このセクションでは、[Virtualize サーバー] ビューについて紹介します。[Virtualize サーバー] ビューは、ローカルまたはリモートの Virtualize サーバー、および、これらの Virtualize サーバー上にデプロイされた仮想アセットやプロキシの管理や通信を行います。このセクションの内容:
[Virtualize サーバー] ビューは、ローカルまたはリモートの Virtualize サーバー、および、これらの Virtualize サーバー上にデプロイされた仮想アセットやプロキシの管理および通信を行います。このビューから、サーバーの起動/停止、イベントのモニタリングの開始/停止、メッセージ プロキシの作成/修正/通信 (たとえば、記録の開始や停止など)、同様に Parasoft JDBC ドライバーの作成/修正/通信 (たとえば、passthrough、 record、 virtualize、 および hybrid モード間の切り替え) を実行できます。リモート サーバーの場合は、リモート Virtualize サーバーとローカル マシン間で簡単にファイルを転送できる [ファイル] フォルダーを提供します。
[Virtualize サーバー] ビューを開くには、[ウィンドウ] > [ビューの表示] > [Virtualize サーバー] を選択します。利用可能なボタンやコマンドの概要については、「Virtualize Server View - GUI Reference」を参照してください。
このビューにある Virtual Assets ノードは、常に VirtualAssets プロジェクトに同期されています。 VirtualAssets プロジェクトが .pva ファイルを含んでいる場合、関連する仮想アセットが自動的にこのビューの Virtual Assets ノードに追加されます。仮想アセットが [Virtualize サーバー] ビューによって階層構造に構成される場合 (「デプロイした仮想アセットの整理」に記載のように)、同じ構成変更が自動的に VirtualAssets プロジェクトに適用されます。
また、サーバー アクセスとライセンスを示すためにアイコンとラベルが使用される点に注意してください。 チームがユーザー アクセス制御を使用している場合、 [Virtualize サーバー] ビューのラベルはユーザーの各サーバーへのアクセス レベルを示します。各アクセス レベルごとに許可されている操作についての詳細は、 「ロール ベースの権限の理解」を参照してください。仮想アセットのモデル化やテストのために設計された Developer Sandbox ライセンスを持っている場合、そのサーバーの印には特別なアイコンが使用されます。
成果物がロックされている場合にもアイコンが表示されます。その場合、ロックしているユーザーとそのアクセス レベルが表示されます。成果物のロックとロック解除の詳細については 「Locking and Unlocking Virtualize Server Artifacts」を参照してください。
ローカル Virtualize サーバーの各々の仮想アセット、メッセージ プロキシ、および JDBC コントローラーのデプロイメントについての設定情報は、ワークスペース ディレクトリ中の個別の XML ファイルに保存されます。XML ファイルの名前はデプロイメント名から自動的に設定され、次のように拡張子が付きます。仮想アセットは .pvadd、メッセージ プロキシは .pmpdd、JDBC コントローラーは .pjcdd です。
[Virtualize サーバー] ビューで実行できる操作についての詳細は、次の関連トピックスを参照してください。
仮想アセットのリフレッシュは、 デプロイされた仮想アセットや VirtualAssets プロジェクトへの変更と [Virtualize サーバー] ビューのツリーが同期されていることを確実にします。
[Virtualize サーバー] ビューをリフレッシュするには、次のいずれかを実行します。
個別の Virtualize サーバーをリフレッシュするには (たとえば、チーム メンバーによって新しく追加された仮想アセットを表示するためなど)、次の操作を行います。
[Virtualize サーバー] ビューのツールバーには、次のボタンがあります。
アイコン | 名前 | 説明 |
---|---|---|
サーバーの開始 | ローカル サーバーを開始します。 | |
サーバーの停止 | ローカル サーバーを停止します。 | |
リフレッシュ | ツリーのすべてのサーバーをリフレッシュします。 | |
サーバーの追加 | [Virtualize サーバー] ビューにリモート サーバーを追加できます。 |
次のショートカット (右クリック) コマンドが [Virtualize サーバー] ビューで利用可能です。
Virtualize では、作業中の成果物を他のユーザーが変更したり削除したりできないよう、成果物をロックすることができます。ロック機能が利用できるのは、有効なユーザー名とパスワードを使って Parasoft CTP によって、それらの成果物をホストしているリモート Virtualize サーバーが認証している場合だけです。また、ロック機能がサポートされるのは次の場合のみです。a) CTP に正常に接続している、および b) CTP が匿名アクセスを許可していない。
ロック/ロック解除機能が利用できるのは、リモートの Virtualize サーバーです (ローカル マシン上にある Virtualize サーバーではありません)。ロック/ロック解除機能は、仮想アセット、メッセージ プロキシ、JDBC コントローラー、およびファイルに適用されます。 ロック/ロック解除機能はデータ リポジトリでも利用できます。詳細については 「リポジトリのロックおよびロック解除」 を参照してください。
認証されたユーザーは、現在ロックされていない成果物をロックしたり、自分がロックしている成果物を修正したり、自分がロックした成果物をロック解除したりすることができます。
管理者レベルのユーザーは、どの成果物でもロック解除できます (どのユーザーがロックしたかは関係ありません)。ただし、他のユーザーがロックしている成果物を変更することはできません。もしもロックされた成果物を変更したい場合は、まずロック解除してから変更する必要があります。
Virtualize サーバーは、サーバーの [設定] > [Parasoft] > [CTP] で指定された認証情報を使用して CTP によって認証します。ユーザーが自分のデスクトップ上のアプリケーションから CTP の認証情報を入力する必要はありません。リモート Virtualize サーバーに接続するための有効なユーザー名とパスワードが指定済みであることを確認してください。
成果物をロックするには、以下の操作を行います。
該当する成果物のアイコンに、鍵のマークが追加されます。ラベルには、この成果物をロックしている自分のユーザー名が表示されます。この時点でこの成果物を変更したり削除したりできるのは、自分だけです。
成果物のロックを解除するには、以下の操作を行います。
バージョン 9.9.3 以前の Virtualize は、ローカル Virtualize サーバーのすべての仮想アセット、メッセージ プロキシ、および JDBC コントローラーについての設定情報をワークスペース ディレクトリの 1 個の XML ファイル (VirtualAssets.xml) に保存しました。
バージョン 9.9.4 以降の Virtualize は、ローカル Virtualize サーバーの各々の仮想アセット、メッセージ プロキシ、および JDBC コントローラーのデプロイメントについての設定情報を、ワークスペース ディレクトリ中の個別の XML "デプロイメント記述子" ファイルに保存します。この変更によって、グローバルに一意な名前を使用する必要がなくなり、以下の操作が行いやすくなりました。
Virtualize 9.9.3 以前のワークスペースを Virtualize 9.9.4 以降で開いた場合、1 個の VirtualAssets.xml ファイルから複数のデプロイメント記述子ファイルへの移行は自動的に行われます。デプロイメント記述子ファイルの名前はデプロイメント名から自動的に設定され、次のように拡張子が付きます。仮想アセットは .pvadd、メッセージ プロキシは .pmpdd、JDBC コントローラーは .pjcdd です。元の仮想アセット、メッセージ プロキシ、JDBC コントローラーの名前に、現在の書式では使用できない文字が含まれる場合、そのような文字は自動的に変更されます。たとえば、asset#3 は asset_3 に変更されます。
移行についてのヒント: