このセクションの内容:
ほとんどの場合、DTP インストーラーはすべてのアップグレード プロセスを自動的に処理しますが、「状況ごとのアップグレード方法」セクションを参照してアップグレード パスを確認してください。
以前のバージョンの DTP からアップグレードする前に、お使いのシステムが システム要件 に一致していることを確認してください。
アップグレード プロセスの一環としてインストーラーがデータを自動的にバックアップしますが、特別な予防措置として 手動でシステムをバックアップする ことができます。
次のいずれかの条件が当てはまる場合は、これらの指示に従ってください。
バージョン 5.4.2 以前の DTP からアップグレードしている場合、オプションの手順として GRS データベースを削除できます ( 追加情報については DTP 5.4.3 リリースノートを参照してください)。データベースを削除する方法については、データベース サーバー ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
DTP の最初のインストール中に DTP Enterprise Pack をインストールしなかった場合は、最新の DTP インストーラーを再実行していつでも DTP Enterprise Pack をインストールできます。
最新バージョンの DTP および DTP Enterprise Pack からアップグレードする場合は、次の手順に従ってください。
-u
オプションを使って DTP インストール スクリプトを実行します。./DTP.sh -u <DTP_INSTALL>
<DTP_INSTALL>
には、現在の DTP のインストール ディレクトリを指定します。
例: ./parasoft/dtp ではなく /home/parasoft/dtp |
組込みデータベース サーバーを含む DTP ディストリビューション (Linux のみ) をインストールしている場合、インストーラーがデータベース サーバー サービスの状態を確認します。
インストーラーは、指定の DTP インストール ディレクトリで DTP Enterprise Pack を探します。Enterprise Pack が検出された場合、Enterprise Pack を削除するか更新するかの問い合わせがあります。Enterprise Pack が検出されなかった場合、 <DTP_INSTALL>/dtpservices ディレクトリにインストールするよう指示が出ます。
DTP.sh スクリプトが完了したら、dtpconsole.sh を実行して DTP と Data Collector を開始します。組込みデータベース サーバーを含む DTP ディストリビューションをインストールしている場合、サービスが自動的に開始し、直ちに DTP の使用を開始できます。
start
引数を付けて dtpservices.sh
スクリプトを実行して Enterprise Pack を開始します。./dtpservices.sh start
バージョン 5.4.2 以前の DTP からアップグレードしている場合、オプションの手順として GRS データベースを削除できます ( 追加情報については DTP 5.4.3 リリースノートを参照してください)。データベースを削除する方法については、データベース サーバー ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
DTP の最初のインストール中に DTP Enterprise Pack をインストールしなかった場合は、最新の DTP インストーラーを再実行していつでも DTP Enterprise Pack をインストールできます。
次の条件が当てはまる場合、以下の操作指示に従ってください。
dtpservices.bat stop
コマンドを実行して DTP Enterprise Pack を停止します。最新の DTP インストーラーを実行し、アップグレードが完了するまでインストーラーの操作指示に従います。「DTP の新規インストール」を参照してください。
アップグレード プロセスの結果、DTP Enterprise Pack が <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリにインストールされます。インストーラーは、このディレクトリにインストールされた Enterprise Pack のバックアップと復元を自動的に行います。アップグレード元の Enterprise Pack が別の場所にインストールされている場合、Enterprise Pack を <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリに移行する必要があります。「DTP Enterprise Pack との統合」も参照してください。 |
--target
コマンドで指定された親ディレクトリに保存されます。このプロセスが完了するまでに数分かかることがあります。dtpservices.bat restore --src <path to backup archive>
コマンドを実行します。オプションの手順として GRS データベースを削除できます ( 追加情報については DTP 5.4.3 リリースノートを参照してください)。データベースを削除する方法については、データベース サーバー ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
DTP の最初のインストール中に DTP Enterprise Pack をインストールしなかった場合は、最新の DTP インストーラーを再実行し、前述の操作を繰り返していつでも DTP Enterprise Pack をインストールできます。
Linux の管理プロセスはコマンドラインから実行されます。
dtpconsole スクリプトを実行して Parasoft サービスおよび DTP Enterprise Pack を停止します (「DTP サービスの停止」を参照)。
