このレッスンでは、アプリケーション検証および実行時エラー検出をカバーする演習を行います。C++test でのアプリケーション検証と実行時エラー検出の詳細については、「実行時エラー検出」の章を参照してください。
このセクションの内容
C++test の実行時エラー検出は、アプリケーション レベルで、または単体テスト中に実行できます。実行時エラー検出は動的なコード解析を行います。つまり、動的ルールのセットを適用し、ルール違反をレポートします。メモリ アクセス エラー、メモリ リーク、メモリ破壊などのメモリー エラーを検出できます。実行時エラー検出を行うためのインストゥルメンテーションは軽量であり、組込みシステムのターゲット ボードでの実行に適しています。
C++test はインストゥルメントされたバージョンのアプリケーション実行ファイルを準備します。選択されたコンフィギュレーションに応じて、カバレッジ 統計およびアプリケーション実行中に発見されたメモリ エラーのどちらか、あるいは両方がレポートされます。
以降の演習の準備として、「C++test プロジェクトの作成 - チュートリアル」で説明した手順に従って、新しくコピーした Sensor サンプル コード ( [C++test install directory\examples\Sensor]
) でプロジェクトをセットアップする必要があります。GNU/ホスト ベースのテストの詳細については、以下を参照してください。
C:\C++test\Tutorial\SensorEclipseGnu\Sensor
.Makefile
および sensor.c
を新しいプロジェクト ディレクトリにコピーします。これらのファイルは [C++test install directory\examples\Sensor]
にあります。cpptest
」と入力して C++test を起動します。C:\C++test\Tutorial\SensorEclipseGnu\workspace
Sensor
」と入力します。C:\C++test\Tutorial\SensorE-clipseGnu\Sensor
関連付けられたパースペクティブを開くかどうかを訊ねるダイアログが表示された場合、好みに合わせて選択してください。C/C++ パースペクティブでも C++test パースペクティブでも操作できます。