接インポートするかを指定します。
true - 指定の場所の下に、プロジェクトごとのサブ ディレクトリを作成して各プロジェクトをインポートします。
false - インポートするプロジェクトが 1 つだけであり、このプロジェクトを指定の場所に直接インポートするには、false を設定します。
デフォルトは true です。インポートするプロジェクトごとにサブ ディレクトリが作成されます。
gpj.import.pathvar.enabled=true|false
リンクされるディレクトリを作成するときにパス変数を使用するかどうかを指定します。 (gpj.import.linked=true の場合)
デフォルトは false です。
gpj.import.pathvar.name=<name>
パス変数名を指定します。別の場所を指すパス変数名を指定しない限り、デフォルト値 ( たとえば DEVEL_ROOT_DIR) が使用されます。
指定の名前のプロジェクトがすでに Eclipse ワークスペースで定義されていて、gpj.import.pathvar.location プロパティで渡された値とは異なる場所を指している場合、パス変数は使用されません。代わりにフル パスが使用されます。また、 gpj.import.pathvar.name プロパティを指定しない場合、 gpj.import.pathvar.name のデフォルト値は常に DEVEL_ROOT_DIR です。
デフォルトは  DEVEL_ROOT_DIR です。
gpj.import.pathvar.value=<path>
パス変数の値を指定します。デフォルトでは、C++test はすべてのリンクされるフォルダーの共通のルートを算出します。
gpj.import.compiler.family=name
コンパイラの種類 (コンパイラ ID) を指定します。
gpj.import.c.compiler.exec=name
C コンパイラの実行ファイルを指定します。
gpj.import.cpp.compiler.exec=name
C++ コンパイラの実行ファイルを指定します。
gpj.import.linker.exec=name
リンカーの実行ファイルを指定します。


IAR Embedded Workbench .ewp プロジェクトのインポートのための設定

設定
目的
ewp.import.location=WORKSPACE|EWP_LOC|<path>
インポートするプロジェクトの場所を指定します。
WORKSPACE を指定した場合、プロジェクトはワークスペースに作成されます。
EWP_LOC を指定した場合、プロジェクトは .ewp プロジェクトの場所に作成されます。
外部のパスを指定した場合、プロジェクトはその外部のパスの場所に作成されます。
デフォルトは WORKSPACE です。
ewp.import.config=<name>
使用する .ewp プロジェクト構成を指定します。インポートされたプロジェクトで指定の構成が発見できない場合、デフォルト構成が使用されます。
構成名は 2 つの方法で指定できます。
<project_name> - <configuration_name> または <configuration_name> です。複数のプロジェクトをインポートする場合、 <configuration_name> だけを指定します。<configuration_name> だけを指定すると、すべてのプロジェクトでこの構成が検索されます。
デフォルトは .ewp のデフォルトです。
ewp.import.linked=true|false
作成される Eclipse プロジェクトに .project ソース フォルダーをリンクするかどうかを指定します。
デフォルトは true です。
ewp.import.subdirs=true|false
プロジェクトをサブディレクトリにインポートするか、指定の場所に直接インポートするかを指定します。このオプションは ewp.import.location=<path> の場合に適用されます。
true - 指定した外部の場所にサブ ディレクトリを作成し、プロジェクトをインポートします。true がデフォルトです。
false - 1 個のプロジェクトを、指定した外部の場所に直接インポートします。
ewp.import.pathvar.enabled=true|false
true に設定すると、リンク先ディレクトリを作成するときにパス変数が使用されます。
デフォルト値は false です。
ewp.import.pathvar.name=name
パス変数名を指定します。別の場所を指すパス変数名を指定しない限り、デフォルト名の  DEVEL_ROOT_DIR が使用されます。
ewp.import.pathvar.value=<path>
パス変数の値を指定します。デフォルトでは、C++test はすべてのリンクされるフォルダーの共通のルートを算出します。


