このセクションでは、チームメンバー全員の Parasoft 製品をテストプラクティスの管理と適用を集中化する Team Server に接続する方法につ いて説明します。
このセクションの内容:
Parasoft Team Server は、テストコンフィギュレーションなどのテスト設定をチーム全体で共有できるよう にするソフトウェアです。テストコンフィギュレーションのほかに、ルール、ルールマッピング、 抑制、スキップするリソース、コードレビュータスク、およびテスト結果を共有できます。集中的 な管理とテストプラクティスの適用を可能にするには、各チームメンバーの Parasoft 製品を Team Server に接続する必要があります。
Team Server を使ってファイルを共有するには、チーム中のマシンの 1 台に Team Server ( 別売 ) をインストールして配置する必要があります。Team Server については、テクマトリックスまで ご連絡ください。
Team Server をインストールしてデプロイしたら、チーム内のすべてのマシンを Team Server に 接続する必要があります。Team Server に接続していない Parasoft 製品は、 Team Server のファ イル/ コンフィギュレーション/ タスクの共有と管理を利用できません。
Parasoft 製品を Team Server に接続するには、Parasoft 製品がインストールされている各マシ ンで次の操作を行います。
デフォルトでは、Parasoft Test は Team Server からの応答を 60 秒間待ちます。60 秒以内に応答 がない場合、タイムアウトします。
タイムアウト時間を延長するには、次の設定を行います。
スタンドアロンの場合: 次の引数を使ってツールを起動します。 -J-Dparasoft.tcm.timeout=[timeout_in_seconds]
プラグインの場合: 次の引数を使ってツールを起動します。 -vmargs -Dparasoft.tcm.timeout=[timeout_in_seconds]
次のデータをコピーして、チームデータをエクスポートすることができます。
チームデータをエクスポートするには、次の操作を行います。
Team Server のチームデータをエクスポートすることは、特に次の場合に役立ちます。
プロジェクト名を変更した後に、リソースデータの設定と抑制情報を確実に利用できるよう、[ パス の再配置を有効化] チェックボックスをオンにし、データをコピーします。
ソース管理システム ( ブランチ) でプロジェクトの新しいバージョンが作成される場合、新しい Team Server ユーザーも作成することを推奨します。この新しい Team Server ユーザーは、この バージョンのプロジェクトについてテストコンフィギュレーション、ルール、抑制情報などのデー タを管理します。
当初、Team Server の新規エリアには現行プロジェクトの情報が挿入されます。 新しい Team Server ユーザーを作成したら、ウィザードを使って現行ユーザーから新規ユーザーに すべてのデータをコピーできます。この構成によって、Team Server は 2 つのバージョンのために 2 つの個別のエリアをサポートします。
今後、一方のバージョンでテストコンフィギュレーション、ルール、抑制を変更しても、もう一方 のバージョンには影響しません。
例えば、個別のフォルダーにチームの成果物を追加するものとします。現在/My Project/src/... に あるすべての成果物を /My Project/... に移動したいものとします。Team Server のデータを失わ ずにこの操作を行うために、/My Project/src から /My Project にデータをコピーできます。