このセクションでは、クロス コンパイラの定義を C++test に追加して、プロジェクトで使用する方法について説明します。

このセクションの内容:

カスタム コンパイラが必要なケース

一般的に、カスタム コンパイラの定義が必要なのは次の場合です。

カスタム コンパイラを定義すれば、コンパイラ/リンカーの名前を変更したり、C++test での コンパイラ/リンカーの使用パターンを変更したりできます。

カスタム コンパイラ定義の追加

C++test のインストール状況によって、カスタム コンパイラ定義の推奨する追加方法は異なります。

追加した新しいカスタム コンパイラ定義は、そのコンパイラを使って通常コンパイルしていたすべてのプロジェクトで利用できます。「ターゲット プラットフォームでのテスト ハーネスのビルド」の説明は、適切なコンパイラ定義を使用することを前提としています。これはテスト実行フローの定義の一部です。

C++test にカスタム コンパイラ定義を追加するには、次の操作を行います。

  1. (オプション) カスタム コンパイラ定義ファイルの場所を指定したい場合、[Parasoft] メニューの [設定] をクリックし、[Parasoft] > [コンフィギュレーション] を選択します。そして、[カスタム ディレクトリ] > [カスタム コンパイラ] チェックボックスをオンにして場所を指定します。  
  2. [ファイル] メニューの [新規] > [その他] をクリックし、[C++test] > [カスタム コンパイラ] を選択して [次へ] ボタン

    をクリックします。

  3. [カスタム コンパイラの追加] を選択して [次へ] ボタンをクリックします。  
  4. 次のカスタム コンパイラ設定を指定します。  
  5. (オプション) 新しいカスタム コンパイラのためのコンフィギュレーション ファイルのパスを参照するには、[次へ] ボタンをクリックします。  
  6. [終了] ボタンをクリックします。  

新しいコンパイラ定義を追加すると、 C++test はカスタマイズ可能な一連のコンフィギュレーション ファイルを作成します。

カスタム コンパイラ定義のインポート

指定のカスタム コンパイラの場所にあるカスタム コンパイラ定義は、起動時に自動的にロードされて使用できるようになります。したがって、カスタム コンパイラ定義を「インポート」する方法の 1 つは、カスタム コンパイラの場所にカスタム コンパイラ定義を保存することです。デフォルトでは、カスタム コンパイラ定義は次の場所に保存されます。

<workspace>\.metadata\.plugins\com.parasoft.xtest.checkers.eclipse.core.cpp\compilers

この場所を変更するには、[Parasoft] メニューの [設定] をクリックし、[Parasoft] > [コンフィギュレーション] を選択します。そして、[カスタム ディレクトリ] > [カスタム コンパイラ] チェックボックスをオンにして場所を指定します。

他のユーザーが作成したカスタム コンパイラの定義をインポートすることもできます。次の操作を行います。

  1. [ファイル] メニューの [新規] > [その他] をクリックし、[C++test] > [カスタム コンパイラ] を選択して [次へ] ボタン

    クリックします。  

  2. [カスタム コンパイラのインポート] を選択して [次へ] ボタンをクリックします。  
  3. インポートするコンパイラ定義ファイルがあるディレクトリを指定します (コンパイラ定義ファイルについては「カスタム コンパイラ定義の追加」を参照)。  
  4. [終了] ボタンをクリックします。  

ビルド オプションの設定

カスタム コンパイラを追加したら、プロジェクト設定のビルド オプションを適切に設定する必要があります。

  1. C++test GUI で C++test プロジェクトをロード (または作成) します。  
  2. プロジェクト ノードを右クリックし、ショートカット メニューの


    [プロパティ] をクリックします。  

  3. [Parasoft] > [C++test] > [ビルド設定] を展開します。  
  4. [コンパイラ設定] の [種類] ドロップダウン リストからカスタム コンパイラの名前を選択します。  
  5. リンカー オプションを変更して、カスタム コンパイラを使ってビルドするライブラリをリンカー オプションに追加します。 例:
    変更前: ${cpptest:original_options}
    変更後: ${cpptest:original_options} "C:\cygwin\home\<user_name>\Custom_Compiler\source\target\libcpptestruntime.a"  
  6. [適用] ボタンをクリックしてから [OK] をクリックします。  

ヒント

  • コンパイラの種類の設定は、実際のコンパイラの名前と一致するべきです。  
  • コンパイラのリンカーの設定は、環境に合わせて設定して一貫した設定にするべきです。  
  • マネージド Make プロジェクト、コンパイラ、およびリンカーの設定は、管理プロジェクト設定で指定します。  
  • プロジェクト オプションの設定の詳細については 「プロジェクトとファイルのオプション設定」 を参照してください。