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デフォルトでは、DTP は静的解析エンジンによって検出された違反の「作成者」に違反を割り当てます。通常はこれで十分ですが、違反に対処するのに最も適した人物を知りたい場合もあります。DTP は、過去に同様の違反に対応したことがある開発者に基づいて担当者を推奨できます。これは、過去に同じような違反に取り組んだことのある開発者であれば、その種の違反に習熟しているはずであり、逆に、その種の違反の経験がほとんどないか、まったくない開発者は、その違反に効果的に対処するのが難しいかもしれない、という考えに基づいています。開発チームの効率を上げたい場合、DTP の推奨事項を使用すると役立ちます。
違反に取り組むべき開発者を DTP に推奨してもらう前に、以前のビルドの修正済みおよび抑制済みの違反を使用して DTP をトレーニングし、そこから DTP が予測モデルを作成する必要があります。違反が多数 (1000 以上) ある場合、またはビルドが多数 (100 以上) ある場合、これには数分かかることがあります。
モデルをトレーニングしたら、フィルター内の違反にそれを適用できます。DTP はモデルを使用して、違反に対処する担当者を推奨します。これにより、チームは重大な違反の修正にすぐに取り掛かることができます。DTP に担当者を推奨させるには、次の 2 つの方法があります。
DTP に担当者を推奨させるには、[優先度] タブの [推奨の取得] をクリックします。
モデルをトレーニング した場合、推奨された担当者が [推奨事項] セクションに追加されます。1 つ以上の前提条件が満たされていない場合、[推奨事項] ラベルの左側に情報アイコンが表示され、マウスポインターを合わせると詳細が表示されます。
フィルターのすべての違反に対する「推奨される担当者」は、[推奨される担当者] 列で確認できます。この列には、DTP がこの違反に対処することを推奨されるユーザーが表示されます。なお、この列はソート可能です。