コンフィギュレーションを実行する際に JUnit テストまたは Java アプリケーションのカバレッジ情報を収集するよう Eclipse を設定できます。このセクションでは、JUniｔ テストのカバレッジ収集を有効化する方法を説明します。Java アプリケーションのカバレッジ収集については、「Eclipse での Java アプリケーションのカバレッジ収集」を参照してください。
専用の Jtest コンフィギュレーションを実行することで、JUnit テストのカバレッジ情報を収集できます。パッケージ エクスプローラーでテストまたはパッケージを右クリックし、[Jtest As] > [JUnit テスト] をクリックします。
または、IDE のメイン メニューまたは、[[テストコンフィギュレーション名]の実行] ツールバー ボタンのドロップダウン メニュー 
で [実行] > [Jtest As] > [JUnit テスト] をクリックします。
カバレッジ ビューにカバレッジ情報が表示されるほか、エディターにも色分けされたマーカーが表示されます (「カバレッジの参照」を参照)。
で [Jtest As] > [Jtest 構成... ] をクリックします。
デフォルトでは、テスト対象クラスを含むプロジェクトおよび依存先プロジェクトのカバレッジが収集され、レポートされます。スコープに含まれるプロジェクトは、Jtest タブの [対象プロジェクト] フィールドに表示されます。
カバレッジ スコープを狭くして、Eclipse のパッケージ エクスプローラーで選択したアイテムだけを含めたり、指定したクラスを除外することができます。「選択されたアイテムのカバレッジのレポート」を参照してください。
さらに、スコープにテスト クラスを含めたり、スコープから除外することができます。テストのカバレッジを収集するには、[テスト クラスのカバレッジを収集] オプションをオンにする必要があります。このオプションが無効な場合、テスト クラスのカバレッジは収集されません。このオプションは、デフォルトでオンです。
IDE のパッケージ エクスプローラー ビューで選択したアイテムのカバレッジ データだけを収集するには、次の操作を行います。
[対象プロジェクト] フィールドは無効化され、パッケージ エクスプローラーで選択されたアイテムのカバレッジだけがレポートされます。
カバレッジ スコープに含めないクラスを指定できます。
除外パターンの例
手動で除外パターンを指定する場合、ワイルドカード * を使用して、指定したパッケージに直接的に含まれるすべてのクラスを除外できます。
examples/* - examples パッケージに直接的に含まれるすべてのクラスに一致します (例: examples.Foo)。このパターンでは、examples.internal.Foo クラスは除外されません。examples/Foo* - examples パッケージのファイル名が "Foo" で始まるすべてのクラスに一致します (例: examples.FooFile)。examples.internal.FooFile クラスは別のスコープに所属するため、除外されません。実行されたコードのカバレッジは [カバレッジ] ビューで参照できます (「カバレッジの参照」を参照)。