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Modified Code Coverage は、コードの変更 (機能の実装など) に関連するテスト スコープを削減するのに役立ちます。カバーされなかったコードにテスターが集中できるため、テストが効率化されます。また、テストされていない変更に関連するリスクの追跡記録を管理する上でも役立ちます。Modified Code Coverage は次のアクションを実行します。
アーティファクトは、ベースライン ビルド以降に変更されたコード行のカバレッジ率をレポートするウィジェットとして実装されます。また、新規または変更された各コード行で達成されたカバレッジをグラフィカルに示します。
DTP からソース コードにアクセスできなければなりません。DTP をソース管理システムと統合できます。または解析の一部として DTP にソースをパブリッシュするように Parasoft コード解析ツールを設定できます。詳細については、「ソース コード ビューの設定」を参照してください。
DTP が Parasoft 静的解析/テスト ツールのレポートからソースを読み込む場合、ツールの .properties 構成ファイル (ツールのドキュメントを参照) または DTP の共有プロジェクト設定 (「プロジェクトでの Parasoft Test の設定」を参照) で |
DTPは、データベースから大量のデータを継続的に受け取って消去します。デフォルトでは、ビルドに関連する単体テストとカバレッジ情報は、単体テストとカバレッジ情報を含むビルドが同じ DTP プロジェクトに対してさらに 2 つレポートされた後、自動的に削除されます。ベースライン データを含むビルドをロックすることで、データが削除されるのを防止できます。Modified Coverage および/または DTP 監査レポートでビルドを使用する間、ベースライン ビルド IDをロックすることを推奨します。カバレッジ データとテスト データを含むベースライン ビルドは必ずロックするべきです。詳細については「ビルドのロックとアーカイブ」を参照してください。
Modified Code Coverage は、Process Intelligence Pack と共にインストールされます。詳細については Process Intelligence Pack のインストール手順 を参照してください。
Process Intelligence Pack をインストールした後、ウィジェットが Coverage カテゴリに表示されます。ダッシュボードにウィジェットを追加する方法については「ウィジェットの追加」を参照してください。
以下の設定を利用できます。
タイトル | タイトル フィールドをクリックしてウィジェットの名前を変更します (オプション)。 |
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フィルター | [ダッシュボード設定] を選択してダッシュボード フィルターを使用するか、ドロップダウン メニューからフィルターを選択します。 |
期間 | [ダッシュボード設定] を選択してダッシュボードの期間を使用するか、ドロップダウン メニューから期間を選択します。 |
ベースライン ビルド | 比較するビルドを選択します。デフォルトでは「前回のビルド」が選択されます。 |
ターゲット ビルド | ベースライン ビルドに対して比較したいビルドを選択します。デフォルトでは「データがある最新ビルド」が選択されます。 |
デフォルトでは、ベースライン ビルドが「前回のビルド」に、そしてターゲット ビルドが「データがある最新ビルド」に設定されます。このウィジェットは、最新の 2 つのビルドを自動的に選択しますが、これらのビルドにテストとカバレッジの詳細が含まれていない場合もあります。ウィジェットを構成する際に DTP でビルド管理ページを確認し (「ビルド管理」を参照)、適切なベースライン ビルドとターゲット ビルドを使用するべきです。
このウィジェットは、ベースライン ビルドからターゲット ビルドの間にテストでカバーされた、変更されたコード行の割合を表示します。
ウィジェットをクリックすると、各ファイルのカバレッジを示す詳細レポートが表示されます。
ベースライン ビルドとターゲット ビルドの間で変更されたテスト可能なコードをハイライトするために、赤と緑が使用されます。緑は、少なくとも 1 つのテスト ケースがコードをカバーしたことを示します。赤は、コードをカバーしたテスト ケースがないことを示します。