このセクションでは、チーム全体の設定を作成または変更し、各チームメンバーの C++test に設定を反映する方法について説明します。必要に応じてこの設定を拡張したり上書きしたりする方法についても説明します。例えばマシン固有のパスなどです。また、[ 設定] ウィンドウでは C++test 固有のオプションを指定することができます。
このセクションの内容
Parasoft DTP を使用している場合、以下のワークフローを採用することを強く推奨します。チームのすべての Parasoft マシンで共有する設定の作成および変更が簡単になります。
チーム全体の設定は、GUI から指定して、ローカル設定にエクスポートし、Parasoft DTPを 介して共有することができます。
チーム全体の設定を作成するには次の操作を行います。
DTP に格納された設定を使用するよう、各デスクトップおよびサーバーマシンを設定するに は、次の操作を行います。
複数の DTP プロジェクトで作業をしている場合、DTP 設定ページの [構成] ボタン をクリックし、選択されたプロジェクトを変更すると、1 つのプロジェクト設定から別のプロジェクト設定に簡単に切り替えられます。 |
C++test の設定を DTPに保存している場合、C++test を起動するたびに設定はリフレッシュされます。 手動で設定をリフレッシュする場合は次の操作を行います。例えば、設定が変わったことを知っていて、 C++test を再起動せずにすぐに新しい設定を取得したい場合などです。
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コマンドライン実行で使う設定を保存したローカル設定ファイルがすでに存在する場合、次の操作を 行います。
-localsettings my_localsettings_file
)詳細については、「ローカル設定の指定」および「コマンドライン インターフェイスからのテスト」を参照してください。
保守が容易であるため、DTP サーバーに保存された設定を使用することを推奨します。それには、次のいずれかの操作を行います。
-dtp.autoconfig project_name@servername:port
を指定します。例: -dtp.autoconfig [email protected]:8080
dtp.autoconfig=true
ローカル設定オプションを使用します。例: dtp.enabled=true
dtp.server=servername
dtp.port=8080
dtp.autoconfig=true
dtp.project=project_name
ローカル設定を指定する方法については、「ローカル設定の指定」を参照してください。
複数の設定を組み合わせて使用したい場合 ( 例えば、<1> DTP に保存されたキープロジェク ト設定、<2> 特定のマシンで実行するすべてのテストのための設定、および<3> 特定のマシンの一部の解析セットだけのためにカスタマイズした設定を組み合わせて使用する場合など)、次のよう にファイルの階層を指定することで実現できます。
-dtp.autoconfig
および -localsettings
を指定します。例-dtp.autoconfig [email protected]:8080 -localsettings
machine_override_properties -localsettings project_override_properties
この推奨されるプロセスに従っている場合、チーム全体の設定を Parasoft DTPで変更すると、 接続しているすべてのマシンに自動的に変更が適用されます。
ローカルで変更した設定を上書きしたくない場合などに、自動変更を無効にするには、DTPの 設定で上書きしたくない設定ページの [DTPの設定を使用] オプションをオフにします。
設定をカスタマイズするには、次の操作を行います。
全般的な設定とオプション ファイルへのエクスポートの設定を行います。
自動検出されたチームメンバーのユーザー名を異なる ユーザー名および/ または E-mail アドレスにマップ します。
「タスクの割り当てとコード作成者の設定」を参照してください。
準備、通知、コードレ ビュープロセスの追跡を自動化するための設定を指定します。
「[コード レビュー] タブ - コード レビュー オプションを定義する」をしてください。
[Parasoft] メニューの [テスト履歴] に表示するテス トコンフィギュレーションの数を指定します。ユーザー定義ルールを保存/検索するディレクトリを指定します。 ユーザー定義テストコンフィギュレーションとルールを保存/検索するディレクトリを指定します。
コンソール ビューの設定を指定します。
DTP サーバーの設定を指定します。
「DTPとの接続」を参照してください。
展開すると、非推奨の Team Server (「Team Server との接続」を参照) の設定を指定できます。
レポートの通知とテクニカ ルサポートへのアーカイブ送付に使用する電子メール情報を設定します。
「電子メールの設定」を参照してください。
Bugzilla などの課題/フィーチャー/ 欠陥トラッキングシステムの課題とテストケースを関連付けるために使用するカスタムタグを指定します。
「欠陥/課題のカスタム タグの使用」を参照。
JDBC ドライバー (テストのパラメータライズに使用されるデータベースに接続するために必要なドライバー) を指定できます。
「JDBC ドライバーの設定」を参照してください。
ライセンス設定を指定します。
「 ライセンスの設定」を参照。
並行処理の設定を指定します。
「並行処理の設定」を参照してください。
[品質タスク] ビューでの タスクの表示方法に関連する全般的なオプションを指定します。
「タスクレポートの設定」を参照してください。
レポートの内容とフォーマットを指定します。
「レポート設定」を参照してください。
コード作成者を決定する方法とチームメンバーにタスクを割り当てる方法を指定します。
「タスクの割り当てとコード作成者の設定」を参照してください。
C/C++test がソース管理リポジトリに接続する方法を指定します。
「ソース管理リポジトリとの接続」を参照してください。
サポートアーカイブを準備 して Parasoft サポート チームに送信するためのオプションを指定します。
「Preparing a "Support Archive" and Sending it to Technical Support」を参照してください。
レポート、E-mail、Team Server、およびライセンスの設定では以下の変数を使することができます。なお、セッションタグの値にコロン (:) を使用することはできません。
変数の入力を補助する機能が用意されています。フィールドに「 |
project_name
例: ${project_name}
テスト対象プロジェクトの名前を出力します。複数のプロジェクトを入力として渡した場合、この変数は「テスト対象プロジェクト名...」と出力します。general_project
例: ${general_project}
結果がリンクされる DTP の一般的なプロジェクトの名前を出力します。
workspace_name
例: ${workspace_name}
ワークスペース名または Visual Studio のソリューション名を出力します。例えば、
report.mail.subject=Code Review Scanner Results for ${workspace_name}
は "Code Review Scanner Results for solution.sln" などのように展開されます。
solution_loc (Visual Studio)
例: ${solution_loc}
Visual Studio のソリューションの場所を出力します。例えば、
report.mail.subject=Code Review Scanner Results for ${solution_loc}
は "Code Review Scanner Results for c:/nightly/folder/.../solution.sln" などのように展開されます。
config_name
例: ${config_name}
実行されたテストコンフィギュレーションの名前を出力します。レポート設定と E-mail 設定にだけ適用されます。
analysis_type
例: ${analysis_type}
有効な解析タイプのカンマ区切りリストを出力します (例: Static, Execution)。レポート設定と Email 設定にだけ適用されます。
tool_name
$ 例: ${tool_name}
Parasoft 製品名を出力します。
例:
C++test の設定は、GUI からローカル設定ファイルにエクスポートすることができます。この機能は、例えば次の場合に役立ちます。
ローカル設定ファイルに設定をエクスポートするには、次の操作を行います。
設定をインポートするには、次の操作を行います。
システムユーザー名を使用せずに別の名前を使用したい場合 (たとえば自動プロセスに製品を統合していて、デフォルトのシステムユーザー名にタスクを割り当てたくない場合)、以下の操作を行います。
-Duser.name=<username>
スイッチを提供します。