C++test のテストでは、テスト コンフィギュレーションのスコープ基準を満たす、選択されたリ ソース中のすべてのコードに対して、指定のアクション ( テスト、テスト ケース生成、またはその 両方) が実行されます。デフォルトでは、 テスト コンフィギュレーションの実行時に選択されてい たリソース中のすべてのコードがチェックされます。

ただし、次のような制限をかけることもできま す。

一部のファイル フィルターと行フィルターはソース管理されているプロジェクトにだけ適用される 点に注意してください。

ファイル フィルター

ヒント

  • Perl 形式の式を使用できます。
  • 次のワイルド カードをサポートします。
    • * は、スラッシュ (/) を除く 0 個以上の文字と一致します。

    • ? は、スラッシュ (/) を除いた任意の 1 個の文字と一致します。

    • ** は、スラッシュ (/) も含めて 0 個以上の文字と一致します。** を使用する と、パス要素を指定できます。

  • 次の要素の例がデフォルトでコード レビューの設定に追加されています。
    • 拒否されるワイルドカード **/bin/**/*.properties
    • 拒否される正規表現 (.*?/(bin|obj)(/x86|/x64){0,1}/(Debug|Release)/.*?\\.(dll|exe|pdb))$
  • 正規表現を使って「差分」を表すことができます。たとえば、TODO タグを追加、削除、 変更したソース コードだけをフラグする場合、[差分] フィールドに次のように指定します。
    .*TODO.*

基本的なファイル マスクとして、次のものがあります。

  • *.java, *.xml, *.properties
  • *.c, *.cpp, *.h, *.cc, *.hpp, makefile, .project, .classpath
  • *.c, *.cpp, *.h, *.cc, *.hpp, makefile, *.sln, *.prj, *.res
  • *.cs, *.vb, *.sln, *.prj, *.resx

"bank" または "customer" というフォルダーをパスに含むすべてのファイルを含めるには、次の
ように指定します。 

  • **/bank/**, **/customer/**

"bank" で始まるフォルダー、 "customer" を含むフォルダー、"invoice" で終わるフォルダーをパスに含むすべてのファイルを含めるには、次のように指定します。 

  • **/bank*/**, **/*customer*/**, **/*invoice/**

1) 名前が "Test" で開始する 2) 任意のプロジェクトの src/test ディレクトリ内にある "security" サブ フォルダー中にある、という条件を満たすすべての .java ファイルを含めるには、次のように指定します。

**/src/test/**/security/Test*.java 

1) ATM ソリューションにある 2) ATMLib プロジェクトにある 3) ComanyTests サブフォルダー内にある 4) "Test" で名前が開始するという条件を満たすすべての .cs ファイルを含めるには、次のように指定します。

ATM/ATMLib/CompanyTests/**/Test*.cs 

行フィルター

C++test のテスト対象のコード行を制限します。行フィルターよりもファイル フィルターの方が先に適用されるので、行フィルターに到達するコードは、ファイル フィルターを通過している必要があります。行フィルターで利用できるオプションは次のとおりです。

注意