このセクションでは、[Parasoft] > [設定] からアクセスできる SOAtest と Virtualize の設定について説明します。

作成者

作成者の設定画面では、品質タスクの生成時にどのようにコード作成者をユーザー名および電子メール アドレスにマッピングするかを指定できます。詳細については、「"作成者と作成者" および "作成者と E-mail" のマッピングの指定」を参照してください。

ブラウザーの設定

[ブラウザー] パネルでは Web シナリオの記録に関連するオプションを設定できます。次の設定を利用できます。

プロキシ設定の詳細

SOAtest を使用してブラウザーで Web シナリオの記録や実行をするとき、使用するブラウザーのプロキシ設定は、 SOAtest が管理する内部プロキシに設定されます。記録中や再生中のブラウザー間通信はすべて、この SOAtest プロキシを通ります。このプロキシはトラフィックをキャプチャするためか、もしくは実行を容易にするために使用される媒体です。記録中や再生中、 SOAtest は Browser Playback 設定の [プロキシ ポート] オプションで指定したポートを使用して、このプロキシを localhost 上に一時的に作成します。

内部プロキシのデフォルトのホストとポートは localhost:55555 です。マシンがこのポートをすでに使用している場合、 [プロキシ ポート] フィールド でポート番号を変更してください。ブラウザーからは変更しないでください。

独自のプロキシをマシンに設定した場合、 SOAtest/Virtualize がそのプロキシを利用するよう設定する必要があります。その後、 SOAtest/Virtualize は内部プロキシがすべてのトラフィックを指定のプロキシへ転送するよう構成します。この設定は、「プロキシの設定」で構成します。

Internet Explorer の注意

SOAtest/Virtualize は、ブラウザーのインスタンスを起動する前にグローバル レジストリの設定を変更します。SOAtest/Virtualize を起動する前に Internet Explorer のインスタンスが実行中だった場合 (推奨しません)、既存のブラウザー インスタンスではグローバル レジストリ設定が実施されません。

その場合、 Web シナリオの実行中に既存のブラウザー インスタンスの [インターネット オプション] パネルをチェックし、設定が SOAtest/Virtualize のプロキシを指していることを確認して [OK] をクリックします。[OK] をクリックした場合、既存のブラウザー インスタンスのプロキシ設定が更新されます。[キャンセル] をクリックした場合、または [インターネット オプション] パネルを開かなかった場合、既存のブラウザー インスタンスは SOAtest/Virtualize のプロキシ設定を取得しません。操作は問題なく継続するはずです。

ブラウザー プロセスのハングなど、ブラウザーが正しく終了しなかった場合、プロキシ設定が正しくリセットされないことがあります。このような問題は、新しいブラウザー インスタンスや、インターネットに接続する他のプログラムに影響する可能性があります。この問題が発生した場合は、マシンのプロキシ設定を適切な値に再設定するか、ハングしているブラウザー プロセスを強制終了することで解決できます。

コンソールの設定

[コンソール] パネルでは、[コンソール] ビューにレポートされる情報の量と、メッセージを含む場合に自動的にアクティベートするかどうかを決定できます。

Continuous Testing Platform (CTP) の設定

CTP および有効なライセンスがある場合、CTP への接続を設定できます。

グローバル データ ソースの設定

グローバル データ ソースは、 1 個の SOAtest プロジェクトの外部で、あるいは Virtualize のデプロイメント間で、再利用および共有することができます。 [グローバル データ ソース] パネルでは、グローバル データ ソースについての情報をどのように保存するかを決定できます。グローバルデータ ソースの設定方法については、次を参照してください:  テスト スイート、プロジェクト、またはグローバル レベルでのデータ ソースの追加 および テスト スイート、プロジェクト、またはグローバル レベルでのデータ ソースの追加

テクニカル サポートの設定

問題が発生している場合は、テクニカル サポート インターフェイスを使用して、関連ファイルを含む zip アーカイブを作成できます。zip ファイルを Parasoft テクニカル サポートに送信します。SOAtest/Virtualize では、問題が発生したときに自動的にアーカイブを作成できます。アーカイブは約 0.5 MB で、作成時間は 1 分程度です。

