前提条件

インストール

  1. ダウンロードした CTP をまだ展開していない場合、展開します。
    unzip em_<version>.zip
  2. em.war <tomcat installation>/webapps フォルダーにコピーします。

しばらくすると、 <tomcat installation>/webapps フォルダーの下に em フォルダーが現れます。これが Tomcat によって自動的にデプロイされた CTP です。

個別にインストールした MySQL または Oracle データベースを使用している場合は (組み込み HyperSQL データベースではなく)、続行する前にデータベースを設定する必要があります。 詳細については「データベースの設定 (MySQL または Oracle) 」を参照してください。

ライセンスおよびデータベースの設定

  1. 1.Web ブラウザーを開き、 http://<hostname>:8080/em を開きます。 <hostname> には Tomcat/CTP がインストールされているマシン名か IP アドレスをあてはめます。次のようなライセンス画面が表示されます。



    後でこのページを表示する必要がある場合は、[管理] > [ライセンス構成] をクリックします。


  2. Parasoft License Server に適切なライセンスがない場合、License Server に追加するライセンス キーまたはマシン固定のローカル ライセンスを入手するには、マシン ID を記入して Parasoft 総販売代理店へメールにてお問い合わせください。

    ライセンスは、以下のうち 1 つまたはそれ以上の機能を有効にします。

    API Testing: API Testing モジュールを有効にし、Environment Manager モジュール内でテスト シナリオを使用できるようにします。

    Environment Management: Environment Manager モジュールを有効にします。

    Service Virtualization: Service Virtualization モジュールを有効にし、Environment Manager モジュール内で仮想アセット、プロキシ、セットアップアクションを使用できるようにします。

    Data Management: Test Data Assistant モジュールを有効にし、CTP 全体でリポジトリを利用できるようにします。

    Data Model: テスト データ仮想化、複雑なテスト データの生成、機密情報のテスト データ マスキングなどの Test Data Model 機能を有効にします。

    新しいライセンス キーを追加する必要があり、License Server が CTP と同じホストにある場合、CTP から直接ライセンス キーを追加できます。ページ右上にある [管理] メニューの[ライセンス構成] をクリックし、[新規ライセンスの追加] エリアにライセンス キーをコピーして [追加 ] ボタンをクリックします。キーが処理されると、[インストール済みのライセンス] エリアのリストにライセンスが追加されます。

    [新規ライセンスの追加] エリアが表示されていない場合、ネットワーク ライセンスの [ホスト名] フィールドに localhost が設定されているかどうかを確認してください。

  3. 次のいずれかの方法でライセンスを構成したら、[保存] をクリックします。
     
  4. 次のようにデータベース構成を検証します。

    1. [管理] > [データベース設定] をクリックします。
    2. デフォルトの設定項目を確認します。CTP と同じマシン上に MySQL をインストールしている場合は、デフォルト設定はすでに正しく設定されています。
    3. 必要に応じて、これらの設定を変更します。その後、 [テスト接続] をクリックして設定が正しいか確認します。下記にある HyperSQL と JDBC ドライバーの設定に関するメモを参照してください。
  5. (任意) 「ユーザーおよびパーミッションの定義」の説明に従ってユーザー設定を構成します。セキュリティおよびユーザーが構成されていない場合、ユーザーはログインを要求されません。  

これでシステム、コンポーネント、インスタンスを作成したり、Virtualize Server を CTP に接続できるようになりました。 

HyperSQL に関するメモ

個別にインストールされた MySQL や Oracle データベースではなく、組み込み HyperSQL データベースを使用している場合:

  1. [タイプ] を [HyperSQL] に設定します。
  2. Apache Tomcat が稼働するホスト上でデータベース ファイルを保存するパスを入力します。  ファイル システムで絶対パスを指定するには、 '/' を先頭に追加します。  
     
  3. データベース ファイルがまだ存在しない場合は、HyperSQL データベースを作成するために [データベースの作成] ボタンをクリックします。

JDBC Driver に関するメモ

CTP には、 MySQL または Oracle 用の JDBC ドライバーのライブラリが含まれていません。  データベース設定のページには、 JDBC コネクターの Jar ファイルを アプリケーション サーバーの WEB-INF/lib/ フォルダーにコピーする方法についての説明があります。

MySQL の場合は、 mysql-connector-java-<version>.jarhttp://dev.mysql.com/downloads/connector/j/ からダウンロードし、 C:\Program Files\Apache\Tomcat\<version>\webapps\em\WEB-INF\lib フォルダーにコピーします。

Oracle データベースの場合は、http://www.oracle.com/technetwork/database/features/jdbc/index-091264.html した ojdbc の jar を同じく WEB-INF/lib/ folderフォルダーにコピーします。