アップグレード プロセスの結果、DTP Enterprise Pack が <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリにインストールされます。インストーラーは、このディレクトリにインストールされた Enterprise Pack のバックアップと復元を自動的に行います。アップグレード元の Enterprise Pack が別の場所にインストールされている場合、Enterprise Pack を <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリに移行する必要があります。「DTP Enterprise Pack との統合」も参照してください。 |
dtpservices.bat backup --target <path to old Enterprise Pack directory>
--target
コマンドで指定された親ディレクトリに保存されます。このプロセスが完了するまでに数分かかることがあります。dtpservices.bat restore --src <path to backup archive>
コマンドを実行します。dtpconsole.sh
を実行し、DTP Enterprise Pack を含め、すべての DTP サービスを開始します。オプションの手順として GRS データベースを削除できます ( 追加情報については DTP 5.4.3 リリースノートを参照してください)。データベースを削除する方法については、データベース サーバー ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
DTP の最初のインストール中に DTP Enterprise Pack をインストールしなかった場合は、最新の DTP インストーラーを再実行し、前述の操作を繰り返していつでも DTP Enterprise Pack をインストールできます。
Process Intelligence Engine(PIE)1.x から DTP Enterprise Pack への移行は重要であり、手動でカスタム フローを移行する必要があります。詳細については DTP 5.3.2 のリリースノートを参照してください。
pie_service.bat full-backup ..\pie-upgrade-backup
コマンドを実行し、親ディレクトリにバックアップ アーカイブを作成します。pie_service.bat stop を実行して PIE プロセスを停止します。
最新の DTP インストーラーを実行し、アップグレードが完了するまでインストーラーの操作指示に従います。「DTP の新規インストール」を参照してください。
アップグレード プロセスの結果、DTP Enterprise Pack が <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリにインストールされます。インストーラーは、このディレクトリにインストールされた Enterprise Pack のバックアップと復元を自動的に行います。アップグレード元の Enterprise Pack が別の場所にインストールされている場合、Enterprise Pack を <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリに移行する必要があります。「DTP Enterprise Pack との統合」も参照してください。 |
dtpservices.bat restore --src <path to PIE backup archive>
コマンドを実行します。オプションの手順として GRS データベースを削除できます ( 追加情報については DTP 5.4.3 リリースノートを参照してください)。データベースを削除する方法については、データベース サーバー ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
dtpconsole スクリプトを実行して、Parasoft サービスと DTP Enterprise Pack を停止します (「DTP サービスの停止」を参照)。
pie_service.sh full-backup ../pie-upgrade-backup
コマンドを実行し、親ディレクトリにバックアップ アーカイブを作成します。pie_service.sh stop を実行して PIE プロセスを停止します。
最新の DTP インストーラーを実行し、アップグレードが完了するまでインストーラーの操作指示に従います。「DTP の新規インストール」を参照してください。
アップグレード プロセスの結果、DTP Enterprise Pack が <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリにインストールされます。インストーラーは、このディレクトリにインストールされた Enterprise Pack のバックアップと復元を自動的に行います。アップグレード元の Enterprise Pack が別の場所にインストールされている場合、Enterprise Pack を <DTP_HOME>/dtpservices ディレクトリに移行する必要があります。「DTP Enterprise Pack との統合」も参照してください。 |
dtpservices.sh restore --src <path to PIE backup archive>
コマンドを実行します。オプションの手順として GRS データベースを削除できます ( 追加情報については DTP 5.4.3 リリースノートを参照してください)。データベースを削除する方法については、データベース サーバー ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
アップグレードの後に管理者資格でログインすると、Report Center がデータベース構造を検証します。データベースを更新するよう促される場合があります。
初期インストールの後、管理者のデフォルトのユーザー名とパスワードはそれぞれ admin です。ただし、このユーザー名とパスワードは Report Center がカスタマイズされたときに変更された可能性もあります。 |
データベース構造をアップグレードするには、次の操作を行います。
Report Center と Project Center の機能とポート番号が保持されていることを確認します。
Report Center アップグレード プロセスの最中、DTP_HOME/grs/config/*.xml ファイルで設定したすべてのカスタマイズ設定は保持されます。 |