このセクションではライセンスを設定する方法について説明します。
C/C++test はローカルまたはネットワーク ライセンスで実行できます。ローカル ライセンスは、マシン固定のライセンスであり、移動できません。ネットワーク ライセンスは、Parasoft License Server から取得されるライセンスです。Parasoft License Server はライセンスを保存し、Parasoft 製品にライセンス トークンを提供します。
デフォルトでは、C/C++test は開発テスト ワークフロー用に設定されたのと同じ DTP からライセンスを取得するよう設定されています (「DTPとの接続」を参照)。次のサーバーからライセンスを取得することもできます。
ライセンスを設定するには、GUI でオプションを指定するか、ローカル設定が保存されたファイルに手動でライセンスの設定を追加します (「ローカル設定によるライセンスの追加」を参照)
C/C++test Professional は、デフォルトのポート 2002 で動作するレガシー License Server をサポートしています。より新しいバージョンの C/C++test にアップグレードした場合、アップグレード以前に使用していたサーバーからライセンスを取得するよう設定できます。 |
DTP の License Server を使用してチームや組織の Parasoft 製品ライセンスを管理している場合、DTP に接続すると、自動的にネットワーク ライセンスが有効になります。「DTPとの接続」を参照してください。オプションをカスタマイズしたり、別の License Server からライセンスを取得するには、次の操作を行います。
[設定] リンクをクリックしてネットワーク ライセンス設定ダイアログを開きます。
カスタム License Server からライセンスを取得する場合、[Use the following License Server] オプションを有効にします。以下のいずれかを指定できます。
スタンドアロンの License Server
https://
を追加します。別の DTP にデプロイされた License Server
レガシー License Server
出張中や DTP をホストしているマシンをアップグレードする間に作業する場合など、DTP にアクセスできない間、ネットワーク ライセンス トークンを借用して C/C++test を使用できます。
ライセンスを借用すると、DTPの利用可能ライセンスの 1 つが、指定の期間 だけ特定のマシンにロックされます。ライセンスは 1 時間から 14 日間まで借用できます。
ライセンスを借用するには、[借用] チェックボックスをオンにし、ライセンスを借用する期間を指定します。
ライセンスを一時的に無効にするには、[Parasoft] メニューの [ライセンス] > [無効化] をクリックします。再びライセンスを有効にするには、[Parasoft] メニューの [ライセンス] > [有効化] をクリックします。
アイドル状態が 30 分続いた場合に自動的にライセンスを無効化するには、[起動時にライセンス を無効にし、アイドル時に自動的に解放する] チェックボックスをオンにします。 ライセンスを無効化した場合
License Server に利用可能な C/C++test ライセンスがない場合にライセンス トークンが解放されるまで待機するよう C/C++test を設定できます。ローカル設定ファイルで以下のオプションを設定します。 例えば、次のように設定すると、C/C++test は License Server がライセンス トークンを提供するのは 3 分間待機します。 コマンドラインモードとローカル設定オプションの詳細については、「ローカル設定の指定」および「コマンドライン インターフェイスからのテスト」を参照してください。 |
「Parasoft 製品ユーザー登録カード兼ライセンスキー請求カード」に記入し、Parasoft 製品 カスタマーセンター ([email protected]) に送付してパスワード ( ライセン スキー ) を取得します。詳細については『インストールガイド』を参照してください。マシン ID を取得するには、以下のいずれかの操作を行います。
cpptestcli -machineid
出力メッセージにマシン IDが表示されます。ライセンス キーを入手したら、ライセンスを設定します。
key=value
という書式でライセンス設定を指定できます。以下の場所で設定できます。
利用可能なライセンス設定の一覧と、ローカル設定を含むテキスト ファイルの作成方法については、「ローカル設定の指定」を参照してください。
副次的な DTP サーバーまたはスタンドアロンの License Server で OpenID Connect が有効化されている場合、OpenID Connect サーバーへの接続を設定します。詳細は「コマンド ラインでの OpenID Connect の設定」を参照してください。 |
parasofttest.ini ファイルでライセンスを設定すると、GUI で手動でライセンスを設定する時間と手間が省けます。C/C++test を GUI モードで起動したときにファイルが読み込まれ、ファイルに従って GUI の設定が更新されます。
[PARSOFT _TEST_INSTALL_DIR]\[VERSION]\parasofttest.ini
C:\Program Files\Parasoft\Test\10.4\parasofttest.ini
例 1: 主要な DTP からネットワーク ライセンスを取得する
dtp.enabled=true dtp.server=onya.mycompany.com dtp.port=443 dtp.user=user1 dtp.password=mypassword cpptest.license.use_network=true |
例 2: スタンドアロンの License Server からネットワークライセンスを取得する
cpptest.license.use_network=true license.network.use.specified.server=true license.network.host= https://aurelia.mycompany.com license.network.port=8080 license.network.connection.type=http |
例 3: 副次的な DTP からネットワーク ライセンスを取得する
cpptest.license.use_network=true license.network.use.specified.server=true license.network.host= https://dtp2.mycompany.com license.network.port=443 license.network.connection.type=http license.network.auth.enabled=true license.network.user=userA license.network.user=myStrongPassword! |
例 4: レガシー License Server からネットワークライセンスを取得する
cpptest.license.use_network=true license.network.use.specified.server=true license.network.host= https://.mycompany.com license.network.port=2002 license.network.connection.type=tcp |
例 5: ローカル ライセンス
cpptest.license.use_network=false cpptest.license.local.password=PARASOFT_353E2A4B2FF142B0A262AF62B9DEC3449C124773BAF0B4B508FF21139E867D9772F3702716FCE6D8EA16ACE668DE0EE629D1571359920 3BD85CE1213_7937E7ED374E70FDD62EE841EB465019E64BF3EF3A87DE6B67FB10 BBCAFF70D9420AC574FC5B3E5EB7241B20506DE2C60B0D80462CBEDBD |
パスワードは、有効なライセンス機能を指定します。