このセクションでは、テスト基盤にデータを取り込む方法を説明します。Parasoft SOAtest および Virtualize に付属の Parabank サンプル アプリケーションを使用し、アプリケーションにプロキシ設定を追加してデータをキャプチャし、データ リポジトリに取り込みます。
まず、Parabank に ParasoftJDBC ドライバーをデプロイして SOAtest/Virualize サーバーへの接続を設定します。Parasoft JDBC ドライバーはアプリケーションと通常の JDBC ドライバーの仲介機能を持つ特別な JDBC ドライバーです。詳細は「Parasoft JDBC ドライバーについて」を参照してください。
<SOATEST/VIRTUALIZE_INSTALL>/proxies ディレクトリを開きます。<WORKSPACE>/ParaBank/WebContent/WEB-INF/lib ディレクトリにコピーします。
ParaBank/src ディレクトリにある jdbc.properties ファイルを開いて下記の設定を指定します。
jdbc.driverClassName=com.parasoft.xtest.jdbc.virt.driver.JDBCProxyDriver jdbc.url=jdbc:parasoft:proxydriver:org.hsqldb.jdbcDriver:@jdbc:hsqldb:hsql://localhost/parabank jdbc.username=sa jdbc.password= |
[Arguments] タブの VM 引数セクションで、すでに設定されている引数に以下の Parasoft JDBC ドライバー フラグを追加します。
-Dparasoft.virtualize.server.url=http://localhost:9080 -Dparasoft.virtualize.group.id=parabank -Dparasoft.virtualize.driver.register.jdbcproxydriver.in.drivermanager=true -Dparasoft.virtualize.driver.proxy.direct=true |

ユーザー自身のプロジェクトでこのチュートリアルを試す場合、いくつかのアプリケーションに Parasoft JDBC ドライバーをデプロイする手順がマニュアルに記載されています。「Parasoft JDBC ドライバーの使用」を参照してください。
このステップでは、データベース クエリーを記録し、それを使用して仮想アセットを作成します。データベース クエリーの記録では、データ リポジトリにデータは追加されません。データをキャプチャするには、リポジトリに接続された仮想アセットにメッセージを送信するなどのアクションが必要です。Virtualize のデスクトップ または CTP で、このステップを実行できます。このチュートリアルでは CTP を使用します。それには、追加の設定が必要です。
CTP で新しいシステム、環境、データベース コンポーネントを作成します。システムは開発基盤を表現するものです。システムには、"回帰テスト" や "統合テスト" など、環境の表現が 1 つ以上含まれています。さらに、テストのニーズに合わせて環境のインスタンスを複数作成することもできます。
システムとは、データベース、サーバー、クライアントなど、複数のコンポーネントが配置されたパレットのようなものです。各コンポーネントのインスタンスには、特定の環境内で使用される構成が含まれています。現実的なシステムには複数のコンポーネントが含まれるでしょうが、このチュートリアルでは、データベース コンポーネントだけを使用してワークフローを表現します。
これで、1 つのデータベースで構成される Parabank という名前のシステムができました。このシステムには Silo 1 環境があります。次に、データベース コンポーネントの複数のインスタンスを追加して、異なる状態を構成します。
コンポーネントは、環境に表示できるオブジェクトの一種です。コンポーネントが役割を果たすには、特定の機能を実行するインスタンスを追加する必要があります。



これで、データベース コンポーネントに対してパススルー モードと記録モードが構成されました。次は、記録を有効化してクエリーをキャプチャします。




次のステップでは、データ リポジトリに接続された仮想アセットを作成し、クエリーに関連するデータをキャプチャします。Virtualize のデスクトップを使用してこのステップを実行します。
JDBC ドライバーを使用してデータベース クエリーを記録したとき、データはキャプチャされません。クエリー テンプレートが作成されるだけです。データベース クエリー テンプレートを使用して仮想アセットを作成し、データ リポジトリとメッセージ レスポンダーを接続してデータをキャプチャします。
ParabankLogin と入力し、[次へ] をクリックします。
ParabankDB と入力します。既存のリポジトリを指定することもできますが、仮想アセットがデータベースを照会したときにキャプチャしたデータで既存のデータが上書きされます。リポジトリは関連するデータ セットの集合です。parabank-login と入力します。データ セットは関連するデータ フィールドの集合です。
仮想アセットは、SQL テンプレートを使用して記録したデータベースのデータをデータ リポジトリに取り込みます。データにアクセスするには、CTP で Test Data モジュールを開き、リポジトリをクリックします。

これで、データベースのデータがキャプチャされたので、今度はデータ リポジトリのスナップショットを作成し、必要な時にいつでもデータを初期状態にリセットできるようにします。



次に、テストのためにリポジトリからデータを取得する仮想データベース インスタンスを構成します。
Test Data を使用して変更を行うことで、リポジトリのデータを格納した仮想データベースが使用されているこをと検証できます。




この時点で、レコードを複製して変更し、API テストおよび手動 UI テストで利用することが可能です。しかし、Test Data のさらに強力な機能を使用して、テスト ライフサイクルのどんなステージにも対応できるよう、テスト データの規模を拡大し、データを変更します。