デフォルトでは、問題発生時にアーカイブは作成されません。手動でアーカイブを用意して任意のタイミングでサポートへ送るか、問題発生時に製品が自動的にアーカイブを用意して送信するように Parasoft のアーカイブ作成オプションを変更します。

問題発生時に製品が自動的にアーカイブを用意して送信するように構成するには、次の操作を行います。

  1. [テクニカル サポート] パネルを開きます。 [Parasoft] > [設定] を選択し、[Parasoft] > [テクニカル サポート] カテゴリを選択します。
  2. [サポート アーカイブの自動生成を有効にする] をオンにします。
  3. 必要に応じて詳細オプションをカスタマイズします。注意: [サポート アーカイブの自動生成を有効にする] および [E-mail でアーカイブを送信する] は Virtualize では利用できません。
  4. [適用] をクリックし、 [OK] をクリックします。

サポート アーカイブを手動で作成するには、次の操作を行います。

最新のサポート アーカイブの確認や、 E-mail 送信、削除ができるテクニカル サポート アーカイブ マネージャーを開くには、次の操作を行います。

サポート アーカイブを作成するときは、問題に関連するすべての情報が含まれており、問題に関連しない情報は含まれていないことを確認すると良いでしょう。詳細ログが標準出力コンソールに表示されるようにするには、virtualizecli に次の引数を追加します。

-J-Dcom.parasoft.xtest.logging.config.jar.file=/com/parasoft/xtest/logging/log4j/config/eclipse.on.xml

ディクショナリの設定

[ディクショナリ] パネルは、Spell Tool がスペルを間違った単語の識別に使用するディクショナリをカスタマイズできます。

単語を登録する

ディクショナリに単語を追加するには、次の操作を行います。


スペルが間違っている単語がレポートされた場合、それを [品質タスク] ビューからディクショナリへ追加できます。レポートされたスペルが間違っている単語を右クリックし、 [ディクショナリに追加] をクリックします。

ディクショナリの追加

ispell 形式のディクショナリのセット (英語以外の言語のディクショナリや業界固有の用語のディクショナリなど) を追加することで、 SOAtest のビルトイン ディクショナリを拡張できます。各ディクショナリ セットは、1 つの名前と 1 つ以上のディクショナリを持ちます。

追加のディクショナリ セットを登録するには、次の操作を行います。

  1. SOAtest のインストール ディレクトリにディクショナリを保存します。
  2. [追加] をクリックし、追加したいディクショナリを選択します。

非テキスト文字または非テキストを含む単語をディクショナリに追加

デフォルトでは、 SOAtest は非テキスト文字を空白として扱います。空白文字を含む単語はディクショナリに登録できません。指定の非テキスト文字を、1 つの空白としてではなく、単語の中の有効な文字として SOAtest に認識させるには、その文字を「許可される非テキスト文字」の一覧に追加する必要があります。そうすることで、「許可される非テキスト文字」を含む単語のスペル間違いを識別したり、許可される非テキスト文字を含む単語をディクショナリに追加したりすることが可能になります。

非テキスト文字を許可される非テキスト文字のリストに追加するには、次の操作を行います。

MIME タイプの設定

[MIME タイプ] パネルでは、 MIME タイプの追加や削除ができます。さらに、ユーザー好みのテキスト/XML エディターの場所を指定し、特定の MIME タイプを持つファイルの編集に使用するエディターを指定できます。

MIME タイプの追加、編集、削除は次の操作を行います。

その他の設定

[その他] パネルでは、次のような設定が可能です。

プロキシの設定

[プロキシ] パネルは、SOAtest/Virtualize がプロキシ サーバーと連携する方法を管理します。Web シナリオに使用される独立した仲介プロキシは制御しません (他のプロキシに関する詳細については、 「プロキシ設定の詳細」を参照してください)。 

リモート SOAtest/Virtualize サーバーの管理に使用できるのは認証を要求しない HTTP プロキシであることに注意してください。認証を要求する HTTP プロキシは、サーバー ツリーにリモート SOAtest/Virtualize サーバーを追加する際には適用されません。

