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このセクションでは、Amazon クラウドで Load Test リモート マシンを起動し、負荷テストで使用する方法を説明します。
期待される負荷に一致するタイプのインスタンスを選択します。
T2 インスタンスなどのインスタンスは、Virtual Private Cloud (VPC) でだけ起動できますが、M3 インスタンスなどは EC2-Classic ネットワークでも起動できます。VPC タイプのインスタンスを選択した場合、インスタンスが IPv4 アドレスを受け入れることを確認してください。たとえば、デフォルトのサブネットで起動された VPC タイプのインスタンスはパブリックな IPv4 アドレスを受け入れますが、他の VPC 設定では、IPv4 アドレスを自動的に受け入れない場合があります。EC2-Classic タイプのインスタンスは、自動的に IPv4 アドレスを受け入れます。詳細については、AWS ドキュメントの Amazon EC2 and Amazon Virtual Private Cloud [https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/using-vpc.html#differences-ec2-classic-vpc] セクションを参照してください。 |
インスタンスを設定します。EC2-Classic タイプのインスタンスは、変更の必要がありません。VPC タイプのインスタンスでは、インスタンスがパブリックな IPv4 アドレスを受け入れるかを確認してください。
Key=Name, Value=Parasoft Load Test Agent 9.10.3
Load Test Agent AMI を初めて起動する場合は、新規セキュリティ グループを作成します。わかりやすいよう、これを Parasoft Load Test Agent という名前にすることができます。 Load Test コントローラ―からエージェントの通信を許可するよう、セキュリティ グループに次のルールを設定する必要があります。
Type | Custom TCP Rule |
---|---|
Protocol | TCP |
Port Range | 8189 |
Source | 0.0.0.0/0 (すべての IP からの通信を許可)任意の IP に制限することもできます。 |
Description | Load Test Agent Port |
起動するインスタンスに SSH 通信する予定である場合、グループに SSH ポートを追加します。
AWS インスタンスを起動した後に、次の手順を行います。
確認が完了した時点で、クラウド上のマシンを通常のリモート マシンとして利用できます。リモート マシンの操作については、リモート マシンでの負荷テストの実行を参照してください。
Amazon クラウドで Load Test リモート マシンを手動で起動した場合、負荷テスト終了時にインスタンスを終了する必要があります。終了しない場合、実行中のインスタンスに対して Amazon から課金されます。 |