Microsoft Visual Studio 6.0 .dsp プロジェクトのインポートのための設定

設定
目的
dsp.import.location=WORKSPACE|DSP_LOC|<path>
インポートするプロジェクトの場所を指定します。
WORKSPACE を指定した場合、プロジェクトはワークスペースに作成します。
DSP_LOC を指定した場合、プロジェクトは .dsp プロジェクトの場所に作成されます。
外部パスを指定した場合、プロジェクトは指定の場所に作成されます。
デフォルトは WORKSPACE です。
dsp.import.linked=true|false
.dsp プロジェクト ソース フォルダーを、作成される Eclipse プロジェクトにリンクするかどうかを指定します。
デフォルトは true です。
dsp.import.subdirs=true|false
dsp.import.location=<path> の場合、適用可能。
プロジェクトをサブ ディレクトリにインポートするか、指定の場所に直接インポートするかを指定します。
true - 指定の場所の下に、プロジェクトごとのサブ ディレクトリを作成して各プロジェクトをインポートします。
false - インポートするプロジェクトが 1 つだけであり、このプロジェクトを指定の場所に直接インポートするには、false を設定します。
デフォルトは true です。インポートするプロジェクトごとにサブ ディレクトリが作成されます。
dsp.import.pathvar.enabled=true|false
リンクされるディレクトリを作成するときにパス変数を使用するかどうかを指定します。 (dsp.import.linked=true の場合)
デフォルトは true です。
dsp.import.pathvar.name=<name>
リンクされるディレクトリを作成するときのパス変数名を指定します。
指定の名前のプロジェクトがすでに Eclipse ワークスペースで定義されていて、dsp.import.pathvar.location プロパティで渡された値とは異なる場所を指している場合、パス変数は使用されません。代わりにフル パスが使用されます。また、 dsp.import.pathvar.name プロパティを指定しない場合、 dsp.import.pathvar.name のデフォルト値は常に DEVEL_ROOT_DIR です。
デフォルトは  DEVEL_ROOT_DIR です。
dsp.import.pathvar.location=<loc>
パス変数がポイントするディレクトリを指定します。デフォルトでは、自動生成のディレクトリが使用されます。このディレクトリは、リンクされたすべてのディレクトリの共通ルートになります。.dsp プロジェクトが複数のドライブに存在するなどの理由で共通ルートを発見できない場合、または指定のディレクトリを使用できない場合、パス変数は使用されません。代わりにフル パスが使用されます。
たとえば、次のパスがあるものとします。
path1: c:\a\b\c\proj1
path2: c:\a\b\proj2
この場合、共通ルート ディレクトリは c:\a\b です。
デフォルトは、自動生成のディレクトリです。
dsp.import.config=<name>
使用する .dsp プロジェクト構成を指定します。インポートされたプロジェクトで指定の構成が発見できない場合、デフォルト構成が使用されます。
構成名は 2 つの方法で指定できます。
<project_name> - <configuration_name> または <configuration_name> です。複数のプロジェクトをインポートする場合、 <configuration_name> だけを指定します。<configuration_name> だけを指定すると、すべてのプロジェクトでこの構成が検索されます。
デフォルトは .dsp のデフォルトです。


たとえば、インポートするプロジェクトにフォルダー C:\temp\sources をリンクするものとします。パス変数 DEVEL_ROOT_DIR に値として C:\temp を定義した場合、C:\temp\sources フォルダーはDEVEL_ROOT_DIR/sources としてリンクされ、DEVEL_ROOT_DIR パス変数はワークスペース内に作成されます。パス変数を使用できない場合 ( たとえば、C:\temp\sources フォルダーを含んでいない別のフォルダーをポイントしている場合、パス変数がすでに定義されていて別の値が設定されている場合、不正な値が設定されている場合)、C:\temp\sources フォルダーはフル パスC:\temp\sources を使ってリンクされます。