スキャニングの設定

[スキャニング] パネルは、SOAtest が Web アプリケーションをスキャンする方法に関連する設定を指定します。以下のオプションがあります。

スクリプトの設定

[スクリプト] パネルはカスタム スクリプトに使用される設定を指定できます。

セキュリティの設定

プロジェクトで使用する、 クライアントおよびレスポンダー のデフォルトのセキュリティ設定を構成できます。ほとんどの場合、セキュリティ設定は、スイートでローカルに設定された構成によって上書きできます:

グローバルな HTTP 認証の設定

適用可能なツールに HTTP プロトコルを構成するときに使用できる、グローバルな HTTP 認証を設定します。

  1. リクエストを認証するには、[認証の実行] オプションを有効にし、[ユーザー名] および [パスワード] を入力します。
  2. ドロップダウン メニューから認証タイプを選択します。サポートされている認証タイプは、ベーシックNTLMKerberos、 および ダイジェスト です。
  3. Kerberos 認証の場合は、リクエストを認証するために [サービス プリンシパル] を入力します。正しいユーザー名とパスワード、または正しいサービス プリンシパルが使用されない場合、リクエストは認証されません。
    1. Kerberos レルム: ネットワークに関連した Kerberos レルムを指定します。慣例により多くの場合は、これはすべて大文字のユーザー ドメイン名です (例: PARASOFT.COM)。
    2. KDC サーバー: Key Distribution Center のホスト名 (例: kdc.parasoft.com) を指定します。
    3. チケットのチェック: キャッシュに保存された Kerberos TGT (Ticket Granting Ticket) を設置するための簡単なテストを実行して、サーバーへのアクセスを許可します。SOAtest/Virtualize は、有効な TGT を最初に設置できない場合、サーバーと通信できません。Kerberos の詳細については、「Kerberos 認証について」を参照してください。

Kerberos 認証について

Kerberos 認証は、信頼できるサード パーティ製の認証メカニズムとして知られています。クライアントのリクエストは直接サービスにアクセスしないで、ネットワークにまたがる認証を管理する Key Distribution Center からアクセスします。このメカニズムは、シングル サインオン (SSO) を推進するので、クライアントは許可証明書を一定時間 (通常は 8-10 時間) に 1 回提供するだけです。認証はチケットの形式で付与されます。チケットはキャッシュに保存され、付与された期間は再認証の必要なく、再利用できます。

Kerberos に保護されたネットワークのクライアントやサーバーといったエンティティは、プリンシパルと呼ばれます。Kerberos が保護するネットワーク空間はレルムと呼ばれます。Microsoft の IIS (Internet Information Services) サービスは、ネゴシエーション プロトコルを通して、 Kerberos を使用した HTTP ベースのサービスを提供します。その他のサーバー ベンダーは、Microsoft のネゴシエーション プロトコルの独自の実装を提供します。

初期認証で取得したチケットは、Ticket Granting Ticket または TGT と呼ばれます。たとえば Windows 環境では、朝、ワークステーションに最初にログインしたときに TGT が生成されます。SOAtest/Virtualize はシステムのキャッシュからユーザーの TGT を取得することで自身を認証し、 Kerberos に保護されたサービスを使用します。

一般的な Kerberos エラーの解決方法についてのヒントは http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/security/jgss/tutorials/Troubleshooting.html を参照してください。

ツールに対する Kerberos 認証の設定

  1. Kerberos 認証を使用する予定のツールを選択します。
  2. [トランスポート] タブを開き、左ペインから [セキュリティ] を選択します。 
  3. [トランスポート] タブの [セキュリティ] パネルで次のオプションを設定します。
    1. 認証の実行: このオプションをオンにすると、認証が実行されるようになります。
    2. グローバル設定の使用: [セキュリティ] 設定で認証の設定をした場合、このオプションをオンにします。
    3. タイプ: Kerberos 認証を実行するには [Kerberos] を選択します。
    4. サービス プリンシパル: Kerberos データベースに定義されているサービス/サーバーの名前を指定します (例: HTTp/soatest.parasoft.com)。

設定が完了すると、ツール起動時に必要なネゴシエート トークンが自動的に生成され、 HTTP ヘッダーとして送信されます。Kerberos はいわゆる「再生」攻撃を防ぐメカニズムを提供します。再生攻撃とは、ユーザーがサービスへのアクセスを得るために、キャプチャして重複する証明書を提供することです。 負荷テストの実行で複数の仮想ユーザーが同じユーザー証明書を提示するとき、 KDC は再生攻撃が発生しているとして反応し、エラーをスローします。これは予期される動作であり、回避策があるかどうかは現時点では不明です。

