このセクションでは、C++test のビルトイン 静的解析ルールについて説明します。
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C++test には、C/C++ 言語の専門家による知識に基づいた数多くの静的解析ルールが用意されています。C++test の静的解析ルールは、不適切な C/C++ 言語の使用によるバグの可能性を特定したり、コーディングのベスト プラクティスを推進したり、コードの保守性と再利用性を高めるために有用です。
C++test の静的解析ルールは次のようにカテゴリ分けされています。
C++test に付属の静的解析ルールについては、[Parasoft] メニューの [ヘルプ] をクリックして『Parasoft C++test 静的解析ルール ガイド』ブックを参照してください。
テスト コンフィギュレーションで有効に設定されている静的解析ルールのリストとその説明を参照するには、次の操作を行います。
ルールのリストおよび関連付けられたすべてのルールの説明を印刷するには、ブラウザーの [リンク ドキュメントをすべて印刷する] プリンター オプションを有効にしてから、メインのルールのリストを印刷します。
各ルールには重要度レベルが設定されています。重要度レベルは、そのルールによって深刻なエラーが引き起こされる可能性を表し、レベル 1 からレベル 5 までの 5 段階のレベルがあります。レベル 1 が最も違反の深刻度が高いレベルです。
C++test には RuleWizard というツールが付属しています。ユーザーは、RuleWizard を使ってユーザー独自の静的解析ルールを作成できます。このユーザー定義ルールはもちろん C++test で使用できます。
ユーザー定義ルールを作成する方法については 「既存ルールのカスタマイズと新規ルールの作成 」を参照してください。
このセクションでは、Parasoft 設定パネルの C++test 固有の設定について説明します。
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設定を共有する方法は、全般的にはどの Parasoft 製品でも共通です。多くの設定の詳細 (ソース管理、タスク割り当て、Team Server 接続、レポートなど) も製品共通であり、設定ツリーの最上位にある Parasoft ブランチで集中的に設定できます。詳細については「C++test 環境設定-概要」を参照してください。 |
最上位ノードを選択すると、パス中のソリューションおよびソリューション フォルダー名を無視するかどうかを指定できます。この設定を変更する場合、ソリューションとプロジェクトの構造が正しく表示されるよう、IDE を再起動することを推奨します。
以下の場合、[Ignore solution and solution folder names in paths] オプションをオンにすることが推奨されます。
このモードでのパス
/User Interface/Program.cs
/Connector/Program.cs
以下の場合、このオプションをオフのままにすることを推奨します。
このモードでのパス
/My Solution/Common/User Interface/Program.c
/My Solution/Engine/Connector/Program.c
この設定は、Team Server (利用可能な場合) によって共有されます。チームに単独のデスクトップしかない場合 (Team Server に接続されていない場合)、このオプションは各ユーザーによってローカルで制御されます。このオプションはすべてのエディションで設定可能です。
ファイル エンコーディング パネルでは、BOM シグネチャのないファイルのエンコーディングを指定できます。システムのデフォルト エンコーディングを使用するか、特定のエンコーディングを使用するか、特定の極東言語を自動検出するかを選択できます。