Keil uVision プロジェクトのインポートのための設定

設定
目的
uv.import.location=WORKSPACE|ORIG|<path>
インポートするプロジェクトの場所を指定します。
WORKSPACE を使用する場合、ワークスペース中にプロジェクトが作成されます。
ORIG を使用する場合、オリジナルのプロジェクト ファイルの場所にプロジェクトが作成されます。
外部パスを指定する場合、その指定された場所にプロジェクトが作成されます。
デフォルト値は WORKSPACE です。
uv.import.linked=true|false
作成される Eclipse プロジェクトに uVision プロジェクト ソース フォルダーをリンクするかどうかを指定します。
デフォルト値は true です。
uv.import.subdirs=true|false
このオプションは uv.import.location=<path> の場合に適用されます。
プロジェクトをサブディレクトリにインポートするか、指定の場所のディレクトリに直接インポートするかを指定します。
true - 指定の場所の下に、プロジェクトごとのサブ ディレクトリを作成して各プロジェクトをインポートします。
false - インポートするプロジェクトが 1 つだけであり、このプロジェクトを指定の場所に直接インポートするには、false を設定します。
デフォルト値は true です (インポートするプロジェクトごとにサブ ディレクトリが作成されます)。
uv.import.pathvar.enabled=true|false
上記の uv.import.linked=true オプションが true の場合、リンク先ディレクトリを作成するときにパス変数を使用するかどうかを指定します。
デフォルト値は false です。
uv.import.pathvar.name=<name>
パス変数名を指定します。別の場所を指すパス変数名を指定しない限り、デフォルト値 ( たとえば DEVEL_ROOT_DIR) が使用されます。
指定の名前のプロジェクトがすでに Eclipse ワークスペースで定義されていて、uv.import.pathvar.location プロパティで渡された値とは異なる場所を指している場合、パス変数は使用されません。代わりにフル パスが使用されます。また、uv.import.pathvar.name プロパティを指定しない場合、uv.import.pathvar.name のデフォルト値は常に DEVEL_ROOT_DIR です。名前を指定した場合、その名前がパス変数名として使用されます。
デフォルト値は  DEVEL_ROOT_DIR です
uv.import.pathvar.value=<path>
パス変数の値を指定します。デフォルトでは、C++test はすべてのリンクされるフォルダーの共通のルートを算出します。
uv.import.config=<name>
使用するビルド構成の名前を指定します。


Renesas High-performance Embedded プロジェクトのインポートのための設定

設定
目的
hew.import.location=WORKSPACE|ORIG|<path>
インポートするプロジェクトの場所を指定します。
WORKSPACE を使用する場合、ワークスペース中にプロジェクトが作成されます。
ORIG を使用する場合、オリジナルのプロジェクト ファイルの場所にプロジェクトが作成されます。
外部パスを指定する場合、その指定された場所にプロジェクトが作成されます。
デフォルト値は WORKSPACE です。
hew.import.linked=true|false
作成される Eclipse プロジェクトに HEW プロジェクト ソース フォルダーをリンクするかどうかを指定します。
デフォルト値は true です。
hew.import.subdirs=true|false
このオプションは hew.import.location=<path> の場合に適用されます。
プロジェクトをサブディレクトリにインポートするか、指定の場所のディレクトリに直接インポートするかを指定します。
true - 指定の場所の下に、プロジェクトごとのサブ ディレクトリを作成して各プロジェクトをインポートします。
false - インポートするプロジェクトが 1 つだけであり、このプロジェクトを指定の場所に直接インポートするには、false を設定します。
デフォルト値は true です (インポートするプロジェクトごとにサブ ディレクトリが作成されます)。
hew.import.pathvar.enabled=true|false
上記の hew.import.linked=true オプションが true の場合、リンク先ディレクトリを作成するときにパス変数を使用するかどうかを指定します。
デフォルト値は false です。
hew.import.pathvar.name=<name>
パス変数名を指定します。別の場所を指すパス変数名を指定しない限り、デフォルト値 ( たとえば DEVEL_ROOT_DIR) が使用されます。
指定の名前のプロジェクトがすでに Eclipse ワークスペースで定義されていて、hew.import.pathvar.location プロパティで渡された値とは異なる場所を指している場合、パス変数は使用されません。代わりにフル パスが使用されます。また、hew.import.pathvar.name プロパティを指定しない場合、hew.import.pathvar.name のデフォルト値は常に DEVEL_ROOT_DIR です。名前を指定した場合、その名前がパス変数名として使用されます。
デフォルト値は  DEVEL_ROOT_DIR です。
hew.import.pathvar.value=<path>
パス変数の値を指定します。デフォルトでは、C++test はすべてのリンクされるフォルダーの共通のルートを算出します。
hew.import.config=<name>
使用するビルド構成の名前を指定します。