サーバー設定の構成

[すべての証明書を信頼] オプションを有効にし、証明書を許可します。この設定は、「信頼されていない」証明書を持つページを読み込むときに役立ちます。

信頼できる Java 証明書ベンダーの標準リストの証明書だけを許可するには、[デフォルトの Java 証明書ファイルを使用] オプションを有効にします。

クライアント キーストアの設定

クライアント キーストア オプションを介して、サーバー側とクライアント側両方の SSL 証明書の設定を指定するには、[クライアント キーストアの使用] を有効にします。

XML Signature Verifier、 XML Signer、または XML Encryption といったツールを使用する操作を実行するために、 Unlimited Strength Java Cryptography Extension をダウンロードしインストールする必要があります。詳細については「JCE 前提条件」を参照してください。

キーストアはテスト スイートで指定します。このオプションを選択する場合、[証明書] タブと [秘密鍵] タブで次のオプションを設定できます。

[証明書] タブ

[プライベート キー] タブ

MQ SSL

MQ SSL を介してテスト対象アプリケーションとやり取りするクライアントのトラストストア、キーストア、およびキーストア パスワードを指定できます。これらの設定は Virtualize には適用されません。 SSL を介して MQ メッセージを転送する仮想アセットを構成する必要がある場合は、「サーバーおよびデプロイメントの設定」を参照してください。MQ SSL 設定の詳細については、IBM WebSphere MQ > SSL を参照してください。

JCE 前提条件

XML Signature Verifier、 XML Signer、または XML Encryption ツールを使用するセキュリティ操作、またはキーストアを使用するセキュリティ操作を実行するには、 Unlimited Strength Java Cryptography Extension をダウンロードしてインストールする必要があります。次の手順で実行します。

  1. http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html へ接続します。
  2. JCE Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files をダウンロードします。
  3. マシン上の以下のディレクトリにダウンロードしたファイルをインストールします。
    [Parasoft Test install dir]\[Parasoft Test version number]\plugins\com.parasoft.xtest.jdk.eclipse.core.[platform]_[jre version]\jdk\jre\lib\security
    例:
    C:\Program Files\Parasoft\Test\9.10\plugins\com.parasoft.xtest.jdk.eclipse.core.win32.x86_64_1.8.0.102\jdk\jre\lib\security
    既存の local_policy.jar と US_export_policy.jar ファイルを、ダウンロードした新しいものと必ず置き換えてください。
  4. SOAtest/Virtualize を再起動します。

設定画面で双方向 SSL のキーストアの設定を表示する場合、正確にどこにシステム上の Unlimited JCE policy file 追加するかは、表示されるメッセージを参照してください。

「Java Cryptography Extension (JCE) Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files をインストールする必要があります」というメッセージは、Unlimited JCE policy files がまだ JRE にインストールされていない場合にだけ表示されます。ファイルが正しくインストールされ、製品を再起動したら、メッセージは表示されなくなります。

サーバーの設定

[サーバー] パネルでは次の設定を SOAtest サーバーに設定できます。 この設定は、Call Back Tool や 非同期テスト、エンド ツー エンド テスト シナリオに統合した Message Stub ツールでの作業を可能にします。

SOA レジストリの設定

SOAtest では、Oracle/BEA と SOAtest の使用 で説明するように、 BEA AquaLogic Enterprise Repository で宣言された Web サービス アセットに適用されるポリシーを推進するテストを作成できます。[SOA レジストリ] パネルは、 SOAtest がデフォルトで使用する設定を指定できます。BEA ALER の設定を指定した場合、SOAtest は BEA ALER からテストを作成するために、ウィザードでその値をデフォルトで使用します。

SOAP の設定

[SOAP] パネルでは次の設定が可能です。

SOAtest が 送信する SOAP オブジェクトをシリアライズする方法、および受信する SOAP メッセージをデシリアライズする方法も、カスタマイズできます。しかしこれらの設定は [設定] パネルからはできません。

