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はじめに

このワークフロー アーティファクトは、Parasoft DTP ライセンスの消費と使用についての詳細情報を提供します。品質プラクティス (すなわち静的解析、単体テスト、機能テスト、メトリクス解析) の最中にスキャンされるファイル数がライセンスの上限に達しつつあるかどうかを判断するのに役立ちます。フローの 1 番目のエンドポイントは、1 個の概要ウィジェットと 2 種類のレポートを生成します。概要レポートはファイルの総数を表示します。ウィジェットのリンクをクリックすると、モジュールの一覧と関連ファイルの数が表示されます。モジュール名をクリックすると、品質プラクティスが実施されたファイルおよび日付の一覧が表示されます。

要件

インストール 

DTP Enterprise Pack 拡張のインストール方法については「アーティファクトのダウンロードとインストール」を参照してください。

フロー構成

このアーティファクトには、DTP 用のカスタム プロセッサが含まれます。このカスタムプロセッサは、アーティファクトのインストール後に DTP にインストールする必要があります。DTP と Extension Designer が同じマシン上にある場合、カスタム プロセッサは自動的に DTP にインストールされるはずです。別のマシン上にある場合は カスタム プロセッサを手動でインストールする 必要があります。

カスタム プロセッサは以下のパラメーターを期待します:

パラメーター説明
database

mysql

oracle

任意。これはフロー パラメーターから取られません。プロセッサを呼び出している REST API ノードで設定されます。このパラメーターは PUT 専用です。
nodate

true

false

任意。このパラメーターはデフォルトで false に設定されます。大量のデータを処理するときにパフォーマンスを最適化したい場合、true に設定します。このパラメーターは Prepare data for Widget function ノードで設定されます。このパラメーターは GET 専用です。

database パラメーターを設定するには、プロセッサを呼び出す REST API ノードをダブルクリックしてパラメーターを追加します。

nodate パラメーターを設定するには、Prepare data for Widget ノードをダブルクリックし、msg.payload.drilldownUrl オブジェクトの値を編集します。 

ウィジェットの構成

アーティファクトをインストールしてデプロイした後、概要ウィジェットが DTP の Process Intelligence カテゴリから利用できるようになります。DTP ダッシュボードにウィジェットを追加する方法については「ウィジェットの追加」を参照してください。

このウィジェットは使用ライセンスの総数を表示します。

ウィジェットをクリックすると、File-Based Licensing Report が表示されます。このレポートは、ライセンス消費にカウントされたファイルを含むモジュールと各モジュールのファイル数を表示します。

レポート中のリンクをクリックすると、詳細情報が表示されます。

非アクティブなファイルの無効化

アーティファクト中の Schedule File Deactivation フローを構成して、過去 1 年間にスキャンされなかったファイルをライセンス消費の計算から除外することができます。

このフローは、最近スキャンされていないファイルを探し、それらのファイルをライセンス消費の計算から除外します。このエンドポイントを定期的に (たとえば日次あるいは週次で) 実行するように構成することを推奨します。

  1. Schedule Disable inject ノードをダブルクリックし、Repeat ドロップダウン メニューからフローの実行オプションを選択します。
     
  2. スケジュールを設定し、[Done] をクリックします。