その他の設定


設定
目的
report.rules=[url_path_to_rules_directory]
静的解析ルールの HTML ファイルを置くディレクトリを指定します (ルールのhtml ファイルは、テスト コンフィギュレーションの  [静的] タブで[有効なルールの一覧] ボタンをクリックすると、生成されます)。
例:
report.rules=file:///C:/Temp/Burt/parasoft/xtest/gendoc/
report.rules=../gendoc/
デフォルト設定は none です。
tasks.clear=true|false
コマンドライン モードでの起動時に、既存のタスクを消去します。既存の結果のロードのために時間がかかるのを防ぎます。デフォルトは true です。
console.verbosity.level=low|normal|high
[コンソール] ビューの冗長レベルを指定します。設定できるオプションは次のとおりです。
low: エラーおよび現在のステップの名前とステータス (done、failed、up-to-date) についての基本情報を表示します。
normal: テストと解析の最中にレポートされた問題およびコマンド行も表示します。
high: 警告も表示します。
cpptest.custom.rules.dir=[directory]
ユーザー定義ルールを保存する場所を指定します。
cpptest.custom.configs.dir=[directory]
ユーザー定義テスト コンフィギュレーションを保存する場所を指定します。
custom.compilers.dir=[directory]
カスタム コンパイラのディレクトリ設定 ([Parasoft] > [ 設定] > [ コンフィギュレーション] の [ カスタム コンパイラ]) を上書きして、このオプションで指定されたディレクトリでカスタム コンパイラを検索します。
parallel.mode=Manual|Auto|Disabled
どのモードをアクティブにするかを決定します。
  • Auto: Parasoft Test が並行処理の設定をコントロールします。
  • Manual: ニーズに合わせて並行処理の設定をユーザーが手動で行うことができます。
  • Disabled: 利用できる CPU の中から 1 個だけを使用します。


並行処理の設定の詳細については、「並行処理の設定」を参照してください。
parallel.max_threads=<number>
同時に実行できる並行スレッドの最大数を指定します。実際の並行スレッドの数は、CPU の数、利用できるメモリ、およびライセンス設定に基づいて決定されます。
parallel.free_memory_limit=<percentage>
「アプリケーションで利用できるメモリ全体」に占める「低メモリ状況でキープしておく空きメモリの大きさ」の割合をパーセント値で指定します。このオプションは、他のプロセスが空きメモリを必ず使用できるようにするために使用します。
parallel.no_memory_limit=true|false
C++testが利用できるメモリに、 既存のシステム制限を超える制限をかけないことを指定します。


以下に、local.properties という名前のオプション ファイルのサンプルを 2 つ記載します。

# Team Server の設定 ( これらのオプションは、GUI の [設定] > [Team Server] で    定義済みの場合があり、その場合、これらのオプションの設定は必要ない)
tcm.server.enabled=true
tcm.server.name=<team_server.company.com>

# レポート設定
report.developer_errors=true
report.developer_reports=true
report.format=html
session.tag=<project name>

# メール設定
report.mail.enabled=true
report.mail.cc=<[email protected];[email protected]>
report.mail.server=mail.company.com
report.mail.domain=company.com
report.mail.subject=<Static Analysis results on Project X>
report.mail.attachments=true
# Team Server 設定
tcm.server.enabled=true
tcm.server.name=teamserver.mycompany.com
tcm.server.port=18888
tcm.server.accountLogin=true
tcm.server.username=tcm_user
tcm.server.password=tcm_pass

# Parasoft DTP 設定
dtp.server=dtp.mycompany.com
dtp.port=32323

# メール設定
report.mail.enabled=true
report.mail.server=mail.mycompany.com
report.mail.domain=mycompany.com
report.mail.cc=project_manager
report.mail.subject=Coding Standards
concerto.log_as_nightly=true

ローカル設定 (オプション) ファイルでの変数の利用

次の変数は、レポート、電子メール、Parasoft DTP、Team Server、およびライセンスの設定で使用できます。なお、session.tag の値にコロン (:) を使うことはできないので注意してください。

env_var
例: ${env_var:HOME}
コロン (:) の後に指定された環境変数の値を出力します。

project_name
例: ${project_name}
テスト対象プロジェクトの名前を出力します。入力として複数のプロジェクトを渡した場合、1 つのテスト対象プロジェクト名が出力され、2 つ目移行のプロジェクトは「...」と省略して出力されます。

workspace_name
例: ${workspace_name}
ワークスペース名を出力します。 

空の文字列

を出力します。 


config_name
例: ${config_name}
実行されるテスト コンフィギュレーションの名前を出力します。この変数はレポート設定と電子メール設定にだけ適用されます。

analysis_type
例: ${analysis_type}
有効である解析の種類 (たとえば静的、生成、実行) をカンマ区切りリストで出力します。この変数はレポート設定と電子メール設定にだけ適用されます。

tool_name
例: ${tool_name}
ツール名 (たとえば C++test) を出力します。

ローカル設定ファイルのサンプル

# REPORTS
#Determines whether reports are emailed to developers and to the additional recipients specified with the cc setting.
#Remember that if the team is using CVS for source control and each developer's email address matches his or her CVS username + the mail domain, each developer that worked on project code will automatically be sent a report that contains only the errors/results related to his or her work.
report.mail.enabled=true
#Exclude developers emails (true/false)
report.mail.exclude.developers=false
# Append developers errors to manager emails (true/false) report.developer_errors=true
# Send reports to developers (true|false) report.developer_reports=true
# Append suppressed messages (true|false) report.suppressed_msgs=false#Determines where to mail complete test reports.
#This setting is typically used to send reports to managers or architects.
#It can also be used to send reports to developers if developer reports
#are not sent automatically (for example, because the team is not using CVS).
[email protected]; ${env_var:USERNAME} @domain.com
# mail target for unknown developer errors [email protected]
#Specifies the mail server used to send reports.
report.mail.server=mail_server.domain.com
#Specifies the mail domain used to send reports.
report.mail.domain=domain.com
#Specify mali from report.mail.from=nightly
#Specifies any email addresses you do not want to receive reports.
#This setting is used to prevent from automatically sending reports to someone that worked on the code, but should not be receiving reports. This setting is only applicable if the team is using CVS for source control and developer reports are being sent automatically.
report.mail.exclude=developer1;developer2
# Specifies the subject line of the emails sent.
report.mail.subject= ${tool_name} Report - ${config_name}
# Report test params include (true|false)
report.test_params=true
# Team Server
#Determines whether the current installation is connected to the Team Server.
tcm.server.enabled=true
#Specifies the machine name or IP address of the machine running Team Server.
tcm.server.name=team_server.domain.com
#Specifies the Team Server port number.
tcm.server.port=18888
tcm.server.accountLogin=true
tcm.server.username=user
tcm.server.password=password
session.tag= ${config_name}
# Parasoft Project Center
#Determines if the current installation is connected to Parasoft Project Center.
concerto.reporting=true
#Specifies the host name of the Parasoft DTP server.
dtp.server=grs_server.domain.com
# Specifies the port number of the Parasoft Project Center report collector.
concerto.data.port=32323
# Specifies user-defined attributes for Parasoft Project Center.
#Use the format key1:value1; key2:value2
#Attributes help you mark results in ways that are meaningful to your organization.
#They also determine how results are grouped in Parasoft Project Center and how you can filter results in Parasoft Project Center.
#For example, you might want to label results by project name and/or by project component name.
#Each attribute contains two components: a general attribute category name
#and a specific identification value. For example, assume your organization wants to classify results by project.
#You might then use the attribute project:projname1. For the next project, you could use a different
#local settings file that specified an attribute such as project:projname2.
concerto.user_defined_attributes=Type:Nightly;Project:Project1
# Determines whether the results sent to Parasoft Project Center are marked as being from a nightly build.
concerto.log_as_nightly=true
# SCOPE
#code authorship based on CVS
scope.sourcecontrol=true
#code authorship based on author tag
scope.author=false
#code authorship based on local user
scope.local=false
# LICENSE
#override license settings
#cpptest.license.autoconf.timeout=40
cpptest.license.use_network=true
cpptest.license.network.host=license_server.domain.com
cpptest.license.network.port=2222
cpptest.license.network.edition=server_edition
# SOURCE CONTROL
scontrol.rep1.type=cvs
scontrol.rep1.cvs.root=:pserver:developer@cvs_server.domain.com:/home/cvs/
scontrol.rep1.cvs.pass=mypassword