SOAP メッセージは XML から何らかのネイティブ形式にデシリアライズされ、オブジェクトはレスポンスとして送信できるように XML フォーマットにシリアライズされます。

シリアライザー/デシリアライザーのペアを追加するには、register.py ファイルに 1 行追加します。 register.py ファイル は次のディレクトリにあります: <INSTALL_HOME>/plugins/com.parasoft.xtest.libs.web_<version>/root/startupJython レジスタ Apache Axis に準拠したシリアライザーをプログラムで使用する必要があります。

Axis の場合、SOAtest がsoatest.api.SOAPUtil.getDefaultAxisRegistry() を呼び出して使用する TypeMappingRegistry を取得できます。レジストリを取得した後、必要に応じて Axis API を使用してシリアライザーを登録できます。

システム プロパティの設定

[システム プロパティ] パネルでは、必要に応じてクラスパスに JAR ファイル、クラス フォルダー、 Java プロジェクトを追加できます。利用可能なコントロールを使用して、JAR ファイル、クラス フォルダー、 Java プロジェクトの追加や削除を行います。指定された JAR ファイル、クラスパス、 Java プロジェクトはシステムのクラスパスに追加され、関連するクラスは SOAtest の再起動後に JVM に読み込まれます。

クラス パス エントリからクラスを強制的に再読み込みするには、[リロード] をクリックします。

SOAtest に、修正後や再コンパイル後に Eclipse プロジェクトからクラスのリロードを試みてほしい場合、 [自動的にクラスをリロード] オプションをオンにします。

多くの jar ファイルをすばやく追加したい場合、あるいは Parasoft ソリューションのヘッドレス インスタンスに jar を追加したい場合、単純にワークスペースの以下のディレクトリに Jar ファイルをコピーします。

  • TestAssets/system_jars  

  • stubs/system_jars
  • VirtualAssets/system_jars
これらのディレクトリにある Jar ファイルは、起動時またはこの設定ページで [リロード] をクリックしたときに自動的にロードされます。

ヘッドレス インスタンスでは、SOAtest/Virtualize を再起動せずに jar をリロードしたい場合、REST API から post /v<version>/preferences/systemProperties/reload を呼び出します。

トラフィック ファイルの処理の設定

[トラフィック ファイルの処理] パネルでは、次の場合に特定の値 (タイムスタンプなど) を常に無視することをグローバルに指定できます。

Virtualize は以下の正規表現に基づいてタイムスタンプを無視するよう自動的に設定されています: [0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2}T[0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2}([.][0-9]{1,3})?(([+-][0-9]{2}:[0-9]{2})|Z)?

表のコントロールを使って、除外パターンを確認、変更、追加できます。要素名は、完全一致で指定するか、すべてに一致するようワイルドカード (*) を使用できます。値は正規表現として指定します。

UDDI の設定

[UDDI] パネルでは、UDDI 検索エンドポイントを設定できます。UDDI 検索エンドポイントとは、動的ルーター解決を実行するときに SOAtest に参照させたいエンドポイントです。ここで UDDI レジストリを指定する場合、 SOAP Client ツールは SOAP Client パラメーターで指定された UDDI serviceKey を使用するレジストリを問い合わせることによって、サービスを検索できます。ここで UDDI レジストリを指定しない場合、サーバー エンドポイントがルーターの値としてハード コーディングされるように SOAP Client ツールを設定する必要があります。

WSDL の設定

[WSDL 履歴] パネルでは、ツールやプロジェクトで使用された WSDL の参照や修正ができます。これらの WSDL は、ツールでドロップダウン ボックスから選択できます。そのため、同じ WSDL を複数回指定する必要がある場合に入力の手間を省くことができます。 

SOAtest/Virtualize でテストの WSDL URI を保存したくない場合は、[メッセージ レスポンダー、 SOAP クライアント、 および プロジェクトで使用された WSDL を保存] チェックボックスをオフにします。SOAtest だけを使用している場合、このオプションは [SOAP クライアントとプロジェクトで使用された WSDL を保存] を読み込みます。Virtualize だけを使用している場合、このオプションは [メッセージ レスポンダーとプロジェクトで使用した WSDL を保存] を読み込みます。 

