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MongoDB Query Tool は、MongoDB データベースにクエリーを送り、クエリーからの JSON 形式の結果を返します。JSON Data Bank やJSON Assertor などの JSON ツールを「出力」として MongoDB Query Tool に追加して、クエリーの結果を表示したり検証したりすることができます。
このツールは UI またはコマンドラインからインストールすることができます。
設定プロパティ ファイルで、system.properties.classpath プロパティに mongodbquerytool.jar ファイルを追加します。例:
system.properties.classpath=<PATH_TO_JAR>/mongodbquerytool.jar
MongoDB Query Tool は、SOAtest の [テストの追加] ツールからスタンドアロンツールとして追加できます。また、Virtualize のセットアップ アクション ツールとして追加することも可能です。MongoDB Query Tool を実行するには、MongoDB の接続設定と、実行するクエリーの設定が必要です。MongoDB Query Tool をテストスイートに追加したら、出力に任意の JSON ツールを追加できます。
以下の設定を行うことができます。
ホスト | 照会する MongoDB サーバーのホストおよびポートをカンマ区切りのリストで指定します。空の場合、デフォルト値が使用されます。デフォルト値は 例:
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SSL を使用 | MongoDB サーバーに接続するときに SSL を使用するかどうかを指定します。指定しない場合、デフォルト値を使用します。デフォルトは false です。 |
Read Preference | レプリカ セットのどのメンバーに読み取り操作を送信するかを指定します。読み取り設定オプションの詳細については MongoDB のドキュメントを参照してください。デフォルト値は |
Authentication Mechanism | MongoDB サーバーへの接続に使用する認証メカニズムを指定します。次の値を設定できます。
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ユーザー名 | 認証を使用する MongoDB データベースで認証に使用するユーザー名を指定します。 |
パスワード | 認証を使用する MongoDB データベースで認証に使用するパスワードを指定します。 |
認証データベース | 使用する認証データベースを指定します。指定しない場合、デフォルト値を使用します。認証メカニズムに LDAP が指定されている場合、この設定は無視されます。デフォルト値は admin です。 |
データベース | 照会するMongoDB の名前を指定します。 |
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コレクション | 照会する MongoDB コレクションの名前を指定します。 |
クエリー | MongoDB Extended JSON 言語の strict モードでクエリーを指定します (詳細については MongoDB Documentation を参照)。空の場合、デフォルト値が使用されます。デフォルト値は all documents です。 |
プロジェクション | MongoDB Extended JSON 言語の strict モードでプロジェクションを指定し ます (詳細については MongoDB Documentation を参照)。指定しない場合、デフォルト値を使用します。デフォルト値は all fields です。 |
以下のクエリーは、products コレクションのすべての項目を返します。
以下のクエリーは、products コレクションから product id 101 のすべてのフィールドを返します。
以下のクエリーは、products コレクションから product id 101 の sku フィールドだけを返します。
JSON を操作するツールであれば、MongoDB Query Tool に出力として追加することができます。たとえば、JSON Data Bank を追加して結果を参照したり、JSON Assertor を追加して結果を検証したりすることができます。出力を追加するには、以下の操作を行います。
MongoDB Query Tool を実行すると、連結したツールに出力を渡します。必要に応じて (たとえば値の抽出やアサーションの設定など) 複数のツールを連結できます。
この拡張プラグインには以下の更新が行われました。
複数ホストのサポートが追加されました。
接続設定のホストおよびポートは 1 つのフィールドにマージされました。接続ホストおよび/またはポートを定義するスクリプトを使用していた場合、このバージョンにアップグレードした後は、Hosts フィールドを指定する新しいスクリプトを追加する必要があります。詳細については「Connection Settings」を参照してください。 |
このプラグインは、以下のサードパーティのコンテンツを含みます。
その他のライセンスの詳細については、MongoDB Query Tool の licenses フォルダーを参照してください。