Eclipse ベースのビルダーでのコマンドライン インターフェイスの使用

-buildscript %SCRIPT_FILE% オプションは、指定された Eclipse ビルド スクリプトをテストの前に実行します。
Eclipse コンポーネントの機能とサード パーティの Eclipse ソース管理プラグインによっては、このビルド スクリプトの実行によって Eclipse GUI が起動する場合があります。GUI が開いてなく、ソース管理が完全に構成されていない場合、サード パーティの Eclipse ソース管理プラグインがヘッドレス モードで失敗する可能性があります。利用できない GUI にアクセスしようとしてサイレントに失敗するか、さまざまな例外をスローすることがあります。これを防ぐには、ソース管理を完全に構成し、ユーザー名やパスワードなどの追加情報をソース管理がユーザーに問い合わせる必要がないようにします。
スクリプトを定義するために、次のスクリプト言語を使用できます。

構文

コマンドは 1 行につき 1 つ入力します。行の先頭および最後の空白は削除されます。空行は無視されます。各コード行で、シャープ ( # ) コメント記号の後のものは無視されます。 コマンドはコマンド名と 1 つ以上の引数から構成されます。
引数中の $(key) の書式の文字列は、マクロとして再帰的に展開されます。

コマンド


コマンド
説明
var <name> <value>
マクロ拡張で使用される変数を定義します。
co </path/to/file.psf>
Eclipe チーム プロジェクト ファイル (PSFファイル) で指定されたプロジェクトをチェックアウトします。相対パスは、現行ファイルからの相対として解決されます (再帰的な include コマンドの場合に重要です)。
up </path/to/file.psf>
co コマンドと同じです。ただし、プロジェクトがワークスペースにすでに存在する場合、ゼロからチェックアウトするのではなく、プロジェクトを更新します。ローカルの変更が検出される場合、この処理をヘッドレスに実行しようとしますが、ダイアログが開くことがあります。GUI を介してユーザーが競合を解決するためチェックアウトは保留されます。
注意 !  更新は CVS および SVN リポジトリでのみサポートされます。チームのプロジェクト設定が別の種類のリポジトリを参照している場合、現時点ではチェックアウトだけがサポートされます。
upb </path/to/file.psf>
co コマンドと同じです。ただし、プロジェクトがすでにワークスペースに存在する場合、ゼロからチェックアウトするのではなく、プロジェクトを更新します。up コマンドと同じ利点と制限があります。チェックアウトまたは更新が完了した後、PSF ファイル中のすべてのプロジェクトをビルドします。
rep </path/to/file.psf>
up コマンドと同じです。ただし、プロジェクトがすでにワークスペースに存在する場合、プロジェクトを更新するのではなく置き換えます。その結果、ローカルの変更がサイレントに上書きされます。
注意 !  更新と置換は CVS および SVN リポジトリでのみサポートされます。チームのプロジェクト設定が別の種類のリポジトリを参照している場合、現時点ではチェックアウトだけがサポートされます。
repb </path/to/file.psf>
upb コマンドと同じです。ただし、プロジェクトがすでにワークスペースに存在する場合、プロジェクトを更新するのではなく置き換えます。その結果、ローカルの変更がサイレントに上書きされます。チェックアウトおよび/または更新が完了した後、PSF ファイル中のすべてのプロジェクトをビルドします。
build [project1 [project2 [...]]]
引数で指定されたプロジェクトをビルドします。引数がない場合、ワークスペース中のすべてのプロジェクトをビルドします。1 番目の引数が文字列 "-" の場合、リストされたプロジェクトを除く、ワークスペース中のすべてのプロジェクトをビルドします。
include </path/to/script>
指定のスクリプト ファイルを実行します。相対パスは、現行ファイルからの相対として解決されます (再帰的な include コマンドの場合に重要です)。
ant </path/to/build.xml> [target1 [target2 [...]]]
指定の ant ビルド ファイル中の、指定のターゲット (ターゲットが指定されない場合はデフォルト ターゲット) が実行されます。相対パスは、現行ファイルに対する相対として解決されます。ant ビルド ファイルの実行後、ワークスペース全体がリフレッシュされます。
refresh
ワークスペース全体に対して Eclipseの "リフレッシュ" を実行します。


マクロ

コマンド引数中の$(key) の書式の文字列は展開されます。前の var コマンドまたはシステム プロパティから値を使用できます。システム プロパティ (たとえば user.home) は Java によってあらかじめ定義されますが、-vmargs -Dkey=value パラメーターを使って実行中の Eclipse からビルドに渡すこともできます。







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