[WSDL URI] フィールドは、ツールの [WSDL URI] ドロップダウン リストで利用可能な WSDL URI をリストします。デフォルトでは、関連するツールで使用された全 WSDL URI がこのリストに追加されます。既定のロケーション URL から WSDL をリフレッシュし再解析したい場合は、 [WSDL のリフレッシュ] をクリックします。

[WSDL/スキーマの解析] オプションがオンの場合、 指定のターゲットの名前空間に所属するコンポーネントを特定するために、すべてのスキーマ ロケーションがチェックされます。このオプションをオフにすると、 指定のターゲットの名前空間のコンポーネントを解決するために、最初に検出されたスキーマ ロケーションだけが使用されます。

XML 変換の設定

[XML 変換] パネルは固定長メッセージのデータ モデルを登録できます。 

Virtualize でこの設定を使用する方法については「Fixed Length Message Responder」を参照してください。SOAtest でこの設定を使用する方法については「Fixed Length Client と Fixed Length Call Back」を参照してください。

XML スキーマ履歴の設定

[XML スキーマ履歴] パネルでは、 Messaging Client (SOAtest)、メッセージ レスポンダー (Virtualize)、およびプロジェクトで使用された XML スキーマの参照や修正ができます。これらのスキーマはツールの関連するドロップダウン ボックスで選択できます。そのため、同じスキーマを複数回指定する必要がある場合に入力の手間を省くことができます。

XML スキーマ ロケーションの設定

[XML スキーマ ロケーション] パネルでは、スキーマ ロケーションの参照、追加、削除ができます。XML Validator ツールは、関連するドキュメントの検証に使用するスキーマを探す場所を知る必要があります。多くの場合、これは URI であり、検証されているドキュメントの中で提供されます。しかし、スキーマの URI が提供されなかった場合、または異なるロケーションを使用したい場合は、XML Validator ツールの [スキーマのロケーション URI として名前空間を使用] オプションをオフにしてください。XML Validator ツールの詳細については、「XML Validator」を参照してください。このチェックボックスをオフにしてツールを実行するとき、SOAtest は [XML スキーマ ロケーション] パネル で指定されたスキーマ ロケーションを使用します。 新しいスキーマ ロケーションを設定するには、次の操作を行います。

  1. [名前空間] と [ロケーション] 列の下にある [追加] ボタンをクリックします。
  2. [スキーマの追加] ダイアログが開くので、名前空間とスキーマ ロケーションを指定します。
  3. 必要なロケーションのすべてを追加したら、 [OK] をクリックします。

スキップする名前空間を指定するには、次の操作を行います。

  1. [XML 検証時にスキップする名前空間のリスト] テーブルの下にある [追加] ボタンをクリックします。
  2. [名前空間] ダイアログが開くので、スキップしたい名前空間を指定します。
  3. [OK] をクリックします。

OASIS XML カタログのロケーションを追加するには、次の操作を行います。

  1. [OASIS XML カタログのロケーション] セクションの下にある [追加] ボタンをクリックします。[ロケーション] ダイアログが開きます。
  2. OASIS XML カタログ ロケーションを入力するか、 [ファイル システム] ボタンをクリックして指定します。
  3. 必要なロケーションのすべてを追加したら、 [OK] をクリックします。

Virtualize のローカル設定

ローカル設定ファイルを定義するには、 2 通りの方法があります。

ローカル設定ファイルは次の設定を指定できます。

ライセンスの設定

設定目的
virtualize.license. use_network=true|false現在のインストールがライセンス サーバーからライセンスを取得するかどうかを指定します。
virtualize.license. network.host=[host]

LicenseServer Configuration Manager を実行中のマシンの名前または IP アドレスを指定します。

例:

virtualize.license.network.host=10.9.1.63

virtualize.license. network.port=[port]

LicenseServer のポート番号を指定します。

例:

virtualize.license.network.port=2222

virtualize.license.network.edition=[edition_name]

LicenseServer から取得したいライセンスの種類を指定します。

[edition_name] には server_edition を入力可能。カスタム エディションを使用するには、"=" の後に何も指定しないでください (値を空にしてください)。

