C++test では、デバッガーを使ってテスト ケースをステップ実行し、コードの内部の状態を詳しく検証できます。たとえば、どのように C++test が予想外の出力を取得したのか、なぜテスト ケースが失敗したのかを詳しく知りたい場合などにテスト ケースをデバッグします。このとき、ユーザーが自分でコードにブレークポイントをセットする必要はありません。ユーザーが選択したテスト ケース関数の先頭に C++test が自動的にブレーク ポイントをセットします。
このセクションの内容
Visual Studio IDE でのデバッグを有効にするには、次の操作を行います。
このセクションでは、ネイティブ開発環境でテストをデバッグする方法について説明します。組込み環境でテストをデバッグする方法については 「テスト ケースのデバッグ 」 を参照してください。
使用している Visual Studioのデバッガーを使ってテストを実行するには、次の操作を行います。
コード エディターでテスト ケースの関数名を選択します。
[クラス] ビューでテスト ケース関数を選択します。テスト ケース関数は、オリジナル ソースに対応するクラスの下ではなく、Testsuite クラスの下にあるので注意してください。
ビルトインまたはカスタムの Debug Unit Tests テスト コンフィギュレーションを実行します。たとえば、選択対象を右クリックし、[Parasoft] ショートカット メニューからテスト コンフィギュレーションを実行します。適切なデバッガーが起動し、選択した各テスト ケース関数の先頭でブレークポイントが自動的に設定されます。
標準のデバッガー機能を使ってテスト ケースをステップ実行します。
|