このセクションでは、Windows システム上に C++test スタンドアロン版 ( Eclipse フレームワークを使用) をインストールする方法について説明します。

このセクションの内容

前提条件

システム要件

    1. Windows 7、Windows 8、Windows 10 (x86 互換プロセッサ).
    2. Windows 7 x64、Windows 8 x64、Windows 10 x64、Windows Server 2008 x64 (x86_64 互換プロセッサ)、 Windows Server 2012、Windows Server 2016

ほとんどの場合、C++test は静的解析および実行時テストのタスクを行うために、コンパイラお よびリンカーを起動する必要があります。静的解析と実行時テストでは通常、コンパイル、プログラムのリンクが実行されます。

C++test のすべての機能を利用するには、C++test を実行するマシンに、完全な開発環境とコ ンパイラ ツール チェーンを置く必要があります。

  • インストールおよび初回の実行は、管理者権限を持つユーザーが行わなければなりません。
  • C++test を実行する場合、テスト ワークスペースおよびプロジェクトがあるディレクトリへの書き込み権限が必要です。特に、管理者以外のアカウントを使用している場合、C++test のサンプル プロジェクトを Program Files からユーザー ディレクトリにコピーし、コピーしたプロジェクトに対してテストを実行する必要があります。
  • C++test の CLI 実行ファイル (cpptestcli.exe) は、書き込み権限があるディレクトリから実行するべきです ( なぜなら、作業ディレクトリはテストの後に C++test がレポートを生成するデフォルトの場所だからです)。
  • マシン ID が WIN32-0 の場合、<DRIVE>:\Users\<USER_NAME>\.parasoft\C++test\9.x\license にあるファイルを削除してください。
     

その他の要件

サイレント インストールの詳細については、「インストール中における C++test の事前設定 」を参照してください。

複数の Eclipse のインスタンスで同時に C/C++test を実行する方法については、「マルチユーザー インストール」を参照してください。

インストール

Windows システムに C++test スタンドアロン版をインストールするには、次の操作を行います。

  1. Windows のエクスプローラーで自己解凍ファイルをダブルクリックします。
  2. C++test をインストールするかどうかの問い合わせが表示されたら、[ はい] をクリックし ます。
  3. セットアップ言語を選択します。
  4. ライセンス情報を読み終えたら [ はい] をクリックします。
  5. [ インストール先の指定] で C++test をインストールするディレクトリを選択し、[ 次へ] ボタンをクリックします。
  6. C++test のショートカットを [ スタート] メニューのどこに追加するかを指定します。
  7. [ インストール] をクリックします。

指定のインストール ディレクトリに C++test がインストールされます。

C++test の起動

C++test で正しくコンパイラと makefile 設定を自動検出するには、必要な実行ファイル ( コンパイラ、リンカー、makefile など) を正しく設定する必要があります。「正しく設定」の意味は、コンパイラによって異なりますが、通常は PATH 変数に実行ファイルが含まれることです。

スタンドアロン版 C++test を起動するには、次のいずれかの操作を行います。

Eclipse が起動し、Eclipse のメニュー バーに [Parasoft] メニューが表示されます。表示されない
場合、[ ウィンドウ] メニューの [ パースペクティブを開く] > の [ その他] をクリックし、[C++test] を選択して [OK] をクリックします。


よくあるインストールの問題については「トラブル シューティングと FAQ」 を参照してください。

ライセンス

ライセンスは、集中ライセンス フレームワーク  ([Parasoft] > [ 設定] > [Parasoft] > [ ライセンス]) を介して構成されます。詳細については「ライセンスの設定」を参照してください。