dotTEST には、ルール マップ エディターという、既存のルールを変更 (「マッピング」)するための Web インターフェイスが付属しています。変更に関する情報は、作業マシンの指定されたルール マッピング ディレクトリにある rulemap.xml
ファイルにローカルに保存されます (詳細については「カスタム ルールおよびマッピングのディレクトリの指定」を参照)。
既存の静的解析ルールの名前、重要度、カテゴリ、ID などの基本的なプロパティを変更し、組織独自の開発ポリシーや目標を達成するのに役立てることができます。たとえば、「全社標準」、「全社セキュリティ ルール」などの会社独自のルール カテゴリを作成し、ビルトイン ルールやカスタム ルールをそのカテゴリにマッピングできます。また、特定の規約に合わせてルールの重要度を変更することもできます。ルール プロパティを変更すると、ルールは「マッピング済み」とみなされます。
ルール マップでルール プロパティを変更すると、ルールの変更は、ビルトイン テスト コンフィギュレーションもユーザー定義テスト コンフィギュレーションも含め、ローカルで利用可能なすべてのテスト コンフィギュレーションに適用されます。 |
このセクションの内容
[Parasoft] メニューの [オプション] をクリックします。
[ルール マップの編集] をクリックしてルール マップ エディターを開きます。
テーブルでルールをクリックし、ルールのプロパティとドキュメントを表示します。
[ルール プロパティ] パネルでは以下のアクションを実行できます。
ルールのプロパティを変更しても、元の値も表示されます。[デフォルト] をクリックすると、ルール プロパティを元の値に戻すことができます (「ルールをデフォルトのカテゴリに戻す」を参照)。
ルール プロパティ パネルの [カテゴリの編集] リンクをクリックし、エディターを開きます。
以下のアクションを実行できます。
[割り当て] をクリックします。選択されたルールが新規カテゴリに割り当てられます。
カテゴリを削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。
現在ルールが割り当てられているカテゴリは削除できません。ルールをデフォルトのカテゴリに割り当て (「ルールをデフォルトのカテゴリに戻す」を参照)、削除対象カテゴリから割り当てを解除してから削除してください。
[カテゴリ] フィールドをクリックしてカテゴリ名を変更します。テキスト フィールドから移動すると、カテゴリ名が保存されます。
カテゴリ名を変更すると、該当カテゴリのすべてのルールに影響を与えます。
ルールをデフォルトのカテゴリに戻すことができます。
DTP ルール マップ エディターで作成したルール マップ (詳細については DTP のマニュアルを参照) など、既存のルール マップ ファイルをアップロードできます。
ファイル名が |
カスタム ルールの作成方法については、Rule Wizard のマニュアルを参照してください (Parasoft の担当者にお問い合わせください)。Rule Wizard はカスタム ルールを .rule ファイルに出力します。.rule ファイルをアップロードしてルール マップ エディターで変更することができます。
[ルールのカスタマイズ] タブをクリックしてカスタム ルールを探し、アップロードされていることを確認します。検索フィールドに入力するか、[複製]、[ID 変更]、[カスタム] フィルターをオンにしてルールをフィルタリングできます。
ルール作成時にルールの説明を追加した場合、説明も表示されます。
Rule Wizard で作成されたルールが複雑な場合、.rule ファイルとともにサブフォルダーが作成され、ルールの拡張が出力されることがあります。そのような場合、.rule ファイルおよび拡張フォルダーを .zip ファイルに圧縮して .zip ファイルをアップロードできます。ファイルは指定した場所 (「カスタム ルールおよびマッピングのディレクトリの指定」を参照) に解凍されて保存されます。
[すべてのカスタム ルールをダウンロード] をクリックすると、ルール マッピング フォルダーのすべてのカスタム ルールをダウンロードできます。 |