このチュートリアルでは、まず C/C++test を紹介し、その後、サンプル アプリケーションで C/C++test を使用して静的解析、単体テスト、実行時エラー検出を行う方法を説明します。
すべてのレッスン
プラットフォームに適した、サポートされるコンパイラがインストールされていること。
一部のレッスンではこの他にも前提条件があります。レッスン固有の前提条件についてはそのレッスンの先頭で説明しています。
適切なコンパイラ構成が非常に重要 ほとんどの場合、C/C++test は静的解析および実行時テストのタスクを行うために、コンパイラおよびリンカーを起動する必要があります。静的解析と実行時テストでは通常、コンパイル、プログラムのリンクが実行されます。 |
チュートリアルの演習では ATM サンプル アプリケーションのコードをテストします。このサンプル アプリケーションは ATM の動作を単純に模倣したものであり、銀行口座にアクセスして現金の入金/引出しを実行し、残高をチェックできます。
ATM サンプル アプリケーションは次のファイルから構成されます。
ATM サンプル アプリケーションの UML モデルは次のようになります。
ATM プロジェクトのマスター ソースは <C/C++test install directory>/examples/ATM にあります。このディレクトリには、ソース ファイル、GNU gcc 対応の Makefile、および Visual C++ プロジェクトがあります。このソース コードに対して C++test プロジェクトを作成する方法については、「C++test プロジェクトの作成 - チュートリアル」で説明します。
チュートリアルを開始する前に、元のサンプルのコピーを必ず作成してください。 そうすると、ソース ファイルを変更しても、インストール ディレクトリのサンプルは元のままです。 |
次の図は C/C++test スタンドアロン版の一般的なビューです。 スタンドアロン版と Eclipse プラグイン版のレイアウトは同じです。 左側にプロジェクト ファイルが表示され、右側にエディターが表示されます。下部には各種のタブまたはビューが表示されます。タブはそれぞれタブのラベルに関連する情報を表示します。
プロジェクト エクスプローラーではプロジェクトを参照したり、テストするリソースを選択したりできます。
C/C++test では、ユーザーインターフェイスのデフォルト レイアウトを設定できます。 それにはパースペクティブとビューを利用します。
ビューの表示/非表示を切り替えるには、次の操作を行います。