このセクションでは、既存のソース管理システムを使ってプロジェクトおよび関連するテスト資産を共有する方法について説明します。
このセクションの内容:
主要なプロジェクト成果物は ASCII 形式です。そのため、ソース管理によってプロジェクト成果物を管理したり、並行開発環境で複数のチーム メンバーが変更をマージしたりするのが容易になります。
ソース管理システムを使ってプロジェクトおよびテスト資産を共有するには、次の操作を行います。
他のチーム メンバーは、ソース管理システムからチェックアウトすることでプロジェクト ファイルにアクセスできます。
一時的なデータ/ファイルはプロジェクトと共にチェックインしないでください。一時的なデータ/ファイルとは、インストゥルメントされたソース、コンパイルされたオブジェクト、リンクされたテスト用実行モジュール、自動生成ヘッダー ファイルなどです。デフォルトでは、一時ファイルは.sln または .vcproj ファイルと同じレベルにある .cpptest ディレクトリに作成されます。 - 一時ファイルはソース管理に格納するべきではありません。C++test は必要に応じてこれらのファイルを自動的に再生成できます。さらに、一時ファイルは絶対パスなどの共有不可能な情報を含んでいる場合があります。 - 現在、一時データをプロジェクト内に格納している場合、 『C++test ユーザーズ ガイド』の説明にあるように、C++test 一時ファイルの設定を変更してください。 |
適切な xxx.sln /xxx.vcproj ファイルを開くことによって、チェックイン/チェックアウトしたプロジェクトをインポートできます。プロジェクトの構造への変更 (たとえば新しいスタブ ファイルや新しいテスト ケース フォルダーの追加など) は、元のユーザーの xxx.vcproj ファイルに保存されます。