例:

virtualize.license.network.edition=desktop_edition

virtualize.license.network.edition=server_edition

virtualize.license.autoconf.timeout=[seconds]ライセンスが LicenseServer から自動的に設定されるのを待機する最大秒数を指定します。デフォルト値は 10。
virtualize.license.
local.expiration=[expiration]
このインストールで使用するローカル ライセンスを指定します。
virtualize.license. local.password=[password]このインストールで使用するローカル パスワードを指定する。
virtualize.license.wait.for.tokens.time=[time in minutes]

ライセンスは現在使用できない場合、このインストールがライセンスのために待機する時間を指定します。 

たとえば、ライセンス トークンを 3 分間待機するには、 次のように指定します: virtualize.wait.for.tokens.time=3

その他の注意事項と例については、「Manually Adding the License to localsetttings」 を参照してください。

Virtualize の設定

設定目的
server.startupVirtualize 起動時にサーバーを自動的に起動するかどうかを指定します。
server.port.httpVirtualize サーバーが HTTP の通信に使用するポートを指定します。
server.port.httpsVirtualize サーバーが HTTPS の通信に使用するポートを指定します。
server.port.monitoringVirtualize サーバーがモニタリングに使用するポートを指定します。
system.properties.class-
path=[path1];[path2];[path3] ...

classpath に含める jar ファイルを指定します。 

例: system.properties.classpath=C\:\\myjars\\myLib1.jar;C\:\\myjar s\\myLib2.jar

scripting.timeout.minutes応答しないスクリプトを停止してエラー メッセージをログに記録するまでのタイムアウト時間を分で指定します。
scripting.jython.homeJython インストール ディレクトリを指定します。単一のディレクトリでなければなりません。
scripting.jython.pathjython.home/Lib ディレクトリ以外の場所にあるモジュールをパスに追加するために使用します。複数のパスを指定できます。
parasoft.event.monitoring.broker.portイベント モニターのポート番号を指定します。この設定を JVM 引数に追加します。このプロパティを設定しない場合、デフォルトでポート 9617 が使用されます。別のアプリケーションがデフォルトのポート番号を使用している場合、イベント モニターはデフォルトから開始して増加的にオープン ポートを探します。
parasoft.server.statistics.broker.portサーバー統計コレクターのポート番号を指定します。この設定を JVM 引数に追加します。このプロパティを設定しない場合、デフォルトでポート 9618 が使用されます。別のアプリケーションがデフォルトのポート番号を使用している場合、統計ブローカーはデフォルトから開始して増加的にオープン ポートを探します。
parasoft.mq.environment.ccsidMQ キュー マネージャーに接続するための CCSID を指定します。詳細については MQ 管理者に問い合わせてください。
datasources.jdbc.classpath=[path1];[path2];[path3] ...

JDBC ドライバーの jar ファイルおよび class フォルダーの場所を指定します。

特殊文字 (空白、スラッシュ、コロンなど) はエスケープする必要があります。たとえば:

%20 = SPACE

%3A = :

%5C = \

%7B = {

%7D = }

%24 = $

複数の jar を指定する場合、\n で区切ります。

たとえば
C:\temp\with
space\${example}\jar.jar

上記のパスは、次のように指定します。

C%3A%5Ctemp%5Cwith%20space%5C$2 4%7Bexample%7D%5Cjar.jar\n

traffic.wizard.xpath.ignores

以下の場合に特定の値 (タイムスタンプなど) を常に無視することをグローバルに指定できます。

  • パラメータライズした .pvas をトラフィックから作成している
  • リクエスト ボディ応答条件が自動的に構成される

以下の書式で除外する値を指定します。

traffic.wizard.xpath.ignores=[element name 1]:[value pattern 1];[element name 2]:[value pattern 2];[element name 3]:[value pattern 3]

例:

traffic.wizard.xpath.ignores=*:[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2}T[0-9]{2}:[0- 9]{2}:[0-9]{2}([.][0-9]{1,3})?(([+-][0-9]{2}:[0- 9]{2})|Z)?;uuid:[a-fA-F0-9]{8}-[a-fA-F0-9]{4}-[a-fA-F0-9]{4}-[a-fA-F0-9]{4}-[a-fA-F0-9]{12}

バックスラッシュ文字 (\) を正規表現で使用するには、エスケープする必要があります。  例えば、1 桁を表す正規表現 [\d] であれば、[\\d] と入力します。

