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JUnit Executor ツールを使用すると、SOAtest で実行できる他のさまざまな種類のテストと組み合わせて JUnit テストを実行できます。これにより、テスト環境やテスト データのセットアップ、このツールによる単体テストの実行、モバイル テストの実行など、より広範な一連のイベントの一部として JUnit テストを編成する単一のテスト シナリオを設計して実行することができます。
このツールは、UI またはコマンド ラインからインストールできます。
settings.properties ファイルの system.properties.classpath
プロパティに junitexecutor.jar ファイルを追加します。例:
system.properties.classpath=<PATH_TO_JAR>/junitexecutor.jar
テストのクラス フォルダーまたは jar ファイルに、実行する JUnit が含まれている必要があります。その他の依存ライブラリを jar/フォルダーにインクルードしたり、システム プロパティに追加したりできます。ツールは、まず jar/folder をチェックし、必要に応じてシステム プロパティをチェックします。
ウィザードを使用して、スタンドアロン ツールとして JUnit Executor を追加できます。
(オプション)このツールから JUnit の値を動的に変更する場合は、目的のキーと値のペアをセミコロンで区切って [データ] フィールドに入力します。
これらの変数には、Java の System Properties オブジェクトを使用して JUnit ソース コード内からアクセスできます。例:
String lastName = System.getProperty("lastName") |
(オプション)このツールから JUnit の値を動的に変更する場合は、目的のキーと値のペアをセミコロンで区切って [データ] フィールドに入力します。これらの変数には、Java の System Properties オブジェクトを使用して JUnit ソース コード内からアクセスできます。例:
String lastName = System.getProperty("lastName") |
実行の詳細および結果については、[コンソール] ビューにレポートされます。また、テストの失敗が検出された場合、品質タスク ビューにレポートされます。
com.parasoft.api パッケージをプロジェクトにインポートしてアプリケーション コンテキストにアクセスすると、SOAtest が JUnit テスト実行からのメッセージをコンソールにレポートできるようになります。
Application.showMessage("this displays in the console"); |
<SOATEST_INSTALL>/plugins/com.parasoft.ptest.libs.web_<VERSION>/root/
ディレクトリにある com.parasoft.api.jar ファイルを Java プロジェクトのクラスパスに追加して、リソースをインポートします。
SOAtest の出力を JUnit Executor にアタッチして、JUnit のテスト出力からデータを取得し、そのデータを他のテストで使用することができます。保存する値を指定するよう JUnit を設定し、Executor ツールの JUnit Output に適切なツールを連結する必要があります。データは XML フォーマットで連結されたツールに渡されます。たとえば、Diff ツール、XML Assertor、または XML Data Bank ツールにデータを送信できます。
JUnit はアプリケーション コンテキストにアクセスし、custom_tool_junit_output
キーの下にある標準的な Java Map に必要な値を格納する必要があります。JUnit Executor ツールは、保存されたマップのアプリケーション コンテキストをチェックし、ツールの "JUnit Output" 出力に渡される XML に変換します。マップのキーおよび値は文字列でなければなりません。
アプリケーション コンテキストにアクセスするには、「Reporting Messages from JUnit Test to Console」の説明に従って com.parasoft.api パッケージを JUnit にインポートします。
XML データを処理するツールに JUnit テストの出力データを送るには、次の操作を行います。
この例では、multiplyResult
および sumResult
JUnit オペレーションの値を XML データバンクに保存し、その値を後続のテストで使用できるようにします。次の手順が実行されます。
@Test public void testExample() throws Exception { int multiplyResult = 8 * 8; int sumResult = 8 + 8; // Create map representing name-value pairs for XML Map<String, String> map = new HashMap<String, String>(); map.put("multiplyResult", String.valueOf(multiplyResult)); map.put("sumResult", String.valueOf(sumResult)); // Get the Parasoft Scripting Context ScriptingContext context = Application.getContext(); // Place the map in the context with the custom_tool_junit_output context.put("custom_tool_junit_output", map); } |
このテストを実行するように構成された JUnit Executor ツールを追加し、 XML Data Bank ツールを JUnit の出力に追加します。
どの値を抽出して他のツールで使用するかを指定します。マップのコンテンツは、JUnit の出力に添付されたツールに渡される XML ドキュメント内の <root>
要素の下に表示されます。この例では、値アサーション ツールが追加されました。
このプラグインは、以下のサード パーティのコンテンツを含みます。
その他のライセンスの詳細については、Parasoft Burp Suite Extensions の licenses フォルダーを参照してください。