このセクションでは、静的解析を実行して、静的解析ルールに準拠していないコードを検出する方法について説明します。このセクションの内容
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C/C++test は、テスト対象のソース ファイルがヘッダーをインクルードしていない限り、ヘッダーを直接解析しません。詳細については「ヘッダー ファイルを解析するには ? どのファイルが解析されるのか ?」 を参照してください。 |
C/C++test は、インスタンス化された関数テンプレートとインスタンス化されたクラス テンプレー トのメンバーに対して静的解析を実行できます。詳細については「C++test でのテンプレート関数のサポート」を参照してください。 |
静的解析を実行するための基本手順は次のとおりです。
定期的にコマンドライン モードで静的解析を実行するには、チームにとって重要な静的解析ルールを使ってプロジェクトを解析するテスト コンフィギュレーションを実行します。例:
重複コードを特定して削除することで、コードをより簡潔で読みやすくし、保守をより容易にすることができます。たとえばコピーと貼り付けのミスなどによってほとんど同じコード フラグメントが開発プロセスで入り込んだ場合に、そのようなコードを検出できます。 大規模なプロジェクトの場合、手動で重複を検出することは非効率的なため、重複コードの検出機能は特に有用です。
重複コードを検出するには、ビルトイン テストコンフィギュレーションの [Find Duplicated Code] を実行するか、重複コード [CDD] カテゴリの適切なルールを有効化したユーザー定義テスト コンフィギュレーションを実行します。
2 つのコード フラグメントを重複コードとしてレポートするかどうかの判定には、コードの類似性レベルが使用されます。このレベルはユーザーがカスタマイズできます。ルール プロパティを設定することで、変数名、文字列リテラル、数字リテラル、および論理リテラルを無視することができます。タブ、スペース、改行、コメントのようなテキスト フローのすべての違いは常に無視されます。
詳細については、重複コード [CDD] カテゴリのルールの説明を参照してください。