Continuous Testing Platform (CTP) の設定

設定目的
env.manager.server

CTP サーバーの場所を指定します。必須

例: env.manager.server=http://em_hostname:8080/

env.manager.server.name

CTP でこのサーバーに使用する名前を指定します。任意

例: env.manager.server.name=MyVirtServerLabel

env.manager.notify

仮想アセットがデプロイされたときに、Virtualize サーバーが CTP に通知するかどうかを指定します。任意

例: env.manager.notify=true

env.manager.username

CTP にログインするためのユーザー名を指定します。任意

例: env.manager.username=me

env.manager.password

CTP にログインするためのパスワードを指定します。任意

例: env.manager.password=12345

その他の設定

設定目的
dtp.autoconfig=true|false

DTP サーバーに保存された設定を使って自動構成します。

デフォルト: false

dtp.enabled=true|false

現在の Parasoft テスト ツールを DTP に接続するかどうかを指定します。

デフォルト: false

dtp.server=[host]DTP サーバーのホスト名を指定します。
dtp.port=[port]DTP サーバーのポート番号を指定します。
console.verbosity.level=low|normal|high

[コンソール] ビューの冗長レベルを指定します。設定できるオプションは次のとおりです。

low: 現在のステップの名前とステータス (完了、失敗、最新) についての基本情報とエラーを表示します。

normal: テストと解析の最中にレポートされた問題とコマンド行も表示します。

high: 警告も表示します。

parallel.mode=Manual|Auto|Disabled

どのモードをアクティブにするかを決定します。

  • Auto: Parasoft テスト ツールが並行処理の設定をコントロールします。
  • Manual: ニーズに合わせて並行処理の設定をユーザーが手動で行うことができます。
  • Disabled: 利用できる CPU の中から 1 個だけを使用します。
parallel.max_threads=<number>

同時に実行できる並行スレッドの最大数を指定します。実際の並行スレッドの数は、CPU の数、利用できるメモリ、およびライセンス設定に基づいて決定されます。

parallel.free_memory_limit=<percentage>「アプリケーションで利用できるメモリ全体」に占める「低メモリ状況でキープしておく空きメモリの大きさ」の割合をパーセント値で指定します。このオプションは、他のプロセスが空きメモリを必ず使用できるようにするために使用します。
parallel.no_memory_limit=true|falseParasoft テスト ツールが利用できるメモリに、 既存のシステム制限を超える制限をかけないことを指定します。
tasks.clear=true|falseコマンドライン モードでの起動時に、既存のタスクを消去します。既存の結果のロードのために時間がかかるのを防ぎます。デフォルトは true です。
security.trust.all.certificatestrue|false任意の証明書を受け入れることを指定します。この設定は、「信頼されていない」証明書を持つページを読み込むときに役立ちます。
security.use.default.java.cacertstrue|falseJava の信頼された証明書ベンダーの標準リストからの証明書だけを受け入れることを指定します。

ローカル設定ファイルにライセンスを手動で追加

ローカル設定ファイルを介してライセンス設定を追加または変更するには、次の操作を行います。

  1. カスタム エディション ライセンスを使用している場合、次のようにローカル設定ファイルに適切なライセンス機能を定義します。
    [product].license.custom_edition_features= All enabled features
    ライセンス機能の設定はカスタム エディション ライセンスにのみ適用されるので注意してください。
  2. 次のように、ローカル設定ファイルにメインのライセンス設定を定義します。

    virtualize.license.network.edition= Type of license edition 
    virtualize.license.use_network= Value (true or false) 
    license.network.host= Host name
    license.network.port= Port number

以下は、ローカル設定ファイルで適切に構成されたライセンス設定の例です。

Virtualize ネットワーク ライセンス - デスクトップ エディション

virtualize.license.network.edition=desktop_edition 
virtualize.license.use_network=true
license.network.host=main1.parasoft.com.pl 
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Virtualize ネットワーク ライセンス - カスタム エディション とさまざまな機能

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Virtualize ネットワーク ライセンス - カスタム エディション とさまざまな機能

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ローカル ライセンスでは、有効にした機能は生成されたパスワードを介して指定されるので、注意してください。