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Data Bank ツールを構成するには、次の操作を行います。
[XPath] フィールドをクリックし、XPath ビルダーを使用して抽出対象の要素を指定します。詳細は「XPath の指定」を参照してください。
[抽出] の設定は [カスタム列名] のままにします。SOAtest デスクトップで作成された Data Bank ツールを編集している場合、その他のオプション ([書き込み可能なデータ ソース] 列および [スイート変数]) も表示される場合があることに注意してください。CTP を使用して既存の設定を [カスタム列名] に変更できます。
[列名] の下に、値の抽出先となる「カスタム列」の名前を指定します。この名前は、テスト シナリオ内で抽出された値を参照する際に使用されます。たとえば、systemID という名前のカスタム列に値を抽出するとします。
${systemID}
を使って、抽出した値を後で参照できます。
テキスト コンテンツ、要素全体、またはすべての子ノードのうち、どれを抽出するかを指定します。
[テキスト コンテンツ] を指定すると、選択された要素のテキスト コンテンツが抽出されます。たとえば、 XPath/Parent は VALUE を出力します。 [要素全体 ] はXPath 全体を出力します。たとえば、 XPath/Parent は すべての子ノード は、選択した要素のすべての子ノードを抽出します。 |
URL Data Bank は、Service Virtualization にだけ適用され、Parasoft Virtualize 9.10.2 以上を必要とします。 このツールを利用すると、REST URL から以下の値を抽出し、データ バンクに保存することができます。
値を連結することで、複数回出現するパラメーターを抽出できます。このツールは、CTP では Message Responder にだけ利用できます。
以下のオプションも指定できます。
Data Generator Tool は、数値、文字列、日付などのデータをデータ ソースまたはテスト スイート変数に保存し、後で他のツールが使用できるようにします。詳細については SOAtest/Virtualize マニュアルの「Data Generator」を参照してください。
以下のフィールドを使用して文字列の生成方法を設定します。
文字列の構造を定義します。以下の特殊文字を使用してパターンを定義します。
# | ツール実行時に数字 0-9 に置き換えられます。 |
& | 文字マップで定義された文字に置き換えられます。 |
\ | #、&、および他の \ をエスケープし、これらの文字が生成された文字列にそのまま含まれるようにします。 |
情報アイコンをクリックすると、文字の簡単な説明が表示されます。
動的な生成パターンを使用したい場合、パターン フィールドのスクリプト アイコンをクリックし、ドロップダウン メニューから言語を選択します。
入力フィールドにスクリプトを記述します。
再び静的なパターンに切り替えるには、パターン フィールドのドロップダウン メニューから [固定] を選択します。
文字をパターン文字にマッピングする方法を指定します。固定に設定したときのデフォルト値は、印刷可能なすべての ASCII 文字、0x20 (スペース) から 0x7e (~) です。
数値ジェネレーターを利用すると、最小値と最大値の間の数値をランダムに生成したり、小数位の数を設定できます。負数もサポートされています。
最小、最大、小数点桁数の値に Fixed を設定し、空のままにした場合、次のデフォルト値が使用されます。
最小 | 0 |
---|---|
最大 | 2147483647 |
小数点桁数 | 0 |
ツールは、まず指定された最小値と最大値の間の数値を 1 つ生成します。次に、指定された小数点桁数に従って数値が丸められます。
小数点桁数には、最大値または最小値として指定した値の小数点桁数以上の値を指定する必要があります。そうでない場合、数値が丸められたとき、指定された範囲外の値が生成される可能性があります。
次の例では、ツールは指定された範囲外の値を生成する場合があります。
ユーザー定義: 特定の開始日、フォーマット、タイム ゾーン、ロケールを指定する場合、このオプションを選択します。
固定値を使用するよう設定しているが、フィールドが空白である場合、日付/時刻は生成されません。次の例は、さまざまな開始日およびフォーマットの指定方法を示しています。 |